
世界の車窓から(自動車からだが) |
サンフランシスコである(以下SFと表記)。
今年も開幕直後にさっそく渡米のチャンスがやってきた。
今回は先にSFへ行く事が決まっており、その上での観戦日程を組んだ。日程を見てパックベルパークで行われる2試合のチケットをネットで購入しておく事にする。
この期間だとドジャースとブリュワーズが来ている。ともに日本人選手も所属しているチームの対戦という事でそういった意味でも楽しみであった。
しかし渡米前に当初お目当てであった野茂が9日に登板した事を知りいきなりその希望は絶たれる。石井もローテーションでいうと観戦日程に合いそうに無く、見られる日本人プレーヤーと言えば野村(03年鎌ヶ谷ハムへ移籍)くらいか(勿論新庄も居るが)。
ところでこの球場(というかジャイアンツ)、非常にチケットが取りにくく、人気チームぶりを覗わせた。ボンズの活躍、あるいは新球場の影響もあるのだろう。13日の試合は週末という事もあった為、取れたチケットはかなり上層階のものであった。
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まずはNW便にて現地に到着。今回は知人宅にステイさせて頂く事になっている。ダウンタウンから若干距離のある住宅地にある為、ここは迷わずレンタカーを借りる事にした。これで行動範囲はぐっと広まる。後にこれが災いする事になるのではあるが。
ともかく試合まで1日あったので、オークランドでスタジアムツアーに行くかどうか迷った挙句、結局この知人宅からわりと近いバークレーに観光に出かけた。ここはUCバークレーがあり学生街として賑わう街だ。
ここでの目的は先の「ハワイ旅行散策篇」と同様、このUCバークレーのキャンパスを見に行く事である。若干趣味と化してきたこの行動であるが今回は特にUCバークレーのグッズがお目当てなのだ。
下の写真でもお分かり頂ける様に、要はオリックスのそれなのである。紺地に黄色のロゴなので、GS神戸などでキャップを被ったりすればすっかり馴染んでしまうだろう。他にも衣類、文具等多数販売されていたが、ここではとりあえずパーカーを購入。東京ドームでこのパーカーを着ている人を見かけたら多分私です。
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今回の足となったレンタカー |

UCバークレーのショップ。野球帽だらけで目まい |
滞在は4日間。
この間に他にもどこかで試合は無いかと、事前に日本でもチェックはして来た。オークランドでアスレチックスの試合も見たいと思っていたのだが日程が合わず、諦めきれないでいたのである。
事前の調べでパックベルでの観戦の間にサンノゼで1Aの試合がある事は知っていた。その為サンノゼの位置関係を知人に確認してみたところ、かなり遠い(3時間以上かかる)という事と、渋滞も激しいという理由で勧められなかった。
スケジュールも見合わせてサンノゼ行きは断念。
しかし諦めきれずさらにいろいろ調べていると、興味深い試合が行われる事に気付いた。
それが12日にサクラメントで行われている3Aのチーム、サクラメントリバーキャッツの試合である。 オークランド傘下のこのチーム、当初サクラメントとSFとの位置関係も理解していなかった為すっかり観戦候補の中から消えていたのであるが、当地でやまちゃん@阪急電車で早よ帰れ!のアメリカツアーを何気なくチェックしていてこのサクラメントのチームの存在、そしてこのチームが12日にゲームを行う事に気付いてしまった。
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サクラメントまでなら上手くいけば1時間ほどで到着できるという。 チケットも持たずに無謀とも思えたが、ともかく現地に向かう事にする。途中ナパを経由して目指すはサクラメントである。
しかしここで問題が発生した。もともとキツめのスケジュールだったのではあるが、まずはいきなり渋滞に巻き込まれた。さらに焦ってしまい、その後道に迷う事に。
実際にはそれほど難しくない地理だったという事は後から分かったのだが、この時はハイウェイを手前の出口で出てしまいパニックに陥る。
海外で道に迷うのは恐怖です。私。
結局現地付近に到着したのは試合開始の午後7時を過ぎたころ。
しかも球場まですぐというところへ来てパーキングへ入るのにかなり渋滞の列が伸びている。15分ほど並ばされたがついにこのパーキングには入れず、他の車と列をなして別のパーキング(予約、関係者用らしかった)へ誘導させられる。この時点でかなりの時間をロスしている。車窓からは試合の歓声が既に聞こえ始めていた・・・。ああ、やはりこの選択は間違いだったのか。思いきってサクラメントまで来たと言うのに・・・。
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サクラメントにあるレイリーフィールド |

