ジーナ・ローランズ Gena Rowlands
『脱獄』
1962年 アメリカ
出演:カーク・ダグラス、ジーナ・ローランズ
監督:デビッド・ミラー
内容:1953年のアメリカを舞台に、勇敢なカウボーイが脱獄の末に決死の逃亡を企てる姿を描いている現代西部劇の異色映画。自らの判断で善悪を見極める昔気質の誇り高きカウボーイのジャック・バーンズは、親友の作家ボンディが投獄されたことを知って、彼を刑務所から救い出すためにニューメキシコまでやって来る。今は結婚をして堅気の生活を送っていたボンディだったが、ある日、正義感からメキシコ難民の密入国を手助けしたことで逮捕されてしまったのだった。監督は『誰かが狙っている』のデビッド・ミラー。
『フェイシズ』
1968年 アメリカ
出演:ジョン・マーレー、ジーナ・ローランズ、リン・カーリン
監督:ジョン・カサベテス
内容:冷めきった夫婦の関係が、決定的に破綻するまでの36時間を描いている。夫は妻に別れ話を切り出し、高級娼婦を買いに行く。一方、妻は行きずりの男と一夜をともにした後、自殺を図る。
『こわれゆく女』
1975年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク
監督:ジョン・カサベテス
内容:精神のバランスをくずしていく主婦とその家族の姿を描く。ニックの妻メーベルは、家族や親友に対する愛情の念をコントロールできない性格だった。
『オープニング・ナイト』
1978年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、ジョン・カサベテス
監督:ジョン・カサベテス
内容:舞台の初日を前にした1人の人気女優の苦悩と焦燥を描いている。人気女優のマートルは、ある夜、自分が無視したファンの少女が事故死するのを目撃した。それ以来、マートルの酒の量は増えていった。
『グロリア』
1980年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、バック・ヘンリー、ジュリー・カーメン、ジョン・アダムス、ジェシカ・カスティロ、バリシオ・フランチナ
脚本・監督:ジョン・カサベテス
内容:マンハッタンを舞台に、組織の秘密を知った少年を守るためにタフな女“グロリア”がマフィアと闘う姿を描いているハードボイルド・アクション映画。マフィアの会計士が組織の秘密を暴露しようとして、その一家が惨殺された。しかし、息子のフィルだけは父親から証拠の手帳を預かって逃げ出した。フィルは、母親の友人のグロリアのもとに身を隠す。そのことを知ったマフィアはフィルの行方を追い始めて、グロリアたちは逃走しなければならなくなった。リメーク版『グロリア』(1998年)には、シャロン・ストーン、ジーンルーク・フィゲロア、ジェレミー・ノーザム、キャシー・モリアーティ、ボニー・ベデリア、ジョージ・C・スコット、マイク・スターが出演している。
『私の中のもうひとりの私』 (原題 Another Woman)
1988年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、ミア・ファロー、イアン・ホルム、ブライス・ダナー、ジーン・ハックマン、ベティ・バックレー、マーサ・プリンプトン、ジョン・ハウスマン、サンディ・デニス、フィリップ・ボスコ、ハリス・ユーリン
脚本:ウディ・アレン/撮影:スベン・ニクビスト
監督:ウディ・アレン
内容:仕事場としてアパートを借りた女性大学教授が、隣室の精神分析医の部屋から聞こえてくる患者の告白にかつての自分の苦悩を重ね合わせて、これまでの自分の人生を見つめ直していく人間ドラマ映画。50歳を迎えた哲学博士の女性大学教授のマリオは、人生の成功者。だが、仕事場として借りたマンションの通風孔から聞こえてくる隣室の精神分析医の診察室での妊婦の告白を聞くうちに、彼女は自分がいかに夫や弟夫婦、友人たちを傷つけてきたかに気付かされるのだった。
『愛に迷った時』 (原題 Something to Talk About)
1995年 アメリカ
出演:ジュリア・ロバーツ、デニス・クエイド、キーラ・セジウィック、ロバート・デュバル、ジーナ・ローランズ、ブレット・カリン
