サム・ニール Sam Neill
『オーメン3 最後の闘争』
1981年 アメリカ
出演:サム・ニール、ロッサノ・ブラッツィ、ドン・ゴードン、リサ・ハロー
監督:グレアム・ベーカー
内容:人類滅亡のために6月6日午前6時に生まれた悪魔の子ダミアンが引き起こす恐怖オカルト・ホラー映画『オーメン』(1976年)シリーズ3部作の完結編。アメリカ合衆国大統領の座を狙って着々と魔の手を伸ばし続ける悪魔の子ダミアンと、彼の野望を阻止せんとする神父たちとの闘いを描いているホラー映画。第1弾『オーメン』には、グレゴリー・ペック、リー・レミック、デビッド・ワーナー、ビリー・ホワイトロー、ハーベイ・ステファンスが出演している。シリーズ第2弾『オーメン2』(1978年)には、ウィリアム・ホールデン、リー・グラント、ジョナサン・スコット・テーラー、ロバート・フォックスウォースが出演している。ダミアンの娘を主人公にした『オーメン4』(1991年)には、マイケル・ウッズ、フェイ・グラント、エージア・バイーラが出演している。『オーメン』シリーズの製作秘話を綴ったドキュメンタリー映画『オーメン・レガシー』(2001年)がある。
『ケインとアベル 愛と野望に燃える日々』
1985年 アメリカ
出演:ピーター・ストラウス、サム・ニール、ロン・シルバー、デビッド・デュークス、フレッド・グイン、トム・ロバーツ・バード、リチャード・アンダーソン、ケイト・マクニール、ベロニカ・ハメル、シェリー・J・ウィルソン
音楽:ビリー・ゴールデンバーグ/製作:ファーン・フィールド
監督:バズ・キューリック(バズ・クーリック)
内容:ジェフリー・アーチャーの原作を基に映像化。同じ日に生まれた2人の男ケインとアベルの愛と野望、成功と挫折、そして復讐が交錯するTV長編大河ドラマ3部作。1901年、4月18日にボストンで銀行家の息子ウィリアム・ケインが誕生する。同じ頃、ポーランドの森で私生児ブアデブ(後のアベル・ロフノフスキー)が誕生する。第1次世界大戦が勃発して、ドイツに占領されたポーランドを脱出したアベルは、アメリカに亡命する。ホテルの従業員として働き始めたアベルは、持ち前の才覚で収益を上げてホテル王に気に入られて支配人に出世する。しかし、大恐慌を迎えてアベルが支配人になったホテルがケインの銀行の抵当に入り、ホテル王は自殺し、ホテルは破産の危機を迎える。謎の人物の援助でアベルは、ホテルの立て直しに成功する。アベルは恩人のホテル王を自殺に追い込んだ敵としてケインを激しく憎むようになる。月日が経ちホテル王になったアベルと東部一の銀行の頭取になったケイン、その子供たちも絡んで物語は複雑になってくる。TV『ダラス』でエイプリル役を演じ、TV『炎のテキサス・レンジャー』で検事補アレックス・ケーヒル役を演じたシェリー・J・ウィルソンと、TV『バイオニック・ジェミー』でOSIのオスカー・ゴールドマン局長役を演じたリチャード・アンダーソンが出演している。
『デッド・カーム 戦慄の航海』
1988年 オーストラリア
出演:ニコール・キッドマン、サム・ニール、ビリー・ゼーン
監督:フィリップ・ノイス
内容:息子を事故で亡くして、心の痛手を癒そうとヨットの航海に出た若い夫婦が、ボートで漂流していた男性を救ったことから恐怖の体験をするサスペンス映画。ジョンとレイの夫婦は、ひとり息子を事故で亡くした悲しみを忘れるためにヨット旅行のクルージングに出る。クルージング中、漂流中の小型船“オルペニウス号”を発見する。船には若い男がひとり乗っていた。男は沈没しかかった船から脱出してきた唯一の生存者だと語った。日本劇場未公開の海上サスペンス作品。ニコール・キッドマンがオーストラリア時代に出演した作品で、ヌードも辞さない体当たりの演技を披露している。
『レッド・オクトーバーを追え』
1990年 アメリカ
出演:ショーン・コネリー、アレック・ボールドウィン、サム・ニール、スコット・グレン、ジェームズ・アール・ジョーンズ、リチャード・ジョーダン
監督:ジョン・マクティアナン
