スーザン・サランドン Susan Sarandon
『フロント・ページ』
1974年 アメリカ
出演:ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、スーザン・サランドン
監督:ビリー・ワイルダー
内容:結婚を機会に引退しようとした敏腕新聞記者がその晩に、裁判所の中で起こった囚人脱走事件に巻き込まれる。大ヒットした戯曲をビリーワイルダーとジャック・レモンの名コンビで映画化している。
『華麗なるヒコーキ野郎』
1975年 アメリカ
出演:ロバート・レッドフォード、スーザン・サランドン、スチュアート・ホイットマン、ボー・スベンソン、ボー・ブルンディン
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
内容:第1次世界大戦直後の1920年代のアメリカで、航空ショーのスタントマンとして鳴らした男“ウォルド・ペッパー”の波乱の半生を描く伝記ドラマ映画。飛行機の曲乗りシーンが目を見張らせる。『コマンチェロ』(1961年)のスチュアート・ホイットマンが出演している。
『ロッキー・ホラー・ショー』
1975年 アメリカ
出演:ティム・カリー、スーザン・サランドン、バリー・ボストウィック、リチャード・オブライエン、パトリシア・クイン、リトル・ネル
監督:ジム・シャーマン
内容:ゴシック小説の傑作「フランケンシュタイン」をモチーフに、人造人間を創造しようとするマッド・サイエンティスト(狂気の科学者)の巻き起こす騒動を派手なロック・ミュージカルを散りばめて描いているカルト・ミュージカル映画。若い恋人同士のブラッドとジャネットが森の奥道に迷い込んで、近くの古い屋敷に電話を借りに駆け込んだ。しかし、そこはトランスセクシャル星(性別のない星)からやって来たフランクリン・フルター博士の屋敷だった。TV『スピン・シティ』でランドール・ウィンストン市長役を演じているバリー・ボストウィックが出演している。
『アドベンチャーラリー』
1976年 アメリカ
出演:ジョー・ドン・ベーカー、スーザン・サランドン
監督:アラン・ギブソン
内容:優勝賞金の10万ドルを目当てに、“マニラ1000マイル・ラリー”に挑んだ男たちの過激なカー・チェイスを描いているカー・アクション映画。交通ルール完全無視の荒っぽさが魅力的である。
『プリティ・ベビー』
1978年 アメリカ
出演:ブルック・シールズ、キース・キャラダイン、スーザン・サランドン
監督:ルイ・マル
内容:1917年のニューオリンズを舞台に、娼館に生まれたために12歳の幼さで肉体を売る少女娼婦の数奇な運命を描き衝撃的な話題を投げかけた問題のドラマ映画。1917年、ニューオリンズの売春地域。少女バイオレットは、ここの娼館で生まれ育ち、まだ12歳の若さで娼婦の母親ハティと共に娼館で働いていた。そんなある日、ベロックという若い写真家がこの売春地域の女性たちをカメラに収めるために、バイオレットの娼館にやって来る。そして、ベロックは頻繁に店を訪れるようになる。監督は『さよなら子供たち』のルイ・マル。フランス映画界の巨匠ルイ・マルが初めてアメリカで製作した貴重な作品。エロチシズム漂う幼い娼婦役をブルック・シールズが熱演している。
『アトランティック・シティ』
1980年 フランス、カナダ
出演:バート・ランカスター、スーザン・サランドン、ケート・レイド、ミシェル・ピコリ、ホーリス・マクラーレン
監督:ルイ・マル
内容:カジノの街・ラスベガスを舞台に、古き良き時代を生きた老ギャングの飄々とした姿を描いている。ギャンブルと麻薬をめぐる人間模様が、哀愁を帯びたトーンで語られる。
『イーストウィックの魔女たち』
1987年 アメリカ
出演:ジャック・ニコルソン、シェール、スーザン・サランドン、ミシェル・ファイファー、ベロニカ・カートライト
監督:ジョージ・ミラー
内容:ジョン・アップダイクの同名小説を基に映画化。田舎町に現れた悪魔が、誘惑した3人の美女たちに正体を知られて、手痛い仕返しをされる姿を描いている。
『トワイライト』
1987年 アメリカ
出演:ポール・ニューマン、スーザン・サランドン、ジーン・ハックマン
脚本・監督:ロバート・ベントン
内容:元刑事で私立探偵でもあったハリーは、今ではハリウッドのトップスターである友人のジャック夫妻の豪邸に居候して、雑務をこなしていた。ある日、ジャックの依頼で1人の女性にお金を届けに行くが、そこには重傷を負った男がいた。そして、あるスキャンダル記事のファイルを見つける。