脚本:カーリー・クーリ/撮影:スヴェン・ニクヴィスト/音楽:ハンス・ジマー、グラハム・ブレスケット/製作総指揮:ゴールディ・ホーン
監督:ラッセル・ハルストレム
内容:夫の浮気に悩みながらも、自分らしい生き方を模索するヒロインの姿を描いているドラマ映画。グレースは、大学のダンス・パーティーで知り合ったエディと結婚したが。夫の浮気を知り、結婚生活に疑問を抱く。
『シーズ・ソー・ラヴリー』 (原題 She's so Lovely)
1997年 アメリカ、フランス
出演:ショーン・ペン、ロビン・ライト・ペン、ジョン・トラボルタ、ハリー・ディーン・スタントン、デビー・マザール、ジーナ・ローランズ、ケルシー・マルーニー
脚本:ジョン・カサベテス
監督:ニック・カサベテス
内容:名匠ジョン・カサベテスが遺した脚本を、息子のニック・カサベテスが映画化。破滅的な愛に生きる男女の姿をドライなタッチで描いているヒューマン・ドラマ映画。お互いのためなら何物をも犠牲にする純粋さを持つエディとモーリーン。ところがある日、モーリーンが暴行を受けたことを察したエディは激昂し、錯乱した彼は銃を手に復讐の相手を探しに行って、取り押さえられて精神病院に収容されてしまう。10年後、モーリーンは新しい夫ジョーイとエディの娘と3人で暮らしていた。そこへ退院して来たエディが現れて変わらぬ愛をモーリーンに告げる。主演のショーン・ペンがカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞した。
『ポーリー』
1998年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、トニー・シャルーブ
監督:ジョン・ロバーツ
内容:人間の言葉を話す摩訶不思議なオウムが、離れ離れになった飼い主の少女を捜す冒険の旅を描いているファンタジー映画。オウムのポーリーは、最初の飼い主で会話が苦手で彼が言葉を教えたマリーに会いたくて旅に出る。
『マイ・ハート、マイ・ラブ』 (原題 Playing by Heart)
1999年 アメリカ
出演:ショーン・コネリー、マデリーン・ストー、アンジェリーナ・ジョリー、ライアン・フィリップ、ジーナ・ローランズ、ジョン・スチュアート、ジリアン・アンダーソン
脚本・監督:ウィラード・キャロル
内容:冷えきった夫婦生活を送る男女、離婚のせいで恋愛に臆病になった女性、同性愛者の息子の死期が迫る母親など11人の男女の愛と人生を豪華キャストで描いている群像劇映画。結婚生活40年を迎えて共に過ごした人生を見つめ直すポールとハンナ。秘密を抱えるキーナンと傷つくことを恐れずに彼を愛するジョーン。エイズの末期で死期が迫る同性愛者のマークとその息子の死を受け入れようとする母親ミルドレッド。TV『X−ファイル』でダナ・スカリー捜査官役を演じたジリアン・アンダーソンが出演している。
『カラー・オブ・ラブ』
2000年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、ルイス・ゴセットJr
監督:シェルドン・ラリー
内容:黒人差別の残るアメリカ南部を舞台に、未亡人と彼女の混血の孫との交流を心温かく描いているファミリー映画。未亡人のジョージアは、黒人の恋人との仲を反対されて以来音信不通だった娘のリリー・ジョーが自己に遭ったとの連絡を受けた。彼女は現地に駆け付けるが既に娘夫婦は死亡しており、混血の孫ジェイシーがひとり残されていた。突然現われた混血の孫の存在に最初は戸惑うジョージアだった。監督のシェルドン・ラリーはTV中心に活躍している。ビデオ未発売作品。
『哀しみのアイリス』
2001年 アメリカ
出演:ジーナ・ローランズ、ローラ・リニー
監督:ダニエル・ペトリー
内容:シングル・マザーと母親との葛藤と和解、そして息子との交流を描いているヒューマン・ドラマ映画。アイリスは、夫を自殺で失ったシングル・マザー。アイリスは、ひとり息子のロニーと実家で暮らし実母のミンが経営するブライダル・コンサルタント会社で働いていた。しかし、夫の自殺の原因が母に苛め抜かれたせいだと信じるアイリスは、ミンを憎みふたりの折り合いは最悪のものだった。アイリスは、お金を貯めてすぐにでも実家を出ようと決意する。監督は『ベッツィー』のダニエル・ペトリー。