なんでまたこんなまがまがしいものを作ったのか。ロシアの人よ。
 
自分がドイツ軍にいたとして、こーゆーやつがのそのそと攻めてきたら
まじでイヤだ。強い弱いの問題以前に「メイド・イン・別の惑星」な恐怖が襲ってくるにちがいない。
下品である。いや、下品を超えまくっている。実に驚異的ですばらしい。 
子供が描いたへたくそな絵をそのまま製品化したような、とかそういう誉め言葉しか思いうかばない。
 
実戦では「基本的に役に立たない」一方で、たまにツボにはまると
異様な強さを発揮してドイツ軍に嫌がられたらしい。
 
技術的特徴としては、砲塔があまりに重すぎて坂道で回転できなかった、とかが有名。それはそれで 
欠点というにはあまりにもポイント高すぎである。笑かしてどうするのだ一体。
とにかく隅から隅まで造りが尋常でないので、これを捕獲したドイツ人も困ったことであろう。 
ドイツの方法論では分析しがたい相手である。 
 
キットはタミヤ。本当はKV−TE(増加装甲付き)を作るつもりで始めたのだが、
職場の先輩がイキナリKV−Uを作り始めたのに触発され、ためしに砲塔だけ作って
車体に乗っけてみたらイヤかっこよすぎるのなんの。たちまち方針を切り替えた次第。 
そのため、車体には増加装甲板が付いている。これはウソなのだが、ロシア人自身こんな些事は 
気にしなさそうだからいいだろう。うんうん。 
 
キャタピラはフリウル製メタル。ラオウのような実車の重量感を再現するにはもってこいである。
カラーはグンゼのラッカー系を使用しているが、ロシアングリーンの色調がいまいちピンと来なかったので
全面黒/茶塗装した上からドイツ空軍用のヘルグリュンRLM82を塗った。 
   
それにしても、とことんスタイリッシュにキメたがるドイツ軍が 
こんなブサイクなやつに粉砕されちまうのも痛快至極ではある。 
 
 
この写真を撮るためにちゃぶ台から
我が家のボス猫をどかしたら不機嫌になってしまった。 
すまん。ゆるせ。
あいかわらず野望への道のりは険しい。