ジェームズ・フォックス
『逃亡地帯』 (原題 The Chase)
1966年 アメリカ
出演:マーロン・ブランド、ジェーン・フォンダ、ロバート・レッドフォード、E・G・マーシャル、アンジー・ディッキンソン、ジェニス・ルール、ミリアム・ホプキンス、ロバート・デュバル、リチャード・ブラッドフォード、ジェームズ・フォックス
音楽:ジョン・バリー/脚本:リリアン・ヘルマン/製作:サム・スピーゲル
監督:アーサー・ペン
内容:ホートン・フートの原作を基に映画化。町に現れた脱獄囚を追い詰めることで日常生活の不満を解消しようとする住民たちの緊迫した空気の中で、過剰な暴力を防ごうとする保安官の空しい努力を描いているドラマ映画。窃盗と飲酒運転で2年間服役していたババーが仲間と共に刑務所から脱獄した。逃走途中、車を手に入れるために人を殺害した仲間に置き去りにされたババーは1人で故郷の町に帰ろうとする。同日の夜、町の有力者で銀行家バル・ロジャースの誕生日が華やかに開かれていた。その頃、町の境でババーを目撃した情報が保安官コールダーに入る。しかも、ババーには逃走途中の殺人容疑が掛けられていた。バルの息子ジェイクは、ババーの長年の友人で彼の妻アンナと愛し合っていた。脱走を知ったジェイクとアンナは、ババーの手助けをしようと町を探し回る。ババーは、町外れに住んでいる黒人の友人レスターに助けを求める。レスターはアンナに協力を頼もうと彼女の家に行くが、酒に酔って日常生活に不満を持った町の住人たちがババーを殺そうと追い回す。コールダーに保護されたレスターは、保安官事務所にやって来たアンナとジェイクにババーの居所を教える。事件を無事収拾したいコールダーは、アンナとジェイクにババーが自首する猶予を1時間与える。一方、少年時代にババーに罪を着せて彼の復讐を恐れる小心者の銀行員エドウィンは、アンナとジェイクの関係をバルに密告する。バルは、保安官事務所に行ってコールダーに詰め寄り、レスターを拷問してババーの居所を聞き出す。レスターを守ろうとしたコールダーは、町の住人らに半殺しにされる。アンナとジェイクはババーに会うが、そこにバルと町の住人たちが大挙してやって来る。
『ロシア・ハウス』 (原題 The Russia House)
1990年 アメリカ
出演:ショーン・コネリー、ミッシェル・ファイファー、ロイ・シャイダー、ジェームズ・フォックス、クラウス・マリア・ブランダウアー
脚本:トム・ストッパード/撮影:イアン・ベーカー/音楽:ジェリー・ゴールドスミス
監督:フレッド・スケピシ
内容:「寒い国から帰って来たスパイ」などスパイ小説の大御所ジョン・ル・カレの原作を基に映画化。冷戦下のモスクワを舞台に、ある小説家が書いた核兵器に関する極秘文書をめぐって、アメリカ、イギリス、ソビエト連邦のスパイ合戦が展開するロマンチック・サスペンス映画。モスクワへ出張したイギリスの出版業者ブレアは、見知らぬソ連女性カーチャから核の極秘情報を話された。そして、米英両当局の要請で、カーチャの背後にいる物理学者の真意を探ることになる。甘くなりすぎない大人の味が、ショーン・コネリーとミシェル・ファイファーの顔合わせにふさわしい。脚本は『太陽の帝国』の劇作家トム・ストッパード、監督は『プレンティ』のフレッド・スケピシ。
『パトリオット・ゲーム』
1992年 アメリカ
出演:ハリソン・フォード、アン・アーチャー、サミュエル・L・ジャクソン、リチャード・ハリス、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ジェームズ・フォックス、ショーン・ビーン、ソーラ・バーチ、テッド・レイミ
監督:フィリップ・ノイス
