■ 梅花文学賞 俳句 ■
【一般の部 秀逸】
 
大釜にうどんのたぎる炎天下
渡邉 理子 61 (東京都 府中市)
 
暁冴ゆるかたぶきて鋭き残り月
堀野 一郎 75 (静岡県 沼津市)
 
雪見たくひねもす雪見て旅三日
木村 亮 56 (神奈川県 横浜市)
 
稲妻や北山杉の鉾尖がる
岡本 久夫 60 (愛媛県 松山市)
 
あづかりし稚とおろがむ今日の月
伊賀 和子 66 (静岡県 浜松市)
 
片蔭や迷路の涯の風の声
渡辺 幸子 52 (静岡県 金谷町)
 
村中がまだ永き日の会話かな
小山 知里 30 (広島県 三次市)
 
濁酒影曳いて行く余生かな
作山 大祐 57 (神奈川県 横浜市)
 
見てあれば蟇が出てきて月が出て
内田 孝子 65 (静岡県 富士宮市)
 
露けしやぎこちなくおく訃の電話
有永 克司 41 (埼玉県 朝霞市)