| 第1話 『16の星と月が巡る日』 |
(4/20放映) |
| [脚本…大橋志吉/絵コンテ…青木佐恵子/演出…亀垣 一/作画監督…本橋秀之] |
| [御景妖…かかずゆみ/十夜…小西克幸/御影明…千葉進歩/御景各臣…杉田智和/祖父…納谷六郎/父…安井邦彦/母…日野由利加/おじいちゃん…小杉満/女の子…永島由子/占い師…児玉孝子/男…高瀬右光/男子生徒…平川大輔/女子生徒…安田美和 伊藤栄味子] |
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From: Keita Ishizaki <keitai@fa2.so-net.ne.jp>
Newsgroups: japan.anime.pretty,fj.rec.animation
Subject: Ayashi no Ceres #1 (4/20)
Date: Sun, 23 Apr 2000 21:05:05 +0900
Organization: BIGLOBE dial-up user
Lines: 221
Message-ID: <8duotk$2s3$2@meshsv230.tk.mesh.ad.jp>
石崎です。
スレッドも無いようですし、かねてからの予告通り妖しのセレスの記事を書い
てみます。
書き続けるかどうかは、作品の今後の出来次第。
元々、「ふしぎ遊戯」が好きだったので、この作品には期待していました。
原作は単行本1巻しかまだ読んでいませんので、原作ファンの方から見ると、
ボケた事を書いているかも知れませんが、ご容赦を。
妖しのセレス 第1話 『16の月と星が巡る日』の感想など
特に注の無い限り、台詞部分は本編よりの引用となっております。
では、改ページ。
【全体を通しての雑感】
原作者もふしぎ遊戯ならば、アニメスタッフもふしぎ遊戯という事で、ギャグ
部分も含めた絵柄やあんまりいやらしくならない程度のお色気は健在で、嬉しい
限り。ふしぎ遊戯の時は、回によって作画が乱れたのですが、衛星でそれは無い
…と思いたいです。
ふしぎ遊戯同様、何だかお話も主人公にとってかなり辛い展開な気がします。
ふしぎ遊戯では、親友が敵に回る展開だった気がしますが、今回は自分の親族が
敵に回るのでしょうか。
原作がかなり先の方まで進んでいるので、原作を大きく動かす事は難しいと思
いますが、細かい部分で原作の微修正が行われているのを感じました。
次回予告を見ても、一部展開を差し替えている気がします。ここら辺の描き方
の違いに、アニメスタッフの心意気を感じたりするので、そこら辺を着目しよう
と思います。
私は原作単行本第1巻を読んでから見たのですが、全く読んでおられない方は
どう感じられたのでしょうか…。
【内容の詳細】
★冒頭
「帰れなくなった天女はな、泣く泣くその若者のお嫁になったんじゃ」
「お嫁さん? 天女さんは、その人を好きになったんだ」
「ハハハ…それは判らんな…」
冒頭、幼女とお爺ちゃんが縁側で「天女の羽衣」の話をしています。
このシーン、妖と祖父だと思ったのですが、ED見るとおじいちゃんに声優が
別に用意されているところを見ると、どうなのでしょうか。
原作冒頭にはこのシーンは無いようです。
★不吉な予言
占い師 「16の星と月が巡った日。定めの時はやって来る。見えるのは血と怒
りと悲しみ。この世の全ての均衡の崩壊。あなたはこの先、暗黒の星に支配を受
ける事になります。それを光と闇、いずれにするかは、あなたが持つ、強大な生
命の力次第」
原作の冒頭シーンです。作品冒頭で、主人公が不吉な予言を受けるというのも
割と良くありそうなパターンです。にしても、この占い師も何だか妖しい雰囲気
を漂わせていますが、作品に関わる事とかあるのでしょうか。
★更科高校の歌姫
