02/7/16更新 07/8/27更新

免許を失効させたら免停処分はどうなる?

 免許証は、満了日をすぎると失効します。
 しかし、その後6ヶ月間は「うっかり失効」ということで学科試験、実技試験免除で同じ免許をまた取得できます。

 それで、免停処分は免許証についてまわるはずだから、わざと「うっかり失効」させて前の免許証を失効させ、新たに取得すれば免停は消えるのではないか、という声がよく聞かれます。
 かつて、全国的にまたはどこかの都道府県で、そういうことがあったのかもしれません。

 しかし現在は、まぁどのケースでも絶対にと断言まではできませんが、そういうことはないようです。
「行政処分は、その運転者の危険性の高さを問題にするのであって、途中で失効しようが、外国の免許に切り替えようが、処分の対象であることはその運転者についてまわる」
 というのが警察の見解です。
 処分は「免許証についてまわる」のではなく「人についてまわる」ということです。

 免停の基準に達していながら免停処分を受けずに、免許証を失効させたのち、再取得しようとする人に対して、警察は、免許証の交付を保留する処分、つまり「停止処分」ではなく「保留処分」をすることができます。
 また、免許証を交付したあとで、その運転者が免停処分の基準に達していることがわかった場合、あとから免停処分を執行することもできます。

 ところで、「失効させると前歴がゼロになる」「ウソだろ」「俺はゼロになった」「俺はダメだった」という話があるのですが、じつはそれ、あるケースをつうじて、ある場合においてはウソではないことがわかりました。
 ただ、まったく合理性のない不可解な話で、法的根拠もさっぱりわかりません。詳しくは『改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?』のQ101をどうぞ。

 また、最近、ある裁判を傍聴中に、「いったん失効させれば、とにかく取消し処分だけは受けずにすむのか?」と思えることがありました。ただしこれは、本当はそんなことはないのだけれども検察官の言い方が正確でなかった、という可能性があり、もしかしたら私のメモが誤った可能性も否定しきれず、定かではありません。

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