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免停? 免取り? どっちになるの?


「捕まっちゃった! 私は免停? 免取り?」
 と、おろおろする人がたいへん多いです。捕まってから心配しても遅いわけですが、まあ、人間とはそんなものなのかもしれませんね、私も含め。この機会に基本的な知識を身につけておきましょう。

【点数、処分、特例】
 点数制度による行政処分に該当するか、処分の重さはどれくらいになるか。それは、累積点数と、処分を受けた前歴の回数とによって決まります。
 決まるというのは、ある処分の基準に達する、という意味です。必ず基準どおりに処分されるとは限りません。そのあたりは「意見の聴取」についてのFAQなどをお読みください。基準より重く処分されることはありません。
 また、一定の免許期間、無違反だと、点数や前歴がカウントされなくなる特例があります。

1、その違反の点数は何点か
2、その事故の点数は何点か
3、何点でどんな処分の対象とされるか
4、どんな特例があるか

 これらについては、各都道府県警のホームページに表や説明があります。いくつか挙げておきます。

警視庁違反点数の表事故点数の表処分の基準表
神奈川県警(特例の説明、処分の基準表、点数の表)
愛知県警(付加点数の表、処分の基準表、特例の説明)
宮崎県警(処分の基準表、付加点数の表)

 以下、いくつか解説しておきます。

【特例における免許期間とは】
 特例における「免許期間」とは、免許を受けていて運転できる期間のことです。停止処分者講習(いわゆる短縮講習)を受けても受けなくても、停止期間中は運転できませんから、「免許期間」には含まれません。

【特例における0点、0回とは】
 この特例は、処分するに当たって過去の点数や前歴をどう扱うか、というものです。0点、0回になっても、過去の点数や前歴が記録から抹消されるわけではありません。

【同時に2つの違反がある場合】
 その場合、点数が大きいほうの違反(同じ場合はどちらか一方の違反)の点数が登録されます。
 ただし酒気帯びの場合は、「酒気帯び点数」になります。酒気帯び点数は、検査値が0.25mg未満か以上かで、また酒気帯びと同時に行った違反が何かで、異なります。上記URLなどの点数表でご確認ください。

【いわゆる事故点数】
 付加点数(いわゆる事故点数)は、道路交通法施行令の 「別表第二」の「二 違反行為に付する付加点数(交通事故の場合)」という表にあります。
 警察のHPにある表は、それを若干または大いに簡略化したものが多いようです。

 事故点数は「付加点数」とされるとおり、違反点数(「基礎点数」)に付加する形でしか累積されません。事故が起こって相手が死傷しても、加害者とされる運転者に違反がなければ、事故点数はつきません。
 しかし、違反がなくても、「事故で死傷があったのだから、加害者には事故点数をつけなければならない。死傷していない方、またはケガの程度が軽いほうが加害者だ。事故点数をつけるために何らかの違反点数(たいてい安全運転義務違反)をつけよう」ということがありがちです。ご注意ください。

【ひき逃げなどの付加点数】
 措置義務違反道路交通法72条違反)にも点数があります。「物の損壊に係る交通事故を起こした場合における法第72条第1項前段の規定に違反する行為」(いわゆる当て逃げ)は5点。「人の死亡又は傷害に係る交通事故を起こした場合における法第72条第1項前段の規定に違反する行為」(いわゆるひき逃げ)は23点です。
 これも付加点数です。72条は、事故を起こした車の同乗者にも適用されますが、同乗者は運転しておらず違反がないので、したがって付加点数はつきません。

 危険運転致死傷(刑法第208条の2)は、45点です。

【さまざまな講習】
 免許停止処分を執行された場合、「停止処分者講習」(いわゆる短縮講習)を受ければ停止期間が短縮されます。講習の料金、短縮される期間などについては、各警察のHPにあります。講習はどこで行われるのか、ということもありますので、お住まいの都道府県の警察のHPを見るといいでしょう。
 同じ点数をもとに、「違反者講習」「初心運転者講習」というものもあります。宮城県警のHPなどで、それぞれわかりやすく解説されています。

 

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