 西宮北口駅改札から球場をのぞむ (画面中央が球場) |
ついにこの日がやってきた。
いよいよ今日「聖地」阪急西宮球場(現在の名称は西宮スタジアムであるがあえてこう呼ばせて頂く)でのオフ会企画が実施されるのだ。
これは、今年限りでの営業終了となる西宮球場に同志で集まって野球をしようという、夢の企画である。
思えば5月に日暮里の焼肉店「絵里花」での決起集会で正式に決まった企画であったが、そこからは駆け足の日々だったなあ。 と、いろんな思いを胸に、東京からイチロ西宮へ向かった。
当日は何といっても天候が気になるところだったが(もしも雨の場合はもう土日で空いている日が無いので延期も出来ない)、日頃の行いが決して良いとは言えない私にもさすがにこの日ばかりは神様が好天をプレゼントしてくれたようだ。曇り空ではあったがついに雨は降らず。気温も低く涼しい日となった。 |
当日は12時ころ阪急西宮北口駅に到着。
集合時間を13時としていた為、やはり一番ノリのようだ。時間までに駅近辺で昼食を取ることにする。
以前「西宮巡礼篇」でも触れたが、駅から球場へのアプローチは以前とはすっかり変わってしまい、マクドナルドや居酒屋群までもがすっかり無くなってしまった。 取り急ぎファミレス風の中華料理店に入る(3次会でまた入るとは思っていなかったが)。
30分ほどで店を出て球場へ向かう。実際駅からは非常に近い球場なのでものの数分で到着だ。しかしこの道中が随分感慨深い。駅から既にその姿を確認出来る訳だが、球場だけは当時の姿を概ね残している。
一瞬時間の経過を忘れてしまうほどだ。
感傷にひたりつつともかく球場正面へ。
入口付近でカメラを取り出していた頃に今回の共同幹事である「阪急電車で早よ帰れ!!」の管理人、やまちゃんが合流。 やまちゃんは午前中に阪神競馬に立ち寄ってから来たらしい。 元気っすね。
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西宮球場正面入口 |
 ついに球場内へ入る。スタンドの景色も新鮮。 |
まだ他には誰も来ていない様だったので待ち合わせ場所としていたブレーブスこども会30周年石碑前で参加者を待つことにしたが、数分の後に続々と参加者の皆が集合してきた。
事前連絡を貰っていた方はともかく、遅刻者など誰もいない。 皆のこの日にかける意気込みをひしひしと感じた。
初対面の方も多く、やや緊張の中挨拶を交す。 ここで場をなごませてくれたのが凹こと白田アーサー凹とそのお父さんである。 のっけから親子漫談よろしく場を笑いで盛り上げる。 皆の緊張も随分と和らいだようだった。
そうこうしているうちに球場の方のご好意もあり実際の時間よりも早く球場に入らせて貰えることになった。
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かつての選手たちと同様に関係者入口からグラウンド出入り口を経てベンチへと向かう。途中には「今日のスタメン発表」などと書かれた古いホワイトボードが残されており当時をしのばせる。
証明も暗く、いかにも選手専用という通路を抜けて一塁側ベンチに到着。もうこの時点で興奮は最高潮である。 これだけでも来て良かったという感じだ。
ベンチから球場全体を眺める。 かつてファンとしてスタンドから見た景色とは随分と違って見えるものだ。スタンドが近く、迫ってくるような雰囲気を感じる。
逆にグラウンドは実際にその場に立つととても広く感じた。ああ、これが本当にあの西宮球場のグラウンドなのである。歴戦の勇者♪たちがここで数限りない名勝負を繰り返してきたのだ。 |
 厳正なる阿弥陀くじによりチーム分け |
 試合風景。スタンドの入りも当時と変わらず? |
ひとしきり感慨に浸った後、いよいよ試合の準備に入る。 この日集まった選ばれし勇者を2チームに分け、試合開始である。 チームはベタな、「阪急VSブレーブス」という分け方になった。 当然皆阪急ファンばかりなので、ホームチームのベンチ、つまり一塁側ベンチに座りたいというところだが(若干1名鷹ファンもいたりはするのだが)、これも公平に途中でベンチを交代するというルールにした。
