ジャック・ウォーデン Jack Warden
(ジャック・ウォールデン)
『十二人の怒れる男』 (原題 12 Angry Men)
1957年 アメリカ
出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、エド・ベグリー、E・G・マーシャル、ジャック・ウォーデン、マーチン・バルサム
製作:ヘンリー・フォンダ
監督:シドニー・ルメット
内容:陪審員制度に対する痛烈な批判を込めて、自由な言論と少数意見の尊重をうたっている社会派のシドニー・ルメット監督によるサスペンス系の民主主義映画。17歳の少年が殺人罪に問われた事件で、陪審員に選出された12人の市民陪審員たち。11対1の圧倒的多数で有罪の評決が下ろうとしていたが、1人無罪を主張する第8陪審員の粘り強い説得によって、ついに全員一致で無罪の評決に至る。舞台をほとんど室内に限定し、ディスカッション・ドラマとして見ごたえ十分に仕上がっている。ヘンリー・フォンダが製作者に名を連ねている。
『大統領の陰謀』
1976年 アメリカ
出演:ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマン、ジャック・ウォーデン
監督:アラン・J・パクラ
内容:アメリカ大統領ニクソンの辞任へとつながった大スキャンダル“ウォーターゲート事件”。強力な圧力にも負けず、事件を追跡調査する“ワシントン・ポスト”紙の2人の記者の活躍を描いている実録社会派ドラマ映画。
『天国から来たチャンピオン』
1978年 アメリカ
出演:ウォーレン・ベイティ、バック・ヘンリー、ジュリー・クリスティ、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン、チャールズ・グローディン、ダイアン・キャノン、ビンセント・ガーディニア、ジョセフ・メイハー
監督:ウォーレン・ベイティ
内容:天国の手違いで事故死したアメリカンフットボールの選手が地上に舞い戻って、新しい体を求めてさまよううちに体験する人生の悲喜劇をハートウォーミングに描いているファンタジック・コメディー映画。
『ナイル殺人事件』 (原題 Death on the Nile)
1978年 アメリカ、イギリス
出演:ピーター・ユスチノフ、ロイス・チャイルズ、サイモン・マッコーキンデール、ミア・ファロー、ジェーン・バーキン、オリビア・ハッセー、アンジェラ・ランズベリー、ベティ・デイビス、マギー・スミス、ジョージ・ケネディ、サム・ワナメーカー、ジャック・ウォーデン、ジョン・フィンチ、デビッド・ニーブン、
製作:ジョン・ブラボーン/脚本:アンソニー・シェイファー/撮影:ジャック・カーディフ/音楽:ニーノ・ロータ
監督:ジョン・ギラーミン
内容:推理小説の巨匠アガサ・クリスティの小説「ナイルに死す」を基に映画化。エジプトを流れるナイル川を航行する豪華客船内で起きた連続殺人事件の謎に挑んでいく名探偵エルキューレ・ポワロの活躍を描いている推理サスペンス映画。父親の莫大な遺産を相続したリネットは、サイモンと結婚して豪華客船カロマック号で新婚旅行の旅に出た。しかし、サイモンの元恋人のジャッキーという女性が邪魔しにやって来た。2人は嫌がらせを受けながらも新婚旅行を楽しんでいたが、泥酔したジャッキーがサイモンを銃で撃って怪我を負わせた。幸い弾がそれたため命に別状はなかったが、翌朝リネットが死体で発見される。凶器の拳銃はジャッキーの物だったが、サイモンを撃った時の騒動で無くなってしまっていた。誰が犯人かを推理するポワロと知り合いのレイス大佐だが、乗客全員にリネット殺人の動機があった。そんな時、また新たな殺人事件が発生する。
『ジャスティス』
1979年 アメリカ
出演:アル・パチーノ、ジャック・ウォーデン、ジョン・フォーサイス、リー・ストラスバーグ、S・レビン
監督:ノーマン・ジュイソン
内容:法規を振りかざす権威主義者の判事と対立する理想に燃えた弁護士が、婦女暴行事件に巻き込まれた判事の弁護を担当する羽目になって、司法制度の矛盾と裁判の不条理に苦悩する社会派の法廷ドラマ映画。アメリカ・ボルチモアに暮らす弁護士のアーサーは、車のライトが壊れていたというだけで逮捕されて何ヶ月も拘留されたままの若者ジェフの弁護を担当していた。相手側のフレミング判事は、長年のアーサーのライバルで、裁判は予断を許さない状態だった。しかし、ある日、フレミングが強姦罪で告訴されてしまった。そして、フレミングは、ライバルのアーサーに自分の弁護を依頼してきた。
『ポセイドン・アドペンチャー2』
1979年 アメリカ
出演:マイケル・ケイン、サリー・フィールド、テリー・サバラス、ピーター・ボイル、ジャック・ウォーデン、シャーリー・ナイト、シャーリー・ジョーンズ、カール・マルデン、ベロニカ・ハメル、アンジェラ・カートライト
監督:アーウィン・アレン
内容:地中海を航海中に大津波によって転覆した豪華客船ポセイドン号を舞台にジーン・ハックマンの出演していた脱出劇の第1作と違って、ポセイドン号に積まれていた謎の貨物をめぐり、争奪戦を繰り返しながらの脱出。ポセイドン号転覆による脱出劇の別の視点から見た海洋スペクタクル・シリーズの第2弾。TV『人気家族パートリッジ』で母親のシャーリー・パートリッジ役を演じたシャーリー・ジョーンズが出演している。第1弾『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)には、ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン、レッド・バトンズ、キャロル・リンレイ、ロディ・マクドウォール、パメラ・スー・マーティン、ステラ・スティーブンス、シェリー・ウィンタース、ジャック・アルバートソン、レスリー・ニールセン、アーサー・オコンネル、エリック・シーア、フレッド・サドフが出演している。