明 「でも、こうも言ってたろ。あなたを助ける運命の出会いが待ってます
って。男だと良いよなぁ。明日のバースディで彼氏居ない歴16年の妖ちゃん」
妖 「嫌味かな明君。あんただって彼女いない癖に」
占い師に不吉な予言をされた主人公「御景妖」は不機嫌です。双子の兄「御景
明」がいるようです。
OPになかなか入らないと思ったら、カラオケボックスで妖が歌い始めるシー
ンに被せる演出にしてきましたか。
★OP
OPは、作品の先の展開が描かれている事が多いです。多分このOPもそうな
のでしょう。
海岸を走る幼少時の妖(推定)が、寄りかかっている十夜(推定)に貝殻を差
し出していますが、これは何かの伏線だったりするのでしょうか。
裸の妖を後ろから抱いている裸の十夜(推定)のシーン。無茶苦茶妖しいです。
OP最大のポイントでしょうか(違)。
十夜が消えて出現するのが、セレスとかだったりするのでしょうか。
* * 第1話 『16の月と星が巡る日』 * *
★空中浮遊
妖 「イメージが、勝手に入ってくる」
歌ったら、機嫌が直った妖。明日の誕生日、新しいカラオケボックスに行こう
と話していると、ひったくりの現場に出くわします。
妖はすかさず反応、ひったくりにタックル! その場にいた明や同級生達も犯
人ともみ合いになる内に、バックが宙に舞い、取ろうとした妖は、歩道橋から転
落してしまいます。
その時、妖の頭の中にイメージが入って来ます。
幼少の女の子。倒れている男。そして血塗れの手…。
このシーンが何を意味するのかは、話が先に進むに連れて判るのでしょう。
妙な文様が妖の額に現れるシーン。ちゃんと胸にあれが作画されていたのがポ
イントでしょうか(あんたはそれしか言えないのか(爆))
気がつくと、妖は無事に着地していました。
しかし、ほっとしたのもつかの間、車に轢かれそうになります。
その妖を一人の赤毛の男が救います。後でも出て来ますが、EDに出て来る
「十夜」ですね。
★普通である事の幸せ
妖 「だって、思わない? 学校行って、授業受けて、帰って来てご飯食べ
て宿題して。毎日毎日同じ事繰り返して、退屈なんだよね。何やってても、同じ
様な事してる子がごまんといると思うとさ。まるで自分がこの世界におかれたた
くさんの駒の一つみたいでさ。なんか、なんか足りないような。このまんまで良
いのかなって。ねぇ、明って10年後の自分って想像できる?」
(中略)
明 「俺は今日、別の意味でドキドキしたもん。ああ、こうやって突然日常
は崩れるんだろうなって。きっと、何かを失ったり、崩れてから気付くんだろう
な。普通のことがどれだけ幸せかって。まだ先がある。それだけでも、十分幸せ
だろ」
普通に生きるという事がどんなに幸せな事か、と言うのは普通に生きる人には
判らないこと。今後の展開を暗示する、今回一番のポイントのシーンでしょう。
家に帰り、自室で先ほど助けてくれた男の人の事を考えている妖。ヘソ出しの
格好が良い感じです。
そこに明が「浮いてなかったか?」と現れます。枕をバレーボールのように
「あたーっく」と打ち込む妖。原作ではネットも描かれていました。後のダンベ
ルで殴りつけるシーンでは、原作では血が流れていたのに、アニメではタンコブ
だけにするなど、そこら辺のコメディ的表現は抑え気味にするのでしょうか。
妖と明は両親から明日の誕生日に祖父の本家に行くように申し渡されます。
* * * Ceres * * *
★この歳にしては珍しい
女子生徒「でも、珍しいよね。この歳で、家族みんな集まって誕生祝いなんて」
学校で、友達に約束を守れない事を謝っている妖と明。
原作では、カラオケボックスで撮った写真の妖の周りに黒い靄がかかっている
…というシーンがあるのですが、何故かカットされています。
このシーンを入れると設定に問題があったりとかしたのでしょうか?