試合の内容に関しての詳細な記述は特にしないが、野球経験も無い方から社会人軟式経験者までとさまざまなメンバーが揃う中、四死球無し、盗塁無しなどの特別ルールにより、皆それなりに楽しめ、良い思い出作りの場になったのではないかと思う。
但し日頃の運動不足を嘆いている方が多かったが、足がつったり等の故障者は続出した。
やはり無意識のうちに普段よりも張りきってしまったのであろう。そういう管理人も翌日は筋肉痛に苦しんだ。
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結局ここでも球場の方のご厚意があり、日没ぎりぎりの夕方5時頃まで試合を楽しむ事が出来た。 本当に感謝、である。
最後はシートノックなどしたのち、皆で写真撮影となった。記念にマウンドに上がる人なども多く、ここでも盛り上がる。 甲子園の土ならぬ、西宮の土を持って帰る人も続出していた。
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 夕暮れのグラウンド。寂しさもひとしお |

ブレーブスのロゴ入りクーラー発見 |
グラウンドでの記念撮影だけでは飽き足らず、着替えが終わると今度は球場内を散策。阪急ブレーブス関連の品が残されていないかと皆必死に探してまわる。
3塁側内野席裏の売店で、左写真のアイスクリームの入れ物とおぼしきクーラーを発見。中央にはしっかりと阪急ブレーブスのロゴが! 皆のカメラからいっせいにストロボがたかれ、さながら記者会見場のような異様な盛り上がりとなった。
結局阪急ブレーブス関連ものはこれくらいしか無かったのであるが、グラウンドからベンチ、スタンドにいたるまでありとあらゆるところを散策させて頂いた。
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時間もかなり押しながらではあったが、ようやく球場を後にする。
関係者通路、選手用通路、グラウンド、スタンド、そして売店など、さすがに年季が入ってはいるが、まだまだ施設として使える球場であるのは明らかで、ここが本当に閉鎖してしまうのかとにわかには信じられないというのが正直な感想である。
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 関係者用通路。まさに「白亜の宮殿」だ
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 こども会石碑前で応援歌熱唱 |
球場の外に出てからも盛り上がりは続く。 ある方の提案によりこども会石碑前で「阪急ブレーブス応援歌」を大合唱。 周りには近所の高校生とおぼしき数名や、子供を散歩に連れてきているお母さん方の姿なども多数見られ、そうとう奇異の目でみられる雰囲気であったが皆お構いなしである。 3番まで普通に歌える人が多くてビックリしました。本当に。
中締めの後はそのまま徒歩すぐの「ふじや」にて打ち上げ開催。自己紹介や好きな選手名などを言ってここでも盛り上がる。山田福本圧倒的人気の中、当銀はじめシブ好み系選手名も多数飛び交い会場は興奮のるつぼと化す。
さらに3軒目に突入するメンバーも多数おり、最後は管理人も泥酔状態であった。
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そして翌日はひさびさのGS神戸へ。
本当にひさびさである。まる1年ぶりか。
やまちゃんよりメールで情報をもらい、その指示に従って三宮駅にて月間紙フリーペーパー「ブルスポ」を入手する。
理由はこれに付いているクーポンで当日内野自由席は1000円にて入場可能となるからだ。しかも500円の飲食用のクーポンまで付いてくる。ってことは実質500円やんけ。
まあ、1円も払わずに見ていた阪急時代よりは球団に貢献しているだろうが。 ともかくうれしい限りだ。
しかもこの「ブルスポ」、今号の特集は「青波外国人列伝」ときた。バルボンさんによる歴代外国人選手の評価やエピソードが載せられており、ネタとして非常に読み応えがあった。阪急の選手が全て白黒写真にされてしまっている辺り、まだまだオリ球団のインケツ具合が見てとれるがまあマルカーノやバンプを載せただけでも良しとするか。
