深みのある人間に
人間としての魅力(バランス編) 
まずは人間としてバランスが取れていることが、魅力ある人になるための基本、土台となると考え今回はト−タル・パ−スンとなるべく、次の人間6面体について説明をします。
1.健康面(身体が健康な状態でなければ何もできません。)
2.社会生活面(誰もがこの人間社会の一員です、社会的な立場も大切です。)
3.精神面(物事の見方や考え方、思想などがねじ曲がっていたらばたいへんです。)
4.趣味・教養面(ここは人間としての深みにかなり影響を与えていきます。)
5.経済面(どうしても目をつぶっては通り抜けられない一面です。)
6.家庭面(ここが生活の基盤です、疎かにしないようにしましょう。)
以上の6つの面すべて、どれが欠けていても幸せとは言えないでしょう。ただこのすべての面を一度に充実させることは難しいので、すべてにおいて最低限を確保してから、焦点を絞って努力していくことが必要なのだと思います。
問題処理能力編
男も中年ともなると、人生経験も豊富ということで、いろいろな相談を受けるようになりますし、自分でも沢山の問題を抱えるようになるものです。そんな時に皆さんは、どんな手法をお使いですか?
ここで、仏教でいうその手法の一つをご紹介いたします。あたりまえじゃないかと読まずに、役立ててください。この世の中の問題の99%はお金で解決がつくとも言われますが、めげずに頑張りましょう!
「苦集滅道」(くじゅうめつどう)
まずは起こった問題を、大きく下記のように4つの過程に分け、それぞれに突き詰めていきます。
1.「苦」:その問題がどのようにいやなのか、どんな苦労なのかを客観的に分析する。
2.「集」:すべての問題、すべての出来事には原因があります。その原因を探り当てていきます。このとき注意すべきことは、原因と思ったことが原因ではなくて問題であり、そのまた原因を探る必要があったりします。
3.「滅」:その原因を無くす方法を考え、実行に移します。この原因が消せないときは、消せない原因があるということです。
4.「道」:この問題が解決された状態を頭に浮かべ(ビジュアライズ)、それを努力する糧として問題を解決に導いて行く。
以上のように、問題をしっかりと捉えることが大切です。ただ漠然と「やだな〜」「憂鬱だな〜」と考えているだけで時間が解決してくれる程度の問題であれば、このような手法を使う必要はありません。
「まいった〜」「やばい」という時には、抜群に役立つはずです。時間があれば、問題に直面したときの心の置き所についても書きたいと思います。
時間の活かし方編
時間につきましては、完璧に皆平等です。御金持ちであろうと、学者さんであろうと、われわれ労働者であろうと、ヨーロッパの人でも、日本人でも、男性でも、女性でも、お歳よりも、赤ちゃんもこの人間社会
においては全員、一日24時間と決まっています。暇な人でも、忙しい人にも同じ時間しか与えられていません。考えてみれば凄いことですよね!お金や友人、趣味などは増やすことが可能ですが
時間だけは誰にも、どうやっても増やすことが出来ません。そこで考えなければならないことが、時間の有効利用、時間の活かし方です。
その1とばかりに、寝る時間を減らすことを考えるわけですが、限界がありますし、終いに人間6面体の一つ「健康」を害する危険がありますのであまりお勧めできません。
そこで遊ぶのも、学ぶのも、働くのも、しゃべるのも好きなmoseが行きついた結論は次のことでした。
『気持ちが大事』
です。忙しければ、忙しいほど一つのことにさくことの出来る時間は短くなっていくわけですから、その短い時間を有意義に、有効に利用し、活かさなければならないことになります。
そのためによく言われていることが「集中する」ということです。ではどのようにすれば集中できるのか?簡単な方法であり、とても大切なことが「気持ちを込める」ということです。
同じことを、同じ時間でやっていても気を込めているのと、気が入っていないのとでは雲泥の差があります。それは相手に対してもそうですが、自分にとっても同じこと、印象に残り、
その時間が充実した、活かされた時間となること、間違いありません。
この「気持ちが大事」は他にも役立ちますので、体得されるといいかと思います。その効用はまた後日。
人生に「奇跡」を起こすには
・当事者が、ギリギリの懸崖にさすかかっていて、一寸の余地もない、あとがないという境地に立って
いる。
・したがって、取るべき方法は崖から飛び降りるかるか、あるいはUターンして逆襲するしかない。
崖の高さを測って逡巡するような人物はこれらのなかにはひとりもいない。
・これは、選択肢を選ぶ思索方法としては、決断、見きり発車、判断中止をおこなったことである。
・そして人生態度としては、この瞬間に自己を完全に投げ出した一種の真空状況においたことだ。
当たって砕けろの精神で、自分の選んだ決断に全生命を完全燃焼させたということである。
このことは、
「待っていても奇跡は決して起こらない」
ということを物語る。
人間行動にはよく三つの条件が必要だといっわれる「天の時(運)・地の利(状況・条件)・人の和
(人間関係・リーダーシップ)」である。奇跡を起こした連中は、すべてこの三条件をなげうった。
そして、
「一瞬に自分を賭ける」
という態度を貫いた。これが奇跡を起こした。
まさに、
「天は自ら助くる者を助く」
ということばが現実に起こったのである。
(「歴史街道」PHP研究所の2000年新年号より)
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