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2004/10/8up  2006/3/7更新 2011/2/14更新

不起訴になるコツは?

 

「どうすれば不起訴になる? 不起訴になるコツは?」
 とのお尋ねをいただくことがよくあります。
「誰でもこのスイッチを押せばピンポーンと不起訴になる」
 という都合のよいものはないかと思います。
 ただ、私は30年近く、交通違反のことばかり取材・研究してきました (ここ数年は交通違反以外の裁判もよく傍聴していますが)。
 多くの実例をみてきて、「少なくともこれだけは言えるんじゃないか」ということはあります。ヒントになり得るもの、でしょうか。
 交通違反についての最新刊『最新版 なんでこれが交通違反なの!?』(草思社・2010年7月発行)で、「
どうすれば不起訴になる? コツはある?」として書きました。
 『交通違反・裁判まるわかり』(小学館文庫・2000年5月発行) では10数ページにわたって書いており、そちらの小見出しはこうです。

◆普段から安全運転を心がける
◆自分に理があるのか、よくよく考えてみる
◆警察への反感は捨てる
◆出頭はすっぽかさない
◆主張の一貫性を保つ
◆安全運転者であるということ
◆法律論に巻き込まれない
◆ウソはつかない
◆事実とちがう調書にはサインしない
◆自分で書いた書面を持参する
◆書面を郵送する
◆検察官に人物を見せる
◆正式な裁判をおそれない

 ここでひとつだけ述べておきますと、1回の出頭で検察官を論破し謝罪させよう 、などと意気込む運転者が少なくないように見受けられますが、そんなことは思わないほうがいいでしょう。
 検察官はプロなのです。交通違反で出頭してきた者を含め、多くの被疑者を相手にしています。まったく素人である側は、まずプロの話をよく聞 ことが大事でしょう。素人にとって難しい話で忘れそうならメモし(メモされることを嫌がる検察官はよくいますが)、わからないことは尋ね、それからよく考えようとする 姿勢は大事かと思います。略式に応じるか、直ちに結論が出なければ、いったん帰宅し、頭を冷やしてよく考え、また出直す、日程については誠意をもって交渉する 、そういう真摯さが大事だろうと思います。

 

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