『さよならゲーム』 (原題 Bull Durham)
1988年 アメリカ
出演:ケビン・コスナー、スーザン・サランドン、ティム・ロビンス、トレイ・ウィルソン、ロバート・ウール、ウィリアム・オレリー、デビッド・ニードルク
撮影:ボビー・バーン/音楽:マイケル・コンバーチノ
脚本・監督:ロン・シェルトン
内容:芽が出ない若手投手の教育係になったマイナー・リーグのベテラン捕手とその投手、そして投手の世話をするチームのファン熟女が織り成す三角関係を描いているラブ・コメディー映画。マイナー・リーグのアトランタ3A“ダラハム・ブルズ”は万年Bクラスだが、英語の女性教師アニーは熱狂的なファンだった。毎年有望な新鋭選手の世話をするのが生きがいで、今年は新人投手エビー・カルビンに目をつけた。エビーは、豪速球を投げる100万ドルの肩を持つ有望な選手だが、制球力に難のあるノーコン投手だった。そこへ、大リーグの経験もある盛りを過ぎたキャリア12年の捕手クラッシュ・デービスが、カルビンの教育係兼相手役としてやって来た。アニーは、エビーとクラッシュのどちらかをシーズン中の恋人にしようとするが、クラッシュに無視されてエビーを選ぶ。アニーとクラッシュは互いに意識しあいながらも、カルビンを一流の投手に育てていった。
『ぼくの美しい人だから』
1990年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、ジェームズ・スペーダー
監督:ルイス・マンドーキ
内容:年下のハンサムな青年と中年ウエートレスの愛を描いているラブ・ロマンス映画。エリートのハンサム青年マックスは、ハンバーガー・ショップの中年ウエートレスのノラと知り合って、一夜をともにするが。
『テルマ&ルイーズ』
1991年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、ジーナ・デービス、マイケル・マドセン、ブラッド・ピット、クリストファー・マクドナルド
監督:リドリー・スコット
内容:気ままな週末旅行に出掛けたはずが殺人犯として追われる身となり、犯罪を重ねながら逃亡をするうちに社会や人生から解放されていく女性2人の逃亡劇を描いているロード・ムービー。平凡な主婦のテルマと、ウエートレスのルイーズ。夫・家事や仕事から解放されて週末旅行を楽しむはずだった2人は、テルマをレイプしようとした男をルイーズが射殺したことから警察に追われる身になった。主人公の1人と恋に落ちる流れ者役を演じたブラッド・ピットが脚光を浴びた記念的作品。アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞している。
『ザ・プレイヤー』
1992年 アメリカ
出演:ティム・ロビンス、グレタ・スカッキ、フレッド・ウォード、ウーピー・ゴールドバーグ、ピーター・ギャラガー、ブライオン・ジェイムズ、シンシア・スティブンソン、スーザン・サランドン
脚本:マイクル・トルキン
監督:ロバート・アルマン
内容:マイケル・トルキンの原作を基に映画化。野心家の若手大物プロデューサーを中心に欲望渦巻くハリウッド映画界の内幕を、ミステリー仕立てでシニカルに描いているコメディー・ドラマ映画。大手映画スタジオの重役プロデューサーのグリフィンは、自分が考える大ヒットする映画の条件を「サスペンス、笑い、バイオレンス、希望、ハート、裸、セックス、そして最も重要なのをハッピー・エンド」としていた。辣腕のグリフィンは、典型的な業界人と同様に、高級車を乗り回して多忙な日々を送っていた。業界を意のままに動かす「プレイヤー」で知られるグリフィンのオフィスには、連日朝から売り込みのライターや監督たちがひっきりなしに訪れていた。スーザン・サランドンが特別出演している。監督は本作品でカンヌ映画祭監督賞を受賞した『ゴスフォード・パーク』のロバート・アルトマン。ティム・ロビンスがカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞した。
『ボブ☆ロバーツ/陰謀が生んだ英雄』
1992年 アメリカ、イギリス
出演:ティム・ロビンス、アラン・リックマン、レイ・サイズ、ジャンカルロ・エスポジート、ジェームズ・スペーダー、ジョン・キューザック、ピーター・ギャラガー、スーザン・サランドン
監督:ティム・ロビンス