開幕戦だったらしくチケット完売 |
ようやく駐車できたのは到着からかれこれ30分ほど経ったころ。もともと道に迷い遅れてしまった為ほとんど絶望的な状況である。それでもチケットボックスへ向かおうを急ぐと、何と数名が球場から戻ってくるではないか!!
これは最悪の予感だ。
チケット完売を覚悟して球場入り口に向かったが、案の定チケットボックスは既にカーテンで閉ざされていた。オーマイガーである。 確認したがやはりこの試合のチケットは1枚も無いという。確かにやまちゃんのレポートにもあったがかなりの賑わいなのだ。われわれの持つ「マイナー」のイメージとはかけ離れているな、というのが現実である。
という訳で観戦出来ず。ショックであった。収穫といえばこのレイリーフィールドという美しい球場を見られたという事くらいである。 観戦レポートを書く事も叶わなくなってしまいましたので、チーム等の詳細に関してはやまちゃんが昨年観戦しているこちらのレポートをご覧になって下さい。
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さて、パックベルパークでの観戦もレポートしておく。
サクラメントと日程が前後しているがここでは2試合を観て楽しんだ。
両日ともデーゲーム。特に11日のドジャース戦は「クラシコ」、因縁浅からぬ伝統の一戦である。平日だというのに当然の様に超満員である。というか平日の昼間にやるところがすごい。
ドジャース戦。試合はジャイアンツがリードしたものの、2本のホームランでドジャースが逆転。そのまま逃げ切った。
昨年のニューヨークでの観戦時にはあわやサイクルヒットという大爆発を見せてくれた新庄であるが、この試合では今シーズン初という珍しい盗塁を決めた。打撃は初回にセンター前ヒットを放ち、その後も四死球で出塁するなどまあまあの内容ではなかったか。 ボンズはこの試合では不発。敬遠時のファンのブーイングがすごかった。
あとドジャースでは阪神にいたハンセンが変わらず左の代打として出場していたが、この日はチャンスに三振。
あと試合前の練習時に野茂の姿を発見。石井は見られず。
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パックベル到着。球場に入る前は皆うきうき |

景色が良いので上層階もかなり楽しい |
1日おいて13日はブリュワーズ戦。 この日はいきなり第一打席でボンズがやってくれた。
初球をフルスイングすると打球は右中間最深部へ。スプラッシュヒットとは行かなかったもののボンズの豪快な一発を見られて大興奮。
これでSFまで観に来て良かったと思わせてくれた。
SFの観客は、昨年観たメッツやブレーブスのファンに比べて若干大人しいかなと思っていたが(高所得者が多いせいだろうか)、この時ばかりはスタジアムは割れんばかりの大歓声であった。
ちなみにこの日新庄はスタメンでは登場せず。また、ブリュワーズの野村が終盤のボンズの打席でワンポイント登板。
内角直球で追込んだものの、最後はカーブが抜けて死球となる。球場全体から嵐のようなブーイングを浴びていた。
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球場内では、以前にもアトランタ篇で触れたが数々のアトラクションが球場内ところせましと配置されており、決して観客を飽きさせない趣向で盛りだくさんである。
なるほどボールパークとはよくいったもので、まさに公園へ遊びに来る感覚で皆やってくるのだろう。日本の各企業も看板のスペースばかり購入せず、こういったアトラクション+広告効果というものを考えて欲しいものだ。
概ね大満足の観戦だったが、この球場で唯一不満だったのはとにかくいろんなものが高い事だ。
こんな現象は日本だけかと思っていたのだが、ビールなど7ドルもしており、今のレートで考えれば東京ドーム以上である。これは何とかして欲しい。球場のすぐ外にある店ではホットドッグとビールを合わせても5ドルなのにである。今や全米一物価の高い街と言われるSFではあるが、ここは特にひどかった。
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アトラクションに夢中な子供たち(&大人も) |

帰りにチラと3コムパークが見えた |
まあ長々と観戦記を書きましたが、こういうメジャー観戦旅行もだんだんくせになってきてます。
今年、もう一回行きたいと思っている自分がいてちょっと恐いです。もちろん、また出かけていった際にはここに観戦記を載せるつもりです。 |