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更新日:
2008年6月28日
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花火を科学的にみると、炎色反応です。高校の化学の時間に、リーアカナキケイムラ、ドウセイカルトウスルモクレナイバリョク(リアカーなきけい村、どうせ借るとするもくれない馬力)という呪文みたいな言葉を覚えさせられた憶えはないですか?
白金線に金属の塩化物をつけ、ガスバーナーの中に入れると、金属特有の色が出ます。先ほどの呪文は、その憶え方で、リチウムは赤、ナトリウムは黄色、ケイ(カリウム)は紫、銅は青、カル(カルシウム)は橙色、スル(ストロンチウム)は紅(くれない)、バリウムは緑です。これらを利用して、花火は様々な色を出しています。
最近では、赤、緑、青、黄色以外に、紫やレモン色などの中間色を見ることができますが、これらは色が出る金属塩(色火剤)を混ぜ、配合比を変えることで実現しています。
・花火の種類
菊、八重芯菊(やえしんぎく)、冠菊(かむろぎく)、牡丹、菊花残光などの割物花火があります。菊は、星が「引(ひき)」という弱い炭火の尾を引きながら飛散し、最後に発光します。 八重芯菊(やえしんぎく)は、大きな菊の花の中に複数の花芯が現れるものです。冠菊(かむろぎく)は、途中で光が消えないで、地上近くまで落ちてくるものです。牡丹(ぼたん)は、尾を引かないで、最初から色火がでるものです。
・花火の仕組み
花火玉の中には、親星(開いた時に花びらのように見せる薬剤)、芯星(開いた時に花の芯のように見せる薬剤)が入っており、これらの中にいろいろな金属塩を混ぜ合わせて発火させると、花火の様々な色が見られます。
この他に、割薬(皮を爆破して、星を四方八方に飛ばすための火薬)や、点火薬と、それに連なる導火線から成っています。花火玉は、打ち上げ筒のなかに入れられ、筒の上から火の付いた点火用具をいれるか、コンピューター制御された発火装置で打ち上げ用火薬に火がつけられて、打ち上げられます。この時、同時に花火玉の導火線にも火がつき、上空で爆発します。この爆発は、酸化剤として過塩素酸カリウムとか、硝石を混ぜておくことで達成されます。
・花火の音
打ち上げ花火の音は、雷薬という火薬の爆発音です。これには昔から赤爆(あかばく)と呼ばれる火薬が使われてきました。
「笛」という花火は、笛の音を出しますが、これは玉に口を開け、そこから発生したガスを噴出させて音を出す仕組みです。音を出す花火として、ブンブンとうなり声を上げる「蜂」というのもあるそうです。
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