ショーン・ペン Sean Penn
『タップス』 (原題 Taps)
1981年 アメリカ
出演:ティモシー・ハットン、ジョージ・C・スコット、ロニー・コックス、ショーン・ペン、トム・クルーズ
脚本:ダリル・ポーニクソンほか/撮影:オーウェン・ロイズマン/音楽:モーリス・ジャール
監督:ハロルド・ベッカー
内容:土地開発のために閉鎖されることになった陸軍幼年学校の生徒たちが、校長である将軍の逮捕をきっかけに、武器を持って校内に立てこもる姿を描いている造反青春映画。バンカーヒル陸軍幼年学校の士官候補生ブライアン・モーランドは、校長のベーシェ将軍から新年度の次期生徒長を任命される。しかし、卒業日にベーシェ将軍からバンカーヒル幼年学校が土地開発で住宅を建てるために閉鎖・売却されることを知らされる。ベーシェ将軍は州の理事会に掛け合って閉鎖の期限を1年間延長してもらう。しかし、卒業パーティの会場の外で町の若者たちと警備の生徒たちがもめごとを起こして、止めに入った将軍の銃が暴発して若者のひとりを殺してしまう。ベーシェ将軍は警察に逮捕されて、幼年学校は即刻閉鎖されることになってしまう。急な閉鎖に反対するモーランド、ドワイヤー、ショーンたち生徒は3つのこと(1=学校閉鎖の撤回、2=理事会との話し合い、3=ベーシェ将軍との面会)を要求するために、学校の武器庫に保管されていた銃・弾薬を手に取って学校に立てこもる。州は警察を動員して幼年学校を包囲するが状況は打開せず、遂に州軍が出動してくる。州軍の責任者カービィ大佐は、モーランドたちを説得するが膠着状態は続いていく。12歳から6年間に及ぶ教官の士官を養成する学校内部の様子が興味深く描かれ、ハリウッドの反骨の人、ジョージ・C・スコットが、陸軍幼年学校の魂とでもいうべき校長に扮している。
『初体験リッジモント・ハイ』
1982年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、フィービー・ケーツ、ジェニファー・ジェーソン・リー、ジャッジ・ラインホールド
監督:エイミー・ヘッカリング
内容:
『月を追いかけて』
1984年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、ニコラス・ケイジ
監督:リチャード・ベンジャミン
内容:第2次世界大戦中のアメリカを舞台に、大人になりかけた少年たちの友情や恋を描いている青春映画。
『ロンリー・ブラッド』
1985年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、クリストファー・ウォーケン
監督:ジェームズ・フォーリー
内容:父親の派手で自由なヤクザ稼業にあこがれた息子が、幻滅に至るまでの心の軌跡をたどる青春映画。ある日、一家を捨てた父親が現れ、息子も犯罪組織の仲間に入る。
『コードネームはファルコン』
1985年 アメリカ
出演:ティモシー・ハットン、ショーン・ペン、パット・ヒングル
監督:ジョン・シュレシンジャー
内容:防衛産業で情報関係の仕事をしていた青年クリス・ボイスが国家機密の汚れた内幕を知り、最高機密をソ連の情報機関と取引するようになったことから次第に深みにはまっていく姿を、アメリカで実際にあった実話を基に描いているスパイ・サスペンス映画。
『カラーズ 天使の消えた街』
1988年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、ロバート・デュバル、マリア・コンチータ・アロンゾ
監督:デニス・ホッパー
内容:ロサンゼルス市警のギャング取り締まりの特別チームの新旧警官コンビを軸に、ストリート・ギャングと呼ばれる非行少年たちの犯罪と抗争、そして必死で取り締まろうとする警官たちの姿を描いているリアルなバイオレンス映画。俳優でもあるデニス・ホッパーの監督作品。
『俺たちは天使じゃない』
1989年 アメリカ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーア、ホイト・アクスマン
監督:ニール・ジョーダン
内容:1935年の大恐慌のアメリカを舞台に、刑務所から脱走して神父を装って逃亡するコソ泥の2人組が、本物の神父に間違えられたばかりに心ならずも善行をする羽目になり、眠っていた良心に目覚めていくさまをユーモラスに描いているコメディー映画『俺たちは天使じゃない』(1955年)のリメーク版。『俺たちは天使じゃない』(1955年)には、ハンフリー・ボガート、ピーター・ユスティノフが出演している。
『カジュアリティーズ』
1989年 アメリカ