内容:トム・クランシーの同名小説を基に映画化。テロリスト組織によるイギリス王族誘拐事件に遭遇して犯人一味のひとりを射殺した元CIAアナリストのジャック・ライアンが、テロリスト組織の報復から家族を守るために命をかける姿を描いているポリティカル・サスペンス映画“ジャック・ライアン”シリーズの第2弾。CIAを辞職して、海軍兵学校“アナポリス”の教官となったジャック・ライアンは、妻のキャシー、ひとり娘のサリーと共にイギリス・ロンドンに来ていた。イギリス海軍大学でのスピーチを終えたジャックは、妻子の待つバッキンガム宮殿へ向かう途中、テロリスト集団が一台の車を襲撃する場面に出くわす。ライアンは、イギリス王室のホームズ卿を誘拐しようとしていたテロリストに立ち向かって、負傷しながらもひとりを射殺する。駆けつけた警官によって、テロリストのひとりショーン・ミラーが逮捕される。逮捕されたショーン・ビーンは、ライアンに射殺されたパディー・ミラーの兄でIRAでも強硬派のアイルランド人だった。ライアンは、ホームズ卿を救った功績によって“サー・ナイト”の称号が授与されることになる。しかし、護送中のショーンは仲間のテロリスト集団によって奪還されしまう。イギリス滞在を終えて自宅に戻ったジャック一家は、弟の復讐に燃えるショーンたちテロリスト集団に命を狙われる。海軍兵学校の帰り道、ライアンはショーンの仲間に襲撃される。ライアンは危機を回避するが、学校帰りの妻キャシーと娘サリーはショーンの銃撃によって運転を誤り高速道路の分離帯に衝突してしまう。キャシーとサリーは重傷を負うが幸い命は取り留める。怒りに震えるライアンは、ショーンたちテロリスト集団を発見するために、CIAに復帰してテロ対策本部で指揮をする。TV『シークエスト』のオニール役のテッド・レイミが出演している。シリーズ第1弾『レッド・オクトーバーを追え』(1990年)には、アレック・ボールドウィン、ショーン・コネリー、サム・ニール、スコット・グレン、ジェームズ・アール・ジョーンズが出演している。シリーズ第3弾『今そこにある危機』(1994年)には、ハリソン・フォード、ウィレム・デフォー、アン・アーチャー、ジェームズ・アール・ジョーンズが出演している。シリーズ第4弾『トータル・フィアーズ』(2002年)にはベン・アフレック、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェルが出演している。
『日の名残り』
1993年 アメリカ
出演:アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、ジェームズ・フォックス、クリストファー・リーブ、ピーター・ボーガン、ヒュー・グラント、ミシェル・ロンダール、ティム・ピゴット・スミス
監督:ジェームズ・アイボリー(アイヴォリー)
内容:イギリス在住の日本人作家の石黒一雄がイギリスで最も権威のあるブッカー賞を受賞した同名小説を基に映画化。第2次世界大戦前から世界大戦後までを舞台に、イギリスの名門一家に一生を捧げてきた老執事の互いの思いを知りながらも結ばれなかった愛のすれ違いを自身の半生をもとに回想しているラブ・ロマンス映画(彼が職務に忠実なあまりに断ち切った愛を描いている。)イギリスの名門貴族ダーリントン卿に仕えるベテランの執事スティーブンスは、職務に忠実なために女中頭のケントンと愛を実らせることができなかった。20年後の1958年、主人のダーリントン卿は亡くなり、屋敷は他人の手に渡ってしまう。人手に渡った屋敷では残された執事のスティーブンスが膨大な量の仕事に手を焼いていた。そんなある日、スティーブンスはケントンに会うために1人で旅に出る。そして、旅を続けながら当時を回想する。ナチス・ドイツ擁護派のダーリントン卿は、屋敷で政府の高官たちと秘密の政治会合を開いていた。そこにケントンという女性が女中頭としてやって来る。彼は、彼女に心惹かれながらも職務を忠実に遂行するために感情を表に出さなかった。ケントンもスティーブンスに好意を抱いていたが、彼の無感情の態度に我慢できず他の男性と結婚して屋敷を去ってしまった。監督は『眺めのいい部屋』のジェームズ・アイボリー。
『アンナ・カレーニナ』
1997年 イギリス、アメリカ
出演:ソフィー・マルソー、ショーン・ビーン、アルフレッド・モリーナ、ジェームズ・フォックス、ミア・カーシュナー
監督:バーナード・ローズ
内容:ロシアの文豪トルストイの同名小説を基に映画化。19世紀のロシアを舞台に、政府高官との政略結婚で愛のない結婚性格を送る女性と青年将校の愛の悲劇を描いているラブ・ロマンス映画。