★不気味な屋敷
妖 「あー。ほら見て。あの松の木。ちっちゃい頃来た時、あの木に登って
怒られたよね」
学校から帰ると、両親は既に出発した後らしくタクシーで本家の屋敷に到着し
た妖と明。
空模様は思わしくなく、陰鬱な様子のお屋敷です。
松の木の話をしていますが、これも何かの伏線でしょうか。
タクシーを降りるシーンで気付きましたが、妖は茶髪でルーズ、明は耳にピア
スをしているようです。コギャル系が好きか嫌いかは好みが別れる所ですが、少
なくともアニメでは余り気になりません。
★場所をわきまえない妖
妖 「こんな歳にもなって、ちょっと照れちゃうよ。おじさんおばさん達ま
で集まっちゃって。私、ドレスとか着て来た方が良かったかな。もっとちゃんと
おめかしして。ねぇねぇ。豪華なプレゼントとか、ご馳走とかも有るわけ? あ、
ケーキに16本蝋燭ささってるのかな。どうしよう?」
屋敷の中で祖父に迎えられる二人。16歳にもなって、このはしゃぎぶり。明
がたしなめるのも良く判ります。
おめかしで思い出しましたが、原作では妖は屋敷を訪れた時は私服に着替えて
いました。(ヘソ出しにスカート)
★再会
妖 (なんで? なんであの人がここに?)
祖父に連れられた先の部屋には、親戚一同が集まっていました。
とても誕生日を祝うという雰囲気ではありません。
それどころか、部屋の中には監視カメラ、外では警戒態勢が上昇、拳銃を持っ
た男達が警戒しているようです。
さらに別所のビルの中では、妖しげな男女──その内の一人はEDでクレジッ
トされた御景各臣でしょうか──が、「儀式が始まる」と様子を伺っています。
そのような異常な雰囲気の中、祖父がプレゼントだと言うと、そこに包みを持
った男が部屋に入ってきます。包みを持ってきた人物は、昨日妖を助けてくれた
男の人=十夜でした。驚く妖。
★死ぬのはお前だ
妖 (また、あの時と同じ。勝手にイメージが入ってくる)
(中略)
妖 「明。しっかりして。何よこれ。お父さん、お母さん! 早く救急車!
みんなどうしたの? 何見てんのよ! 何で助けてくれないの! 明が血だら
け何だよ。明が、明が、死んじゃうよ〜!」
(中略)
おじいちゃん「今のでよう判った。明はこの御景の一族を支える大事な子だ。死
なせる訳にはいかん」
妖 「おじいちゃん?」
祖父 「明から離れなさい。死ぬのはお前だ。妖」
妖は包みを開けると、中から木箱が出て来ます。しかし、急に動悸がして、箱
を開けられなくなる妖。明が代わりに箱を開けると、中から出て来たのは手のミ
イラでした。
動悸は更に激しくなり、妖の頭の中に再び前日に見たイメージが入り込んでき
ます。
そして…妖の服の袖が破れ、束ねた髪が解けます。砕け散る手のミイラ。
一瞬何が起きたのか判らない妖。
明の方を見ると、明は苦しみ始めます。
明の左腕に傷が出来、飛び散る血…。明は倒れます。
そんな状態なのに、目の前の誰も二人を助けようとはしません。何か見たくは
無い物を見せられているといった雰囲気です。
明が死んじゃうと叫ぶ妖に、あんなに優しかった筈の祖父は言います。
死ぬのはお前だと。
妖の日常が崩れた瞬間でした…。
★次回予告
妖 「お父さん…」
祖父 「お前の役目だ」
妖 「お父さん…」
祖父 「構わん。やれ!」
第2話 天女のファーストキス
では、また次回(?)。
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Keita Ishizaki (E-mail:keitai@fa2.so-net.ne.jp)
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