出演:マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン、ドン・ハーベー
監督:ブライアン・デ・パルマ
内容:ベトナムの戦場で起きた仲間のアメリカ兵によるベトナム人女性の誘拐と暴行殺人という残虐な実態を、彼らの告発に命を懸けた一兵士の苦悩を通して、ベトナム戦争の実情を描いている実話を基にした戦争ドラマ映画。ベトナム戦争最中の1966年、混迷を極めて修羅場と化した戦場で苦悩する兵士エリクソンは、仲間を次々に失いながらも何とか窮地を脱して味方の陣営に戻って来た。やがてある日、エリクソンや上官のミザーブ軍曹ら小隊5人に偵察命令が下される。だがその偵察任務の途中、小隊はベトナム人少女を誘拐して、暴行する。
『ステート・オブ・グレース』 (原題 State of Grace)
1990(91)年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、エド・ハリス、ゲーリー・オールドマン、ロビン・ライト、ジョン・タトゥーロ、バージェス・メレディス、ジョーン・C・ライリー、
脚本:デニス・マッキンタイア/音楽:エンニオ・モリコーネ
監督:フィル・ジョアーノ
内容:アメリカ・ニューヨークの犯罪地帯に生まれ育った若者たちの運命を縄張り争いに明け暮れるアイリッシュギャングの抗争と、潜入捜査官の苦悩を通して描いている。
『インディアン・ランナー』
1991年 アメリカ
出演:デビッド・モース、ビゴ・モーテンセン、バレリア・ゴリノ、パトリシア・アークエット、ジョーダン・ローデス、デニス・ホッパー、サンディ・デニス、チャールズ・ブロンソン
監督:ショーン・ペン
内容:粗暴な弟を立ち直らせようと苦悩する実直な兄の姿を通して兄弟・家族について見つめたドラマ映画。1968年、真面目で温厚なパトロール警官のジョーは、メキシコ人の妻と幼い息子とともにネブラスカ州に暮らしていた。近所には年老いた両親も住んでいる。ジョーには、はぐれ者の弟フランクがいた。兄とはまったく対照的なフランクは、ベトナムの戦場で精神を病んで凶暴な性格になっていた。
『デッドマン・ウォーキング』 (原題 Deadman Walking)
1995年 アメリカ
出演:スーザン・サランドン、ショーン・ペン、ロバート・プロスキー、レイモンド・J・バリー、R・リー・アーメイ、スコット・ウィルソン
撮影:ロジャー・A・ディーキンス/音楽:デビッド・ロビンス/製作:ティム・ロビンスほか
脚本・監督:ティム・ロビンス
内容:シスター・ヘレン・プレイジョーンの原作を基に映画化。死刑囚と修道女の心の交流を綴っている。シスター・ヘレンは、死刑囚から手紙を受け取り、彼に会うため刑務所へ。95年には、スーザン・サランドンがアカデミー主演女優賞を受賞した。96年には、ショーン・ペンがベルリン国際映画祭銀熊賞(主演男優賞)を受賞した。
『ギルティ・オブ・ラブ』
1996年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、ウィリアム・ハート
監督:エリン・ディグナム
内容:結婚と離婚を繰り返しながら妻や恋人たちを次々に虐待して、自殺に追い込んだ男。この連続自殺事件の真相と罪を地方検事が暴いていく法廷サスペンス映画。
『ヒューゴ・プール』 (原題 Hugo Pool)
1996年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、アリッサ・ミラノ、ロバート・ダウニーJr
監督:ロバート・ダウニー
内容:ギャンブルに目がない母親と麻薬中毒の父親を持つ少女ヒューゴの愛と癒しを描いているヒューマン・ドラマ映画。ギャンブル好きの母親と麻薬中毒の父親を持つ少女ヒューゴは、たったひとりでプール清掃会社“ヒューゴ・プール”を切り盛りしている。謎のヒッチハイカー、そして車椅子生活を送る青年フロイドとの出会いが、ヒューゴの最悪の一日を人生の喜びを知る一日へと変えてくれる。
『ゲーム』
1997年 アメリカ
出演:マイケル・ダグラス、ショーン・ペン、デボラ・カーラ・アンガー、ジェームズ・レブホーン、ピーター・ドーナット、キャロル・ベイカー、アンナ・カテリナ、アーミン・ミュラー・スタール、チャールズ・マーティネット、スコット・ハンター・マクガイア、フロンティーヌ・モカヌ、エリザベス
監督:デビッド・フィンチャー
内容:誕生日に弟から贈られた招待状によって、謎のゲームに参加した大富豪が、奇妙な出来事に次々と巻き込まれていくサスペンス映画。
『シーズ・ソー・ラヴリー』 (原題 She's so Lovely)