内容:トム・クランシーの同名小説を基に映画化。大型のミサイルを搭載したレーダーに探知されない無音のソ連の最新鋭原子力潜水艦の艦長が、アメリカへ亡命を決意。突如アメリカの艦隊に接近してきた。訳がわからないアメリカ軍とそれを阻止しようとするソ連軍との混乱する米ソ両国の息詰まる駆け引きを描いているポリティカル・サスペンス映画“ジャック・ライアン”シリーズの第1弾。シリーズ第2弾『パトリオット・ゲーム』(1992年)には、ハリソン・フォード、アン・アーチャー、サミュエル・L・ジャクソン、リチャード・ハリス、ジェームズ・アール・ジョーンズが出演している。シリーズ第3弾『今そこにある危機』(1994年)には、ハリソン・フォード、ウィレム・デフォー、アン・アーチャー、ジェームズ・アール・ジョーンズが出演している。シリーズ第4弾『トータル・フィアーズ』(2002年)には、ベン・アフレック、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェルが出演している。
『透明人間』 (原題 Memoirs of an lnvisible Man)
1992年 アメリカ
出演:チェビー・チェイス、ダリル・ハンナ、サム・ニール
脚本:ロバート・コレクターほか/撮影:ウィリアム・A・フレーカー/音楽:シャーリー・ウォーカー
監督:ジョン・カーペンター
内容:H・F・セイントの小説「透明人間の告白」を基に映画化。核実験研究所の事故に巻き込まれて、体が透明になってしまったエリート・サラリーマンが、秘密警察の執拗な追跡をかわしながら繰り広げる恋と冒険を描いているSF映画。
『ピアノ・レッスン』
1993年 オーストラリア
出演:ホリー・ハンター、ハーベー・カイテル、サム・ニール
監督:ジェーン・カンピオン
内容:19世紀半ばのニュージーランドを舞台に、イギリスから嫁いで来た言葉の不自由な女性が1台のピアノに託した情熱と、真実の愛を求める姿を描いている。ニュージーランドへ嫁いできた女性が夫の友人からピアノの教授を頼まれる。アカデミー賞主演女優賞、助演女優賞を獲得した。R指定作品。
『ジュラシック・パーク』 (原題 Jurassic Park)
1993年 アメリカ
出演:サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、アリアナ・リチャーズ、ジョセフ・マゼロ、サミュエル・L・ジャクソン、ウェイン・ナイト、マーティン・フェレロ、リチャード・アッテンボロー
脚本:マイケル・クライトン
監督:スティーブン・スピルバーグ
内容:マイケル・クライトンの同名小説を基に映画化。バイオテクノロジーでよみがえった恐竜を間近かに見ることが出きる孤島のテーマパークを舞台に、恐竜たちの暴走に巻き込まれていく人々の運命を描いている恐竜パニック映画。古生物学者のアラン・グラントと恋人で古植物学者のエリー・サトラーは、化石発掘のスポンサーで大実業家のジョン・ハモンド老人にテーマパークの視察を依頼される。テーマパークで作業員の死亡事故が発生して、不安を感じた保険会社と出資会社が外部の専門家の推薦を出資条件にしたからだった。他にカオス理論学者で数学者のマルコムと、保険会社の弁護士ジェナーロも視察に参加した。コスタリカの孤島“イスラ・ヌプラ島”に着いた視察一行が見たものは、化石(琥珀)に残された細胞を基に最新のバイオテクノロジーによって、現代によみがえった恐竜を放し飼いにしているテーマパーク“ジュラシック・パーク”だった。ジュラシック・パークに着いたグラント博士一行は、ハモンドの孫のレックスとティムを連れて視察を開始する。ジュラシック・パークは、コンピューター管理で保安面では安全のはずが、コンピューター職員のネドリが企業スパイに買収されて、制御システムを不能にされてしまう。送電がストップしたジュラシック・パークでは、恐竜が境界フェンスを乗り越えて、人間たちに襲いかかる。アカデミー3部門を受賞した。
『ジャングル・ブック』 (原題 Rudyard Kipling's The Jungle Book)
1994年 アメリカ
