ジョージ・C・スコット Jeorge C. Scott
『ハスラー』
1961年 アメリカ
出演:ポール・ニューマン、ジャッキー・グリーソン、パイパー・ローリー、ジョージ・C・スコット、マイロン・マコーミック、マーレイ・ハミルトン、マイケル・コンスタンチン、ステファン・ギーラッシュ、ジェイク・ラモッタ
監督:ロバート・ロッセン
内容:若きハスラーが、名人との対決に挑んで白熱の戦いを繰り広げるスポーツ映画。映画全編の約3分の2がビリヤード・シーンで占められている。非情な勝負の世界に生きる若者の悲哀をポール・ニューマンが熱演している。1986年には続編映画『ハスラー2』が製作されて、ポール・ニューマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を・愛する・ようになったか』
1963年 アメリカ、イギリス
出演:ピーター・セラーズ、ジョージ・C・スコット、スターリング・ヘイドン、キーナン・ウィン、スリム・ピケンズ、トレイシー・リード
監督:スタンリー・キューブリック
内容:近未来を舞台に、アメリカ戦略空軍基地司令官の突然の錯乱が巻き起こしたソ連との核戦争の危機を風刺的に描いているブラック・コメディー映画。アメリカ戦略空軍基地の司令官が、ソ連の核基地への水爆攻撃の指令を発した。副官は、司令官が精神に異常をきたしたという事実を知って、司令官を止めようとするが逆に監禁されてしまう。同じ頃、大統領は政府の首脳陣と解決策を練っていた。ピーター・セラーズがマクドレーク大佐役、アメリカ大統領、ストレンジラブ博士の1人3役を演じた。監督は『2001年宇宙の旅』(1968年)のスタンリー・キューブリック。
『天地創造』 (原題 The Bible)
1966年 アメリカ
出演:マイケル・パークス、ウラ・ベルグリッド、リチャード・ハリス、フランコ・ネロ、ジョン・ヒューストン、スティーブン・ボイド、ジョージ・C・スコット、エバ・ガードナー、ピーター・オトゥール
脚本:クリストファー・フライ/撮影:ジョゼッペ・ロトゥンノ/音楽:黛敏郎/製作:ディノ・デ・ラウレンティス
監督:ジョン・ヒューストン
内容:キリストが出現する前を描いている旧約聖書の中から第22章までの部分を映画化した大作映画。“天地創造”、“アダムとイヴ”、“カインとアベル”、“ノアの箱舟”、“バベルの塔”、“ソドムとゴモラ”、“アブラハムの試練”の7つの挿話に分かれていて、馴染み深いものになっている。製作はイタリア出身の大プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティス。監督のジョン・ヒューストンが信仰厚いノア役の俳優としても出演している。脚本のクリストファー・フライは、詩人としても有名で名作『ベン・ハー』(1959年)の脚本を担当していた。音楽担当の黛敏郎は、アカデミー作曲賞にノミネートされた。当時新人だったTV『さすらいのライダー』のマイケル・パークスとウラ・ベルグリッドがアダムとイヴを演じた。
『パットン大戦車軍団』
1970年 アメリカ
出演:ジョージ・C・スコット、カール・マルデン、スティーブン・ヤング、マイケル・ストロング、カール・ミカエル・フォーグラー、マイケル・ベイツ、ポール・スティーブンス
監督:フランクリン・J・シャフナー
内容:鬼将軍パットンの姿を描いている伝記映画としての要素が強い戦争スペクタクル映画。アカデミー作品賞・監督賞など主要部門を含めて全7部門(主演男優賞のジョージ・C・スコットは受賞拒否)で受賞した。
『ホスピタル』
1971年 アメリカ
出演:ジョージ・C・スコット、ダイアナ・リグ
監督:アーサー・ヒラー
内容:医療ミスによる死亡事故が日常化した大病院の腐敗を、病院内の改革を目指す院長の苦悩を通して大病院内に点在する数々の問題を精密なタッチで描き出している異色の社会映画。誤診による死亡事故などが多発するニューヨークの総合病院内で殺人事件が起こる。
『ヒンデンブルグ』
