04/1/2up 05/2/10更新 05/11/05更新  2010/8/2更新  

 

警察に苦情を言いたい

「違反自体については反省し、反則金(または略式による罰金)を払った」
「反則金は納付しなければならない(略式に応じるより道がない)と思い込んで反則金(罰金)を納付してしまった」
 ……けれども、
警察官の言動などがどうしても許せない!!
 という方がよくいます。

 現在、都道府県公安委員会への「苦情申出制度」というものがあります。
 詳しくは『最新版 なんでこれが交通違反なの!?』のQ009で書きましたが、文書で申し出ると、文書で回答がきます。この制度は、警察法79条によります。

(苦情の申出等)
第七十九条
 都道府県警察の職員の職務執行について苦情がある者は、都道府県公安委員会に対し、国家公安委員会規則で定める手続に従い、文書により苦情の申出をすることができる。
 都道府県公安委員会は、前項の申出があつたときは、法令又は条例の規定に基づきこれを誠実に処理し、処理の結果を文書により申出者に通知しなければならない。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。
一 申出が都道府県警察の事務の適正な遂行を妨げる目的で行われたと認められるとき。
二 申出者の所在が不明であるとき。
三 申出者が他の者と共同で苦情の申出を行つたと認められる場合において、当該他の者に当該苦情に係る処理の結果を通知したとき。

 警察への苦情には「24時間、頭の中の思考まで盗聴するのはヤメろ」みたいなタイプがけっこうあるそうです。私のもとへもそうした“苦情”がときどき寄せられます。
 そこまでいかなくても、なんというのでしょう、制服の警察官と対峙することは日常あまりないせいもあってか、あるいは取り締まりをなんとかチャラにしたいという思いもからまるからなのでしょうか、ふとしたことから感情的な怒り・憎悪を爆発させ、自分は正義の被害者(警察=悪の加害者)ゆえに何をやっても許されるのだとばかり、自分のひどい言動は隠して、警察官の言動を膨らませたりつくったりしてひどく見せ、といったことに程度の差こそあれ陥っている方もおいでのように思われます。そんなのはつまりません。
 苦情申出を行なう前には、とりあえず頭を冷やし、よく考えてみることを私としてはお薦めします。

 東京都公安委員会への苦情申出の件数等については、参考記事ちゃんと不服を伝える運転者は0.1%未満!!」に書きました。

 それから、05年11月に私は警視庁で、「05年9月9日の公安委員会に報告された12件の苦情処理について調査結果がわかる文書(苦情処理票を含む)」という文書の開示を受けました。墨塗りだらけですし、内容もそのまま信用できるかわかりませんが、そんなことはともかく、けっこう何枚にもわたる「調査結果」でした。

 そうした制度を利用して、警察側の公的な見解や認識を、まずは聞いてみてはどうでしょう。手数料等はかかりません。

 

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