出演:ジェーソン・スコット・リー、リナ・ハーディー、サム・ニール、ジョン・クリース、ケーリー・エルウェス
監督:スティーブン・ソマーズ
内容:ラドヤード・キプリングの同名小説を基に映画化。20世紀初頭のインドを舞台に、不幸な事故のために1人の密林に取り残された少年が動物たちに育てられて成長し、かつて離ればなれになった美しい娘と再会するドラマ映画。イギリス人のジェフリー・ブランドン大佐は、新たな任地としてインドに赴任した。同行するのはブランドンの部下と幼い1人娘のキャサリン(通称キティ)、インド人ガイドと5歳の息子モウグリだった。モウグリは、動物と話の出来る不思議な能力を持っていて、キャサリンとは大の仲良しだった。しかし、部下の数人が動物を意味なく殺したために、ジャングルの神で虎“シアカーン”の怒りに触れて襲われ、荷馬車に乗っていたモウグリは暴れ馬に引っ張られて姿を消してしまう。密林に取り残されたモウグリは、黒豹“バギーラ”に助けられて狼の群れに案内される。身動きの出来ない小熊“バルーン”を助けたモウグリは、狼の群れの中でバギーラとバルーンと共に生活する。20歳の大人に成長したモウグリは、偶然、猿たちの支配する遺跡を発見して、大蛇を倒して短剣を手に入れる。猿たちにも認められたモウグリは、密林に入り込んだキャサリンと出会い彼女に恋する。宮殿の基地に帰ったキャサリンを追ったモウグリは、ウィリアム・ブーン大尉に捕まって短剣を奪い取られる。モウグリが身に着けていたブレスレットが、幼い頃モウグリに渡した母の形見だと知ったキャサリンは、彼が生き別れた少年モウグリだと分かる。モウグリは、基地でキャサリンと医師ブラムフォードに言葉を教えてもらう。一方、キャサリンの恋人ウィリアムは、モウグリから奪った短剣が幻の古代都市ハナマンの宝と知って、財宝を手に入れようと考える。ウィリアムは野心家で地位と名誉と金を手に入れようとしていた。
『恋の闇 愛の光』
1995年 アメリカ
出演:ロバート・ダウニーJr、サム・ニール、デビッド・シューリス
監督:マイケル・ホフマン
内容:チャールズ2世統治下のイギリスを舞台に、その繁栄の光と影を1人の医師の流転を通して描いているドラマ映画。イギリスに王制が戻って、歓楽が花開いている一方で、伝染病もはびこっていた。
『スノーホワイト』 (原題 Snow White)
1997年 アメリカ
出演:シガニー・ウィーバー、サム・ニール、モニカ・キーナ、グロリア・ルーベン
監督:マイケル・コーン
内容:グリム兄弟が発表した童話「白雪姫」を、原典に忠実に映画化。ディズニー・アニメで知られている子供向けの物語とは一線を画して、グリム童話本来のグロテスクで残酷性を帯びた世界を描いている。15世紀の末のドイツで、男爵の美しい娘が義母に命を狙われる物語。TV『ER/緊急救命室』でジェニー・ブレ役を演じ、TV『CIA:ザ・エージェンシー』でリサ・ファブリッツィ役を演じたグロリア・ルーベンが出演している。
『モンタナの風に吹かれて』
1998年 アメリカ
出演:ロバート・レッドフォード、クリスティン・スコット・トーマス、サム・ニール、ダイアン・ウィースト、スカーレット・ヨハンソン、クリス・クーパー
監督:ロバート・レッドフォード
内容:落馬事故で傷ついた少女と馬を癒すカウボーイの治療士と、その母親との愛を描いているヒューマン・ドラマ映画。落馬事故によって心の傷を負った娘と愛馬を回復させるために、母親のアニーは馬専門の治療士“ホース・ウイスパラー”でクリニックを開業しているトムを訪ねる。
『アンドリューNDR114』 (原題 Bicentennial Man)
1999年 アメリカ
出演:ロビン・ウィリアムズ、エンベス・デービッツ、サム・ニール、オリバー・プラット、ブラッドリー・ウィットフォード
音楽:ジェームズ・ホーナー/撮影:フィル・メヒュー/製作:ウォルフガング・ペーターゼン/脚本:ニコラス・カザン
監督:クリス・コロンバス