1975年 アメリカ
出演:ジョージ・C・スコット
監督:ロバート・ワイズ
内容:1937年、アメリカ上空で大爆発を起こしたナチス・ドイツの誇る飛行船“ヒンデンブルグ号”の謎を、乗客や乗務員たちの人間模様を絡めて描いているサスペンス映画。
『海流の中の島々』
1977年 アメリカ
出演:ジョージ・C・スコット、ジュリアス・W・ハリス
監督:フランクリン・J・シャフナー
内容:ヘミングウェイの同名小説を映画化。空虚な心に満たされたある芸術家の姿を描いている。芸術家のハドソンは2度の結婚に破れて、バハマの小さな島で世を捨てた日々を送っていた。
『タップス』 (原題 Taps)
1981年 アメリカ
出演:ティモシー・ハットン、ジョージ・C・スコット、ロニー・コックス、ショーン・ペン、トム・クルーズ
脚本:ダリル・ポーニクソンほか/撮影:オーウェン・ロイズマン/音楽:モーリス・ジャール
監督:ハロルド・ベッカー
内容:土地開発のために閉鎖されることになった陸軍幼年学校の生徒たちが、校長である将軍の逮捕をきっかけに、武器を持って校内に立てこもる姿を描いている造反青春映画。バンカーヒル陸軍幼年学校の士官候補生ブライアン・モーランドは、校長のベーシェ将軍から新年度の次期生徒長を任命される。しかし、卒業日にベーシェ将軍からバンカーヒル幼年学校が土地開発で住宅を建てるために閉鎖・売却されることを知らされる。ベーシェ将軍は州の理事会に掛け合って閉鎖の期限を1年間延長してもらう。しかし、卒業パーティの会場の外で町の若者たちと警備の生徒たちがもめごとを起こして、止めに入った将軍の銃が暴発して若者のひとりを殺してしまう。ベーシェ将軍は警察に逮捕されて、幼年学校は即刻閉鎖されることになってしまう。急な閉鎖に反対するモーランド、ドワイヤー、ショーンたち生徒は3つのこと(1=学校閉鎖の撤回、2=理事会との話し合い、3=ベーシェ将軍との面会)を要求するために、学校の武器庫に保管されていた銃・弾薬を手に取って学校に立てこもる。州は警察を動員して幼年学校を包囲するが状況は打開せず、遂に州軍が出動してくる。州軍の責任者カービィ大佐は、モーランドたちを説得するが膠着状態は続いていく。12歳から6年間に及ぶ教官の士官を養成する学校内部の様子が興味深く描かれ、ハリウッドの反骨の人、ジョージ・C・スコットが、陸軍幼年学校の魂とでもいうべき校長に扮している。
『冷たい月を抱く女』 (原題 Malice)
1993年 アメリカ
出演:ニコール・キッドマン、アレック・ボールドウィン、ビル・プルマン、べべ・ニューワース、ピーター・ギャラガー、ジョゼフ・ソマー、アン・バンクロフト、ジョージ・C・スコット
脚本:アーロン・ソーキンほか/撮影:ゴードン・ウィリス/音楽:ジェリー・ゴールドスミス
監督:ハロルド・ベッカー
内容:妻に隠された異常な秘密が暴かれていくサスペンス・ミステリー映画。若くして大学の学長補佐を務めるアンディと美しいトレーシは仲の良い夫婦。理想的な夫婦だったが、アンディにはトレーシーの病気が唯一の悩みだった。そんな時、アンディは旧友の外科医ジェッドと再会する。その後、トレーシーが倒れてジェッドの執刀で卵巣摘出手術をするが、医療ミスで正常な卵巣まで摘出されてしまう。監督は『ドメスティック・フィアー』(2001年)のハロルド・ベッカー。
『グロリア』
1998年 アメリカ
出演:シャローン・ストーン、ジーンルーク・フィゲロア、ジェレミー・ノーザム、キャシー・モリアーティ、ボニー・ベデリア、ジョージ・C・スコット、マイク・スター
監督:シドニー・ルメット
内容:名優ジョン・カサベテスが監督した『グロリア』(1980年)のリメーク作品。家族をマフィアに殺された少年を守るために、巧みな駆け引きで強大な組織と闘う1人の女性の姿を描いているサスペンス・アクション映画。『グロリア』(1980年)には、ジーナ・ローランズ、バック・ヘンリー、ジュリー・カーメン、ジョン・アダムス、ジェシカ・カスティロ、バリシオ・フランチナが出演している。