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 翌日は筋肉痛をおしてGS神戸へ |
 敬老の日という事で「あの人」の映像が |
さらに言うと、この日はデーゲームでオリ戦、その後30分休憩の後サーパス戦という、「親子ダブルヘッダー」である。実質500円でこんなに得して良いものか。
オリ戦はともかく初のサーパス観戦に胸をときめかせて球場へと向かった。
1年ぶりのGSであったが、前回は出張ついでに1時間ほど「覗いた」くらいの観戦だったので、本当にじっくりと試合を見るのは96年の日本シリーズ以来かも。 球場を散策していてもいろいろ当時とは変わっている場所もあり、見ていて楽しめた。
内野天然芝やフェンスの低さなどはもろメジャーの球場していて本当に格好良いと思う。特にデーゲームでその美しさが引き立つように思われ、球場に関しては改めて自分の中で評価が上がった。
これで監督が石毛じゃなければもっと応援に来るのだが。
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この日は敬老の日だったため、球場スクリーンでは梶本さんの映像が流れた。これはやまちゃんによると去年の同時期に梶本さんが始球式を行ったらしく、そのVTRをそのまま今年も流用しているためとのことだった。
確かに今回は梶本さんは現れず。始球式はオールドファン代表という事で一般のファンの方が行う。 梶本さんといえば先の西京極球場70周年野球まつりで携帯電話にサインを入れてくださったこともあり、是非見たかったのだが。 まあこの楽しみはマスターズリーグにとっておくことにしよう。
試合は石毛ヘボ采配によりオリ淡白に負ける。 あまりのひどい采配にとなりで観戦のやまちゃん共々スタンドにて激高する。やまちゃんは怒りのあまり近鉄扇子をぶち壊してしまうほどだった。 寒い試合。ええかげんにせえよ石毛。
収穫といえばもらった500円のクーポンを使って300円で購入した右のグリーンモンスターなるドでかいホットドック。これは美味であった。
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 もらった500円のクーポンを使って名物試食 |
 ベンチ前に集まるサーパスの選手たち |
石毛ヘボ采配の後はいよいよ期待のサーパス戦だ。
この試合は対戦相手の阪神が優勝に王手をかけている事もあり負けられない1戦。オリ戦よりよっぽと燃えるのである。
サーパスベンチ前にてやまちゃんと、ここで合流の青波権太氏と選手に声をかけまくる。吉原などは非常に対応が良いと権太氏絶賛。当方は山森コーチに的を絞って熱烈応援。山森コーチは声をかけると必ず「なに?」とこちらの方を見て話しを聞こうとしてくれる。逆にこういう状況になるとなかなか野次りにくかったりもするのだが、とにかく選手とファンの距離が非常に近い。 最高の環境だと感心させられる。良いチームでっせ。 サーパス神戸は。
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試合は結論から言うと阪神に逆転負けを許し、岡田監督の胴上げとなった訳だが、試合も先発小川はピリっとしなかったものの、本柳の快速球や打線では福留、平野など「佐竹よりこっちでしょ」と思えるほどの活躍を見せる選手が多数おり見所の多い試合でもあった。
ひそかに来年はもっとサーパスを見にこよう、と思っている自分がいたりして我ながら恐い気もするが、今のオリよりは本当に面白い試合をしていた。かつての阪急がそうだったように、大人の野球が出来る選手が一人でも多くこのチームから生まれてほしいと思うのである。
オフ会と親子ゲームという濃密な二日間を過ごしてこの日の新幹線にて帰京。 相当興奮していたのか珍しく車中で一睡も出来なかった。
次会オフ会はどこでやるのか。まだ何の予定も立ててはいないが、今から楽しみでしょうがない。
最後に今回のオフ会に参加して下さった皆さんには本当に感謝。最高の思い出を作る事が出来ました。 |
 代打セギノール登場 |