内容:アメリカ上院議員選挙に立候補した人気歌手の実像をドキュメンタリー形式で描いている風刺ドラマ映画。スター歌手のボブ・ロバーツは、その人気と豊富な資金力を背景にアメリカ上院議員選挙に立候補した。選挙戦で台風の目になったボブは、対立するライバルの現職議員を脅かすほどだった。そして、マスコミがライバル候補のスキャンダルを報じたのも手伝って、ボブは選挙戦を有利に進めていく。しかし、クリーンなイメージのボブも一方で、当選するためには手段を選ばない側面を持っていた。『ドゥ・ザ・ライト・シング』のジャンカルロ・エスポジートが出演している。スーザン・サランドンが特別出演している。
『依頼人』
1994年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、トミー・リー・ジョーンズ、ブラッド・レンフロ、アンソニー・ラパグリア、J・T・ウォルシュ、アンソニー・エドワーズ
監督:ジョエル・シュマッカー
内容:ジョン・グリシャムの同名ベストセラー小説を基に映画化。メンフィスの森の中で、ある男の自殺を目撃したことからマフィアと検察の双方から命を狙われる少年と、彼に雇われた女性弁護士の活躍を描いているサスペンス映画。11歳の少年マークと弟リッキーは、失業中の若い母親ダイアン・スウェイとトレーラーの中で暮らしていた。ある日2人は、森の奥で自殺を図るジェローム・クリフォード(通称ロリー)という弁護士が乗った車を見つける。好奇心で車に近づいたマークは、自暴自棄になったジェロームに捕まって車内に連れ込まれてしまう。ジェロームはマフィア専門の弁護士で、マフィアに殺されたボイエット上院議員の死体を埋めた場所を知っている共犯者だった。マフィアのナイフ使いバリー・マルダーノの弁護をしていたが、バリーに口封じで殺されることに恐怖したジェロームは、無残に殺される前に自殺をしようと森に来ていた。ジェロームは、マークに逃げられて1人でピストル自殺をする。リッキーは、恐怖の体験から外傷後ストレス症候群になってしまった。上院議員殺害事件を担当していたニューオリンズの連邦検事ロイ・フォルトリッグは、マークから事件の情報を得ようとメンフィスに飛ぶ。特別検察チームを率いて来たロイは、裁判で聖書を引用することから神父のアダ名の異名を持つ負け知らずの敏腕検事で、上院議員殺害事件を解決して知事になる野望を抱いていた。病院に搬送されたリッキーの看病でダイアンとマークも病院で保護されるが、警察が執拗に事件を聞き出そうとする。マークは、警察から自分と家族を守ろうとして、離婚や人権問題に取り組んでいる中年女性弁護士レジー・ラブを全財産の1ドルで雇う。幼いマークたちの人権を守ろうとレジーは、ロイたち検察に対して果敢に闘っていくが、検察の圧力によってマークは聴聞会に召喚されてしまう。レジーは、マークたち家族を証人保護プログラムに適用できるか考える。一方、マフィアのボスのスラーリは、バリーたち殺し屋にマークの家族とレジーを殺すよう命令する。TV『ER/緊急救命室』でマーク・グリーン役を演じたアンソニー・エドワーズが出演している。『オータム・イン・ニューヨーク』(2000年)のアンソニー・ラパグリアが出演している。ジョン・グリシャムのベストセラー小説の映画化は、他に『ザ・ファーム 法律事務所』(1992年)、『ペリカン文書』(1993年)等がある。
『若草物語』
1994年 アメリカ
出演:ウィノナ・ライダー、スーザン・サランドン、ガブリエル・バーン、サマンサ・マシス、トリーニ・アルバラード、キャスティン・ダンスト、クレア・デーンズ、クリスチャン・ベール、エリック・ストルツ、ジョン・ネヴィル、メアリー・フォックス、コリー・クラーク
監督:ジリアン・アームストロング
内容:ルイザ・メイ・オルコットの同名小説を基に映画化。南北戦争を背景に、アメリカ東部の町に暮らしている従軍牧師一家の個性豊かな4人姉妹の愛と青春を、より現代的な感覚で描いているヒューマン・ドラマ映画『若草物語』の4度目のリメーク版。南北戦争に突入した19世紀半ばのアメリカ東部。従軍牧師一家のマーチ家では、父親が従軍した留守を母親のもとで4人娘が守っていた。長女メグ、次女ジョー、三女ベス、末娘エミーと、貧しいながらも4姉妹のおかげで笑いが絶えなかった。そんなある日、戦場から父親が負傷したという連絡がマーチ家に届く。監督は『シャーロット・グレイ』のジリアン・アームストロング。
『運命の絆』