1997年 アメリカ、フランス
出演:ショーン・ペン、ロビン・ライト・ペン、ジョン・トラボルタ、ハリー・ディーン・スタントン、デビー・マザール、ジーナ・ローランズ、ケルシー・マルーニー
脚本:ジョン・カサベテス
監督:ニック・カサベテス
内容:名匠ジョン・カサベテスが遺した脚本を、息子のニック・カサベテスが映画化。破滅的な愛に生きる男女の姿をドライなタッチで描いているヒューマン・ドラマ映画。お互いのためなら何物をも犠牲にする純粋さを持つエディとモーリーン。ところがある日、モーリーンが暴行を受けたことを察したエディは激昂し、錯乱した彼は銃を手に復讐の相手を探しに行って、取り押さえられて精神病院に収容されてしまう。10年後、モーリーンは新しい夫ジョーイとエディの娘と3人で暮らしていた。そこへ退院して来たエディが現れて変わらぬ愛をモーリーンに告げる。主演のショーン・ペンがカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞した。
『シン・レッド・ライン』
1998年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、ジェームズ・カビーゼル、ジョン・トラボルタ、ジョン・キューザック、エイドリアン・ブロディ、ベン・チャップリン、ウディ・ハレルソン、エリアス・コティアス、ジョン・C・ライリー、ジョン・サベージ、ジャレット・レト、ミランダ・オットー
監督:テレンス・マリック
内容:ジェームズ・ジョーンズの同名小説を基に映画化。太平洋戦争の激戦地ガダルカナル島を舞台に、生死の狭間に生きるアメリカ兵士の人間模様を詩情が溢れる独特な映像で描いている戦争映画。
『ギター弾きの恋』 (原題 Sweet and Lowdown)
1999年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、サマンサ・モートン、ユマ・サーマン、グレッチェン・モル
脚本・監督:ウディ・アレン
内容:1930年代のアメリカ・シカゴを舞台に、ギター以外は破滅的な人生を送っていた不器用な天才ジャズ・ギターリストと口の利けない純真な少女の恋を描いているラブ・ストーリー映画。ジャズ全盛の1930年代のアメリカ・シカゴ。傲慢で派手好きなエメットは、才能溢れるジプシー・ジャズのギターリスト。一方で彼は、娼婦の元締めという別の顔を持ち、女遊びにも目がなく自堕落で破滅的な人生を送っていた。そんなある日、エメットは友人とニュージャージーの浜辺に出かけて口の利けない純真で素朴な娘ハッティと出会う。ショーン・ペンは、本作品でアカデミー主演男優賞候補になった。
『マルコヴィッチの穴』 (原題 Being John Malkovich)
1999年 アメリカ
出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャサリン・キーナー、オースン・ビーン、メアリ・ケイ・プレイス、チャーリー・シーン、ショーン・ペン、ブラッド・ピット、ジョン・マルコビッチ
撮影:ランス・アコード/音楽:カーター・バーウェル
監督:スパイク・ジョーンズ
内容:人形使いの男性が勤め先の会社で見つけた壁の穴が、個性派俳優ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチの頭の中に通じていたことから巻き起こる騒動を描いているSFドラマ映画。売れない人形使いのクレイグ・シュワルツは、妻のロッテに勧められて就職活動を始める。求人情報を見ていたクレイグは、手先の器用な人でファイル係を募集しているレスター社の面接を受ける。しかし、この会社は、フロアーの高さが普通の半分しかなく、社長は自分が言語障害だと思い込んでいる不思議な所だった。社長のレスターに気に入られたクレイグは、即時採用が決まる。同時期に採用された美人の同僚マキシンに恋したクレイグは、話しのきっかけを作ろうとアプローチをするが断られてしまう。そんなクレイグはある日、ロッカーの後ろに隠れていた不思議な扉を発見する。興味から扉の中に入ったクレイグは、ジョン・マルコビッチの頭の中に移動していた。15分で頭の中から近くの土手に放り出されたクレイグは、この不思議な体験をマキシンに話す。同様の体験を妻のロッテに話したクレイグは、ロッテにせがまれてマルコビッチを体験させた。翌日、マルコビッチの穴を使った商売を始めようとするクレイグとマキシンの前にロッテがやって来る。人生観が変わったロッテは、性転換して男性になりたいと言い出した。再びマルコビッチの穴に入ったロッテは、マキシンがマルコビッチに電話をしてデートを申し込んでいるところに遭遇する。頭の中で心の声としてマルコビッチにデートを決意させたロッテは、再びデート中にマルコビッチの頭の中に入る。そして、ロッテとマキシンは互いを強く意識しあうようになる。監督で俳優のショーン・ペンやブラッド・ピットが少しだけ本人で出演している。