内容:アイザック・アシモフの原作を基に映画化。純粋な心で人間になりたいと願うロボットの“200年もの長い旅”を描いているSFドラマ映画。そう遠くない未来の2005年。裕福なマーチン一家4人にロボティックス社から一台の生涯奉仕ロボット“アンドリューNDR114” が届けられた。一家の父親リチャードは、ロボットを“アンドリュー”という名前で呼んで家族の一員に迎える。一家の長女ミス(別名グレイス)は、ロボットのアンドリューを毛嫌いするが、幼い次女のリトルミスはアンドリューになついていた。個性的なアンドリューは、手製の大時計を売り出して莫大な額の貯金をする。リチャードは、個性的で感情を持つアンドリューに学問・知識を教える。15年間過ごし成人したリトルミスが結婚をして家を出た12年後、アンドリューは自由を求めてマーチン家から出ることを決意する。それから16年後、一家の父親リチャードが亡くなりアンドリューは、自分と同じNDR型のロボット捜しの旅に出る。10年間、同型ロボット捜しをしたアンドリューは、ガラティアというNDR型の女性ロボットと出会う。ガラティアの持ち主で科学者のルパート・バーンズと出会ったアンドリューは、貯金を彼の新ロボット研究に投資して外見や中枢神経の改良を依頼する。人間そっくりになってマーチン家に戻ったアンドリューは、年を重ね初老になったリトルミスと再会する。リトルミスの若い頃にそっくりの孫娘ポーシャに会ったアンドリューは、彼女に恋するようになる。TV『ザ・ホワイトハウス』で次席補佐官のジョシュ・ライマン役を演じたブラッドリー・ウィットフォードが出演している。
『月のひつじ』
2000年 オーストラリア
出演:サム・ニール、ケビン・ハリソン
監督:ロブ・シッチ
内容:1969年に人類が初めて月面歩行した瞬間の映像を、世界中に中継した人々の奮闘を描いている。
『ジュラシック・パークV』 (原題 Jurassic Park V)
2001年 アメリカ
出演:サム・ニール、ウィリアム・H・メイシー、ティア・レオーニ、アレッサンドロ・ニボラ、トレバー・モーガン、ローラ・ダーン
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、音楽:ドン・デイビス、オリジナルテーマ曲:ジョン・ウィリアムズ、撮影:シェリー・ジョンソン
監督:ジョー・ジョンストン
内容:最新のバイオテクノロジーで現代に蘇った恐竜と人間たちとの死闘を描いている人気SF恐竜パニック映画『ジュラシック・パーク』(1993年)シリーズの第3弾。DNA操作で現代に蘇った恐竜たちのテーマパーク“ジュラシック・パーク”は、度重なる事故が元で運営が挫折していた。現在コスタリカのイスラ・ソルナ島は“サイドB”と呼ばれている恐竜研究施設として、一般人の立ち入りを禁止した禁止区域となっていた。かつて恐竜にひどい目に遭ったモンタナ州立大学の古生物学者アラン・グラント博士は、恋人の古植物学者エリー・サトラー博士と別れていた。今ではエリーは、国務省の役人と結婚して子供も授かり、幸せな生活を送っていた。アランは、公演を開きながら発掘作業を続けて研究していたが資金難に陥っていた。そんな時、カービー・エンタープライズ社の社長ポール・カービーとその妻アマンダ・カービーと名乗る資産家夫婦が研究に対する多額の資金援助をする代わりに、イスラ・ソルナ島への遊覧飛行にガイド役として来て欲しいと依頼される。過去の苦い思い出からカービーの申し出を断るアランだったが、助手のビリーに説得されて彼と一緒にカービー夫妻に同行することになる。アランは飛行機から見える地上をガイドするがカービー夫妻たちは島に着陸しようとした。抗議するアランは気絶させられて島に着陸してしまう。カービー夫妻の本当の目的は、2ヶ月前にパラグライダーで島に近づいて事故で墜落した息子エリックの捜索活動だった。ポールの正体もカービー・エンタープライズ社の社長ではなくて、ただの塗装タイル会社の社長だった。島に着陸した一行だったがアマンダが拡声器を使ったために恐竜たちを呼んでしまい雇ったハンターたちが殺されてしまう。飛行機も破壊されたために、アランたちは徒歩でエリックの捜索を手伝うことになる。監督は『遠い空の向こうに』のジョー・ジョンストン。