阪急ファンのイチロー改造篇

阪急ブレーブスのユニを着たイチロー

当時ウチのHPで管理人が勝手にイチオシしていた「イチローリペイント計画篇」というエッセイです。何故かというと他の人がやってなかったからという、それだけの理由で。

これは99年バンダイから発売されていた「イチローHG」(生産終了:販売価格300円)というフィギュアを、オリックスから阪急のユニフォームに変えてしまおうという企画です。

もともとオリックスの前身球団が阪急ですから(念のため)、「もしも阪急が身売りされておらず、なおかつイチローもそのまま入団していたら」というバチアタリとも思えるほど勝手な空想に浸りつつ制作しました。

それでは早速制作記事です。

今回の計画、発案は管理人の私です(こんなアホな事考えるのは自分くらいか)が、技術的に皆さんにお見せできるレベルのものを一人で完成させるのは困難と思い、模型等に非常に詳しい友人の近鉄ファン天谷氏(藤井寺球場篇にも登場)を買収し協力してもらう事にしました。

彼には今回、もっとも難しいであろう塗装部分全般を担当してもらっています(ほとんど全部ですが)。

まずは彼の制作記事から。

「キットレビューです。
@まず最初にイチローを中性洗剤で洗います。
A次に下地として「メタルプライマー」を30センチぐらい離して数回に分けて吹きつけます。
B2日あけてからラッカー系の白色を薄く10回ぐらいに分けて吹きつけます(オリックスカラーが消えるまで)。
C後はエナメル系塗料の筆塗り。赤はオレンジに赤を混ぜていって彩度の高い赤色を作り黒はそのまんまの黒です。」

今回使用した塗料、デカール類

デカールを貼る前の状態(右側)

という事で下塗り+赤、黒のラインを引いてもらった状態で送り返されてきたのが左の写真のイチロー(ひたいのデカールを既に試し貼りしてますが)です。
これでもすでに充分阪急カラーですが、ここからさらにデカールを貼って行きます。ここは管理人の担当です。

上の写真にある「スーパーカル」という、インクジェットプリンタでデカールを自作出来るキットが一部模型専門店で販売されています。これを使用してヘルメット、胸マーク、背番号、肩のエンブレム等をPCで作成します。データは阪急ブレーブス50年史や、選手の写真で各部分が大きく写っているものをスキャナーで読み取りました。

(この方法は「ホビージャパン」という模型雑誌の2001年3、4月号に詳しく掲載されています)

右の写真および下の後ろ姿の写真が全てデカールを貼り終えた状態です。

デカールを貼り終えてしばらく乾燥させ、トップコートというコーティング用のスプレーを吹き付ければ完成です(トップコートは塗料やデカールがはがれない様にするもの)。

なかにはエナメル系塗料やデカールの上から吹いてはいけない物もありますので購入する際には注意が必要です。
光沢、つや消し等何種類かありますが、今回はつや消しを使いました。

デカールを貼り終えた状態

背番号と名前もデカールで自作

この写真で写っている「ICHIRO」の文字や51の背番号もパソコンで作成し、スーパーカルで印刷しています。
これらは別のイチローフィギュアの背中を改めてスキャンし、それをペイント系のソフトで阪急カラーの赤と黒に塗り替えています。これは結構手間がかかりました。

しかし数年前までは自宅でデカールを自作できるなんて考えもつかなかったので妙にIT時代を痛感。不可能を可能にしてくれました。

パンツのラインはエナメル系塗料を使った手書き。
天谷氏曰く、
「ふるえる手で引いた」そうです。

ありがとうございました。

塗装が落ちない様にトップコート
を吹き付けて完成!

製品版との2ショット。このユニフォーム
のイチローも見てみたかった・

ついに完成。

オリジナルのオリックスのユニフォームを着たイチローとの比較。全体的に写真がボケ気味ですが、オリジナルに負けない出色の出来映えだと自負しています。
皆さんも腕に覚えのある方は是非トライしてみて下さい。


今年からメジャーに挑戦しているイチロー選手。
もしも阪急ブレーブスが身売りをしていなければ、どんな選手生命だったのでしょうか。 イチローが西宮球場で暴れまわる姿も見てみたかった様な気がします。

彼についてはいろいろ思っている方も多いのかも知れませんが、史上最高のヒットマンとして頑張って欲しいと、一野球ファンとして思います。

2001年3月

ビジター版と。いつ作るかわかりません




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