1994年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン
監督:ロバート・アラン・アッカーマン
内容:次男が駐屯するイスラエルの海兵隊基地がテロリスト一味に襲撃されたことをきっかけに、それまでバラバラだった家族が“家族としての絆”を取り戻していく。
『デッドマン・ウォーキング』 (原題 Deadman Walking)
1995年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、ショーン・ペン、ロバート・プロスキー、レイモンド・J・バリー、R・リー・アーメイ、スコット・ウィルソン
撮影:ロジャー・A・ディーキンス/音楽:デビッド・ロビンス/製作:ティム・ロビンスほか
脚本・監督:ティム・ロビンス
内容:シスター・ヘレン・プレイジョーンの原作を基に映画化。死刑囚と修道女の心の交流を綴っている。シスター・ヘレンは、死刑囚から手紙を受け取り、彼に会うため刑務所へ。95年には、スーザン・サランドンがアカデミー主演女優賞を受賞した。96年には、ショーン・ペンがベルリン国際映画祭銀熊賞(主演男優賞)を受賞した。
『ジャイアント・ピーチ』
1996年 アメリカ
出演:(声)ポール・テリー、(声)スーザン・サランドン
製作:ティム・バートン
監督:ヘンリー・セリック
内容:ロアルド・ダールの童話「おばけの桃の冒険」を基に映画化。巨大な桃に乗った少年の冒険を描いている人形アニメ映画。映画の冒頭とラストは実写である。奇才のティム・バートンが製作を担当した。
『トワイライト』
1998年 アメリカ
出演:ポール・ニューマン、スーザン・サランドン
監督:ロバート・ベントン
内容:仕事の依頼を受けたものの、行く先々で殺人事件が起こって、次第に窮地に追い詰められていく私立探偵の姿を描いているサスペンス映画。
『グッドナイト・ムーン』
1998年 アメリカ
出演:ジュリア・ロバーツ、スーザン・サランドン、エド・ハリス、ジェナ・マローン、リーアム・エイケン
監督:クリス・コロンバス
内容:妻と離婚して2人の子供と生活をする弁護士と、彼と同棲を始めた女性写真家。2人の子供の子育てに追われる彼女と完璧な母親だった前妻との葛藤、そして和解を描いているヒューマン・ドラマ映画。
『クレイドル・ウィル・ロック』
1999年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、エミリー・ワトソン
脚本・監督:ティム・ロビンス
内容:大恐慌時代のアメリカで、時代の圧力に立ち向かい、反体制の革新的な社会派ミュージカルを上演した人々の姿を描いている群像劇映画。1930年代の大恐慌が深刻だったアメリカ。政府は公共事業促進局を設立して、失業者の救済に当たっていた。“フェデラル劇場計画”もそのひとつで失業した演劇人のためのものだった。しかし、無職で芝居経験のないオリーブは、仕事欲しさに求人の列に並んでしまう。オリーブの熱意に採用担当者は舞台係の仕事を与える。
『ジェイク&シャーリーン 明日への逃亡』
1999年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン
監督:ジェームズ・ラピン
内容:家出の途中で銀行強盗の人質にされた主婦が、町を抜け出したことに興奮して、いつしか犯人とともに逃避行を続けることになるロード・ムービー。
『地上より何処かで』
1999年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、ナタリー・ポートマン
監督:ウェイン・ワン
内容:華やかな人生を望んでいる母親と平穏な暮らしを望んでいる娘が、反目しあいながらも心を通わせていく姿を描いているヒューマン・ドラマ映画。自由奔放なアデルは、地味な田舎暮らしに嫌気が差して、14歳の娘のアンを連れて西海岸の町へ引っ越す。
『バンガー・シスターズ』
2002年 アメリカ
出演:ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、エヴァ・アムーリ
監督:ボブ・ドルマン
内容:かつて、ロックバンドの熱烈なファンとして名をはせた2人の女性。その後、対照的な人生を歩むようになった2人が久しぶりに再会したことから起こる騒動を描いているドラマ映画。スーザン・サランドンが実娘エヴァ・アムーリと共演している。