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Last update 2002-02-28

給食狂牛病 ホームページ



お詫びと訂正
これまでホームページ上で福住小学校のPTA役員会からの依頼で、
調査及び質問等公開してきた様になっておりましたが、
PTAからの依頼と受け取ったのは当方の誤解であり、
PTAからの依頼は一切なかった事とこのホームページについて
PTAとは無関係である事をお伝え致します。
この件につきまして PTAの方々にご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
ここに深くお詫び申し上げます。


また、同じ過ちを繰り返さないためにも、 過去のページ を残すことにします。
ただし、過去のページには誤解、事実誤認がたくさん含まれていることを ご理解頂いた上でお読み下さい。


0.はじめに
牛肉は、果たして「安全」なのであろうか。私は、安全性は確認されていないと 考えている。ノーベル化学賞受賞者の M.アイゲン氏は「現在の検査では、早くても 最初の症状が現れる半年前にしか病気の診断がつかない。感染した牛は発病前に、 すでに感染源であったことになる。」と明確に述べている。 (日経サイエンス2002.1.p.68-77参照)(要約のtext版, html版)

また、我が家では、牛肉はいまだに食べない方針であるし、12月15日に実施した 近くの幼稚園に通う父兄の内、小学校に通う子供を持つ主婦30人への アンケート結果 でも、12月15-17日に読売新聞が行った狂牛病世論調査でも2、3割の人が全く 食べていないと答えている。(2001年12月19日読売新聞朝刊、世論調査結果参照)。

にも関わらず、神戸市内にある公立小学校では、給食への「牛肉」の利用を、 2001年11月19日より、市教委からの指導で再開した。

このホームページは、我々の調査の経緯について、公開するものである。


1.学校への働きかけ
2001年11月10日頃、学校から「再開についての連絡」があった。担任を通じて安全性 についての疑念を申し入れたが、校長から「再開の方針は変えないが、弁当を持って くる形で対応してほしい」との連絡があった。
2001年12月14日、校長より「勉強会」開催予定の連絡が入る。 市教委や灘保健所の出席もお願いし、 事前に父兄からの質問を集めて当日回答する予定であると聞く。

2.市教委、県教委への聞き取り調査
神戸市教育委員会からは、「安全であるから再開した。以前から安全であった。 一時中止したのは、父兄の動揺を考えて中止しただけ。」という理由説明があった。
ただ、安全であるという前提が崩れた場合には、再度「中止」することも考えるとの返答があった。
これに対して、県教育委員会からは、「無理強いせず、再開においては父兄に十分な 説明を行ってから実施するように言っている」との返答であり、微妙な食い違いがあった。
詳細は、各食材取り扱い業者に直接聞いてくれとのことであった。

3.食材取り扱い業者への聞き取り調査
取り扱い業者は、大きく3つの団体である。


給食取り扱い団体一覧
番号団体名食材問題点
1神戸市体育協会パン、米、牛乳以外年2回の検査
生の牛肉、豚肉は学校購入
2兵庫県体育協会3年に一度の工場審査
パン1年に一度の品質検査
3兵庫県農林水産部牛乳納入業者まかせ

問題点は、上記の表にもあるように、基本的に納入業者まかせで、「ダイオキシン検査」なども これらの団体では行っていない。さらに、入札で最も安い価格を付けた業者が落札するという 現状が分かった。詳細は、福住小給食勉強会配布予定資料 にある。

4.校長への聞き取り調査
市体育協会から生の牛肉は学校購入であると聞いた。 校長に尋ねた所「生肉も、通常の肉と同様に、同じ業者から納入されている。 給食の食材は、市教委が決定しているので、学校の判断で変更することはできない。 市体育協会へ確認して下さい。」 ということであった。
2002年1月29日に、勉強会を校長が司会して実施した。ところが、校長と「資料を配付して 説明する時間をどのように設定するか」について十分な打ち合わせをしていなかったこともあって(注1)、 当日、一部の質問を除いて、市教委の人と保健所の人から、回答の得られなかった質問が残ったまま、 勉強会は終了した。。参考までに、 我々の質問 を例として公開する。
1月31日に、校長へ 質問状 (返答期日:2月5日)を提出して理由を聞いた。これに対して、2月7日に直接面談し、 回答書 (口述後、文面を校長に確認)を得た。
講師の話が11時半まで長引き、すぐに質問の時間に入ったので、 資料を配付する時間が明確には無かったことについて、 校長としても打ち合わせの時に十分説明すべきであったと述べてくれた。
事前の質問に対して回答のなかったことに対して、勉強会の開催の趣旨に基づき、 校長から講師へ回答を求めてもらうよう要望し、 校長もできる範囲で市教委と灘保健所の講師へ、回答を貰うべく働きかけることを 約束してくれた。

注1:校長は、「質問の時間を設けるので、その中で質問するように依頼した」と理解していた。

5.1月29日勉強会において回答されなかった質問に対する講師の回答
2月16日、校長によって、勉強会(1/29)講師に対する 再質問の回答書(訂正後) が得られた。ただし、この文章は電話による聞き取りであり、2002-02-28 に、 校長から指摘された2ヶ所の削除後の内容である。


6.PTAへの働きかけ
2/22 に PTA 会長への「給食の食材のチェック体制を整える」という 申入書 を渡した。同日、校長へも渡した。


7.神戸市体育協会へ聞き取り調査
2/26 に 神戸市体育協会へ聞き取りを行った。学校購入というのは 「実際の購入業務が、学校によって行われている」ということであることが、 ようやく理解できた。 つまり、権限は学校や市体育協会になく、市教委にあるということが分かってきて、 焦点が絞れてきた。(詳細は 聞き取り調査 を参照)

8.市教育委員会への給食牛肉中止申し入れ
また、2/26 に市教育委員会への「給食での牛肉利用中止を申し入れた所(詳細は 中止申入書2-26を参照) 上に言っておくと言われた。なお、中止の権限のある人を聞いたところ、 実務的には、指導2課の課長だとの回答があった。

9.PTA会長、役員会メンバー、校長との会談
2月28日、午後7時より、校長、PTA会長、役員会メンバー5名(記録:教頭)と会談を持った。
最初に、2/26以前のホームページの内容について、種々の指摘があり、謝罪の掲載と、 誤った部分の訂正を約束した。
その後、2/22 にお願いした「申入書」に対して、PTA会長と役員会のメンバー5名と校長と、 今後の対応について話し合うことができ、強く勇気づけられた。
ここに、当日、この会合に同席して下さった方々に敬意を表し、 感謝の気持ちを申し上げたいと思う。


参考資料
  1. 日経サイエンス記事「狂牛病 ----- 変異プリオンをとらえろ(要約)」p.68-77 (text,html)
  2. 独自アンケート結果
  3. 神戸市教育委員会給食課への電話(内容メモ)2002-01-10
  4. 兵庫県教育委員会給食係への電話(内容メモ)2002-01-10
  5. 福住小給食勉強会配布予定資料 2002-01-29
  6. 勉強会1-29に対する事前質問
  7. 校長への質問状 2002-01-31
  8. 校長からの回答書 2002-02-07
  9. 勉強会1-29への再質問の回答書(訂正後) 2002-02-28
  10. PTA 会長への「給食の食材のチェック体制を整える」という申入書 2002-02-22
  11. 神戸市体育協会への聞き取り調査 2002-02-26
  12. 市教育委員会への「給食での牛肉利用中止申入書」 2002-02-26


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 稲葉太一 e-mail:bataichi@abox5.so-net.ne.jp