スパイク・リー
『スクール・デイズ』
1988年 アメリカ
出演:ラリー・フィッシュバーン、サミュエル・L・ジャクソン、スパイク・リー
脚本・監督:スパイク・リー
内容:在校生のほとんどが黒人というアメリカ南部の大学を舞台に、黒人としてアイデンティティを説くグループ“フィラ・クラブ”と、白人に憧れて白人のように振舞おうとするグループ“ガンマーズ”。この2つのグループの対立をハイセンスな音楽と粋な会話を交えながら描いている異色の社会派ミュージカル映画。ニュー・ブラック・シネマの旗手『ジャングル・ファーバー』(1991年)のスパイク・リーが脚本・監督・出演の3役をこなした。
『モ’・ベター・ブルース』
1990年 アメリカ
出演:デンゼル・ワシントン、ウェスリー・スナイプス、スパイク・リー
製作・脚本・監督:スパイク・リー
内容:地位と名声と愛を手に入れようとした1人の黒人ジャズ・トランペッターの栄光と悲劇を描いている音楽映画。黒人ジャズ・トランペッターのブリークは、ジャズクラブの人気スター。ブリークは、ふたりの愛人を持つほど悠々自適の生活を送っていたが、彼のエゴイスティックな性格が原因で、彼女たちは去ってしまった。そんな中、ある問題が起こる。『ドゥ・ザ・ライト・シング』に引き続いて、製作・脚本・監督を手掛けたのはブラック・ムービーの旗手スパイク・リー。
『ジャングル・フィーバー』
1991年 アメリカ
出演:ウェスリー・スナイプス、アナベラ・シオラ、スパイク・リー、オシー・デイビス、ルビー・ディー、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・タトゥーロ、アンソニー・クイン、ティム・ロビンス
監督:スパイク・リー
内容:ニュー・ブラック・シネマの旗手スパイク・リーが、アフリカ系アメリカ人男性とイタリア系アメリカ人女性の恋愛に焦点を当てて、新たな角度から人種差別の問題を掘り下げた社会ドラマ映画。有能な黒人建築家のフリッパーは、妻と娘と幸せな家庭生活を送っていた。しかし、フリッパーは、新しく自分の秘書となった派遣会社のイタリア系白人女性アンジーに惹かれて浮気をしてしまう。妻に白人女性との浮気がばれたフリッパーは家から追い出されてしまう。また、アンジーも黒人男性との付き合いを父親に激しく責められて家を追い出されてしまう。それぞれ家を追い出されたフリッパーとアンジーは、部屋を借りて一緒に暮らすことになる。一方、フリッパーの実家ではフリッパーの兄で麻薬中毒のゲイターが金の無心で頻繁に家を訪れていた。厳しい戒律を守る牧師の父親が家にいない時を狙っては、ゲイターを溺愛する母親から色々な理由をつけては金を貰っていた。スティービー・ワンダーの曲がフィーチャーされている。サミュエル・L・ジャクソンがカンヌ国際映画祭助演男優賞を受賞した。
『マルコムX』
1992年 アメリカ
出演:デンゼル・ワシントン、アンジェラ・バセット、アル・フリーマンJr、アルバート・ホール、スパイク・リー
製作・脚本・監督:スパイク・リー
内容:1965年に凶弾に倒れたアメリカの黒人解放運動指導者“マルコムX”の劇的な生涯を描いている伝記ドラマ映画。キング牧師と並んで、黒人解放運動のリーダーとして1960年代に闘った伝説の黒人指導者マルコムX。ボストンの貧民街に生まれ育ったマルコム少年は、ギャングと知り合って悪の道へと進む。窃盗罪で服役したマルコムは、刑務所の中でイスラム教に改宗する。出所後、ブラック・モスレムきっての過激な煽動家になる。監督はアメリカでの人種問題を描き続けるスパイク・リー。
『クロッカーズ』
1995年 アメリカ
出演:ハーベイ・カイテル、ジョン・タートゥロー、デルロイ・リンド、メキ・ファイファー、イサイア・ワシントン、キース・デビッド、レジーナ・テイラー、トム・バード、フランセス・フォスター、マイケル・インペリオリ、スパイク・リー
監督:スパイク・リー
内容:“クロッカーズ”と呼ばれている麻薬密売人をめぐる殺人事件に巻き込まれた黒人兄弟を描いている犯罪サスペンス映画。麻薬組織の売上金を横領していた男が何者かに殺害された。監督は、ニュー・ブラック・シネマの旗手『ジャングル・ファーバー』(1991年)のスパイク・リー。