『悪魔の呼ぶ海へ』
2000年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、エリザベス・ハーレイ
監督:キャスリン・ビグロー
内容:極限状態に追い込まれた4人の男女の人間関係が織り成す戦慄の心理劇を描いているサスペンス映画。19世紀に起きた殺人事件を取材するために、女性ジャーナリストのジーンは作家の夫トーマスと、夫の弟、その恋人と4人で、事件の舞台となった孤島を訪れた。その事件では、ふたりの女性が惨殺されて、マレンという女性だけが生き残っていた。
『I am Sam アイ・アム・サム』
2001年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニング、ダイアン・ウィースト、ダグ・ハッチンソン、スタンリー・デサンティス、リチャード・シフ、ローラ・ダーン、ロレッタ・デイヴァイン
監督:ジェシー・ネルソン
内容:知的障害のある父親と、7歳の幼い娘との深い愛の絆を描いているドラマ映画。ショーン・ペンが見事に知的障害者役を好演し、ダコタ・ファニングが愛くるしく娘役を演じている。
『ブレッジ』
2001年 アメリカ
出演:ジャック・ニコルソン、ロビン・ライト・ペン、パトリシア・クラークソン、ベニチオ・デル・トロ、サム・シェパード、アーロン・エッカート、バネッサ・レッドグレイブ、ミッキー・ローク、ハリー・ディーン・スタントン、ヘレン・ミレン
監督:ショーン・ペン
内容:フリードリヒ・ディレンマットの原作を基に映画化。遺族との誓いを胸に、定年間際に起きた少女暴行殺人事件の犯人追跡に執念を燃やすひとりの老刑事の姿を描いているサスペンス映画。定年退職日を迎えたリノ警察の老刑事ジェリーは、送別パーティで楽しい時間を過ごしていた。しかし、パーティの最中に少女強姦殺人事件の報が入ってくる。ジェリーは、被害者の少女の母親に懇願されて、犯人の逮捕を約束してしまう。ジェリーに残された退職までの時間はわずか6時間だったが、目撃者の証言から何とか容疑者の逮捕に漕ぎ着ける。
『デブラ・ウィンガーを探して』
2002年 アメリカ
出演:(アルファベット順)パトリシア・アークエット、エマニュエル・ベアール、カトリン・カートリッジ、ローラ・ダーン、ジェーン・フォンダ、テリー・ガー、ウーピー・ゴールドバーグ、メラニー・グリフィス、ダリル・ハンナ、サルマ・ハエック、ホリー・ハンター、ダイアン・レイン、ケリー・リンチ、ジュリアナ・マルグリース、キアラ・マストロヤンニ、サマンサ・マシス、フランシス・マクドーマンド、キャサリン・オハラ、ジュリア・オーモンド、グウィネス・パルトロウ、マーサ・プリンプトン、シャーロット・ランプリング、バネッサ・ネッドグレーブ、テレサ・ラッセル、メグ・ライアン、アリー・シーディ、エイドリアン・シェリー、ヒラリー・シェパード・ターナー、シャロン・ストーン、トレーシー・ウルマン、ジョベス・ウィリアムズ、デブラ・ウィンガー、アルフレ・ウッダード、ロビン・ライト・ペン、ショーン・ペン、ロジャー・エバート
監督:ロザンナ・アークエット
内容:育児などの私生活と女優業の両立に悩み始めたロザンナ・アークエットが、他の女優たちに悩みや疑問をぶつけて、本音を聞き出そうとする様子を綴っているドキュメンタリー映画。ショーン・ペンとロジャー・エバートが特別出演している。TV『ER/緊急救命室』で婦長のキャロル・ハサウェイ役を演じたジュリアナ・マルグリースが出演している。
『21グラム』
2003年 アメリカ
出演:ショーン・ペン
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
内容:別々の人生を歩んで来た3人の男女の運命が、1つの交通事故をきっかけに交錯していく様子を描いている。
『ミスティック・リバー』
2003年 アメリカ
出演:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローラ・リニー
監督:クリント・イーストウッド
内容:デニス・ルへインの原作を基に映画化。少年時代に起こった事件によって、心に傷を抱えて大人になった3人の男性。殺人事件を通して再び出会った彼らの運命を描いている。