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  良心回路      hata
  つれづれなるままに、感じたことを書きとめておこうかと。
  しかし困ったことに、私の心にセットされている良心回路は
  どうやら不良品らしいのです。

・現象学と医療(常識の崩壊)
tatekin (05.1.14)
 現象学という哲学があります。
 非常に簡単に云うと総ての事象は現象から仮象に推移していくというものですが、現象学に出会って
 私の哲学感は一変しました。
 理想の男とはとか、理想の医師像とはとか、常にイデアリスティック(唯一絶対的)なものを追い
 求めて生きていた時期があったのですが、現象学によれば今ここにある事さえも仮象になっていく。
 絶対的なものなど有り得ないのです。

 人の価値観や常識についても絶対的なものは存在しません。
 常にうつろいゆくものであるはずが、頑として妄信されているものがあります。
 例えば医療に関する一つの常識。
 「怪我をしたら傷口を消毒してガーゼを当てて包帯を巻く」
 多くの人が当たり前と思っているこの行為が既に間違いだらけなのです。
 まず、感染もしていないのに傷口を消毒薬で痛めつけることが間違い。
 そもそも感染とは傷口や粘膜などを経由してバイ菌が体内に入り込み、一定量以上のバイ菌が体内に
 定着した場合に成立します。傷を負っただけで周囲の細胞を消毒薬の侵襲に晒す必要はないのです。
 (勿論、ケースによっては例外もありますよ)
 傷口の洗浄には、理想を言えば身体と同じ塩分濃度の生理的食塩水ですが、水道水で洗い流すだけで
 全くかまわないそうです。
 そして止血するわけですが、問題はガーゼや絆創膏の是非。
 傷口を保護のする必要は確かにありますが、ガーゼは傷口を治してくれる液体(浸出液といいます)
 を吸収してしまうのです。
 傷口を治してくれるのは出血が落ち着いた後に出てくる黄色っぽい透明な体液(浸出液)なんです。
 ですから、ガーゼなどで浸出液を吸収してしまうと傷の治りは悪くなり、ハイドロコロイド材等で
 傷口を治してくれる細胞が居心地のいい状態にしてやるとより早く治ります。
 詳しくはこちら → http://www.wound-treatment.jp/
 こういう事が解ってきているのに「消毒してガーゼを当てる」という常識は覆されないままなので
 相手の理解が得られずやむを得ずそういう行為をせざるを得ない場合も多々あるでしょう。
 絆創膏メーカーも結局商売ですから、多くの人に受け入れられている絆創膏を、全くコンセプトの
 異なるハイドロコロイド材を併売するという学術的に見れば有り得ない販売戦略をしています。
 こういう例は他にもある事で、風邪に抗生剤は無効だと解っていながら、薬を出さないと患者さん
 が不安&不満に思うのでやむを得ず出しているという一般医院の実態にも現れています。
 さらに言えば、診療報酬の一方的カットなどで必要な医療行為を認めようとせず、形骸化した古い
 行為を駆逐するEBMに基づいた療法や製剤に対する保険の整備を怠たり、無駄な医療費を垂れ流し
 ている厚労省や社保庁の役人の怠慢には酷いものがありますが…。

 ともあれストレスフルな社会の中で薬や何かに頼りたくなる気持ちもわからないでもありません。
 うちの小さな娘も絆創膏が大好きでなんでもかんでも身体中に貼りまくってますし…。
 「薬が身体を治すんじゃなくて、人間の身体自身が病気や傷を治すんだよ。」
 いつの日にかハッキリと教えてあげたいと思います。
 大事なのは偏った情報や薬に頼り、本質から目を背ける事ではないっていうのは哲学と同じです。

・ 年が明けても
sumire (05.1.**)
 私の拙いHPと、このコラムをご覧下さっている方々。
 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
 さて本来ですと、昨年のコラムは回顧録と名付けた過去ログに移すところなんですが、どうにも気が
 進みません。オチがないと言うか何と言うか…。
 思えば2004年はあまりにも暗い話題ばかりだったので、せめて最後は希望や明るい話題で締めたいと
 願っていたのですが、何も思いつかず、インスパイアされるのは相も変わらず世間様の暗いニュース
 ばかり…。
 しかしながら世の中は人の力以外のものでは変わっていかないのです。
 こんな時代だからこそ、愛とか夢とか希望とか、輝く心が大事なんです。
 多くの人達からそういうものをインスパイアされて、また自分自身も多くの人にそういう心を伝えて
 いけたらと願っています。




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