もっと教えて!! 経鼻内視鏡

 Q1:鼻から内視鏡を挿入したら鼻が痛くなりませんか?鼻血は大丈夫?
患者
A1:ゼリーを付けながら、ゆっくり丁寧に挿入しますので多くの患者さまの場合は大丈夫です。しかし小柄な女性など鼻道が狭い患者さまや、鼻炎などで鼻粘膜が赤い患者さまでは痛い場合があります。鼻血は血管を縮めるスプレーを最初にいたしますので沢山出血することは極めて稀です。
 
 Q2:本当に「おえっ」と嘔吐反射は起こりませんか?
  A2:嘔吐反射を起こす舌根(ぜっこん)に内視鏡が触れませんので「理論上・解剖学的には」起こりません。ただ心理的には生じる可能性がありますので不安の強い患者さまには安定剤を注射して楽に行います。
   
 Q3:経鼻内視鏡は画質が良くないと聞いたのですが・・・大丈夫?
  A3:進歩著しい最新の「経口の」超高画質の内視鏡器機と比べると画質は確かに今一つです。ですが、実際に多くの施設で現役機種として使用している1〜2世代前の機種と比べれば画質に遜色はそれほど有りません。1件あたり経口内視鏡検査よりやや長めの6〜7分の時間をかけ、写真を3割増しで撮影することで病変の見落としをふせいでいます。
   
 Q4:通常の内視鏡検査より費用がかかるのでしょうか?
  A4:同じ費用です。
   
 Q5:それでは経鼻内視鏡には弱点は無いのですか?
 

A5:内視鏡を反転させて胃の入口(噴門)部分の細胞を取ったりするのが苦手です。また十二指腸にある胆管・膵管の出口の乳頭部の観察も苦手です。ただ術者の技術である程度カバー出来ます。
検査時に「たまたま」胃潰瘍などから出血していた場合に「止血処置」等を行うことが出来ません。(内視鏡径が細く、処置具が中を通らない為)

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