金さん

 

金さんのホームページを発見したのは退院後

脳出血で二級一種の身体障害者に認定されたころだった

失語症、右半身付随になった僕は回復を目指し

リハビリを夢中でやっていた

パソコンを買ったのもそのためだった

 

インターネットを楽しむことを覚えた

もちろん脳出血に関するいろんな情報をとろうと

YAHOOの検索でサイトを調べたものだ

すごく沢山の情報のなかでタイトルに引かれたものがあった

「車椅子の視線から・・脳出血から二度生還して」というものだった

 

二度も・・この人のページを見たいと強く思った

金子金一さんとおっしゃる方

二度も倒れて復職を果たしておられる方がいる

それだけで「希望」という文字が見えた

すばらしいページだった

 

この人は本当に障害者?

健常者そのもの・・病人の匂いがない

ページのテーマは決して脳出血回復記録ではなかった

車椅子中心の生活のなかに「人のために」という思想がある

身体ではなく「心がリハビリ・復権を成し遂げている」

 

大いに感動した。

マウスを持つ左手が震えたくらいだ

当時、掲示板に書きこみをするということも知らなかったので

メイルを出した。共感をどうしても伝えたかった

素直に感想を書いた「あなたは輝いておられる」と

 

こうして金さんとのお付き合いが始まった

金さんのパソコンに関する知識のページを

すみからすみまで読んだ

掲示板にも書きこみするようになり多くの友達を得た

健常者も障害者も交流していた

とても思慮深い方々ばかり…類は類を呼ぶのか

 

毎日が楽しくなった。障害が気にならなくなった

身体が元のように動くことだけをリハビリの目標としてきたのは

間違いだったと悟った。

回復には通常気の遠くなるような時間がかかるこの障害

身体の回復を待たずして

精神的に徹底的なダメージを受ける人は多い

 

半年近くたった

年の終わりの忘年会を口実に金さんに会おうと思った

家内の運転で埼玉の自宅を訪ねて見ようと思った

初めて会う金さん

家が近づくにつれ胸が高鳴った

 

奥様が迎えてくださった

金さんは奥の部屋に座って待っておられた

やさしい顔で静かに話される人物だった

僕は嬉しくて嬉しくて子供のようにはしゃいでおしゃべりをした

途中、胸がつまって涙が出てしまった

 

ご馳走にお土産、名残惜しくおいとました

車のなかで思った

「障害?関係ない!健常者同士の友だちの訪問をやってるよ」

満足だった

退院後に遠くに友人を訪ねたのはこれが最初だったし

 

帰って金さんのトップページが変わっていることに気がついた

「朋有り遠方より来たる」・・と写真を添えた更新画面

金さんも嬉しかったんだ

すばらしいなあ

なんてすばらしい

 

金さんがホームページ学院を始めるという

一も二もなく入学させてもらった

金さんの特別に確保しておられる場所で生徒のページが作れる

ここで失敗しながらページ作りを勉強した

そして卒業の免状をいただいた

 

人に自分の意見を聞いてもらう、感想を聞かせてもらう

そういうことの出来るホームページ運営はいい

自分も社会の一員だという自覚と自信がわく

HPのアクセスカウンターの上昇が奇跡にみえる

インターネットやってて良かった

 

皆さんもホームページを持って見ませんか

ぜひ「金さんのホームページ学院」に入学しませんか

どなたでも入学資格はあります

ボランティアだから無料、入学は髄時です

あなたもできる!・・・・・・・・卒業生より

 

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