『ユーズド・カー』
1980年 アメリカ
出演:カート・ラッセル、ゲリット・グラハム、ジャック・ウォーデン、フランク・マクレー
監督:ロバート・ゼメキス
内容:車道を挟んで向かい合うライバル同士の中古車販売会社が、お互いに相手を追い落とそうと、奇想天外な作戦で客を奪い合うコメディー映画。
『評決』 (原題 The Verdict)
1982年 アメリカ
出演:ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング、ジャック・ウォーデン、ジェームズ・メーソン、ミロ・オーシア、エドワード・ビンス、ジュリー・ボバッソ、リンゼー・クローズ、ロクサーン・ハート、ジェームズ・ハンディ、ウェズリー・アディ、ジョー・セネカ、ケント・ブロード・ハースト、バート・ハリス
脚本:デビッド・マメット/撮影:アンジェイ・バートコウィアク/音楽:ジョニー・マンデル
監督:シドニー・ルメット
内容:一流病院の医療ミスをめぐる裁判を担当することになった酒浸りの中年弁護士が、生命の尊厳と自らの正義への情熱を取り戻すために、真実の解明に人生を懸ける姿を描いている法廷映画。酒浸りで落ちぶれた中年弁護士のフランクは、カトリック系病院で医療ミス事故によって意識不明に陥った女性の補償金交渉を担当することになった。フランクは、植物人間となった被害者に対して、病院側が利己的な示談を申し入れたことに怒りを覚え、病院を相手に無謀とも思える闘いを挑んでいく。一方で、病院側も一流弁護士を立てて、フランク打倒をはかってきた。ある時、フランクに近づいて来た謎の美女が敵側のスパイだとわかる。ポール・ニューマンがアカデミー賞主演男優賞6回目のノミネート作品。酒浸りの生活から目覚めて正義のために、自らの存在意義をかけて闘う中年弁護士ぶりを見事に演じている。社会派監督のシドニー・ルメットが法曹界の内幕を鋭く描いている。
『プレシディオの男たち』 (原題 The Presidio)
1988年 アメリカ
出演:ショーン・コネリー、マーク・ハーモン、メグ・ライアン、ジャック・ウォーデン、ダナ・グラッドストーン
音楽:ブルース・ブロートン/脚本:ラリー・ファーガソン
監督:ピーター・ハイアムズ
内容:軍事基地内部で起きた殺人事件の謎を、合同で捜査することになった憲兵隊長と刑事との対立と和解を絡めて描いているサスペンス映画。サンフランシスコの軍事基地“プレシディオ”の将校クラブでパトロール中の女性憲兵隊兵士が殺される事件が発生した。犯人は車で逃走して、追跡した憲兵隊(MP)とサンフランシスコ警察は犯人を検挙できなかった。事件を担当したのは、基地の憲兵隊長のアラン・コールドウェル中佐とその元部下でサンフランシスコ市警のジェイ・オースティン刑事。憲兵隊時代、意見の合わなかったコールドウェルとオースティンの2人は、反目しながら捜査を開始する。まず、犯行に使われたトカレフ銃と逃走した車を探す2人は、銃の所有者ローレンス大佐と車の所有者で会社社長のアーサー・ピールから話を聞く。銃弾の弾道検査で、ローレンスのトカレフ銃が犯行に使用されたことを知ったオースティンだったが、逮捕直前にローレンスは不審な車に轢き殺されてしまう。手掛かりを失ったオースティンだったが、コールドウェルがアーサー・ピールとローレンスの過去の関係に気付く。さらに、アーサー・ピールの系列会社が基地の将校クラブに飲料水を配達していたことを知ったコールドウェルは、基地内で何らかの不法行為があるのを疑う。捜査を進めていく2人は、飲料水会社がフィリピンから水を輸送している事実を突き止めるが、不法行為との結び付きが分からなかった。一方で、オースティンはコールドウェルの娘ドナと付き合うようになる。しかし、頑固なコールドウェルはドナとオースティンの付き合いを認めてくれなかった。ドナと喧嘩したコールドウェルは、親友のロス・マクルーア曹長に相談していた。
『ナイト・アンド・ザ・シティ』
1992年 アメリカ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・ラング、ジャック・ウォーデン、クリフ・ゴーマン
監督:アーウィン・ウィンクラー
内容:夢の実現のために情熱を注いで、挫折していく男の姿を描いているドラマ映画『町の野獣』(1950)のリメーク版。ハリーは、古き良き時代のボクシング試合を復活させようとして、金策に奔走する。
『誘惑のアフロディーテ』 (原題 Mighty Aphrodite)
1995年 アメリカ
出演:ウッディ・アレン、ミラ・ソルビーノ、F・マーリー・エイブラハム、ヘレナ・ボナム・カーター、ピーター・ウェラー、オリンピア・デュカキス、クレア・ブルーム、マイケル・ラパポート、デビッド・オグデン・スティアーズ、ジャック・ウォーデン
撮影:カルロ・ディ・パルマ
脚本・監督:ウッディ・アレン
内容:養子の実の母親を捜し始めた男が、思わない騒動に巻き込まれていく人生の皮肉を描いたコメディー映画。監督、脚本、主演と1人3役をウッディ・アレンが担当している。娼婦の母親役を演じたミラ・ソルビーノがアカデミー助演女優賞を受賞し、一躍注目されることになった。妻アマンダの強い希望で養子を迎えることになったスポーツ・ライターのレニー。レニーは、養子にしたその子供がとても利発でハンサム、性格も最高だったことからすっかり親バカになってしまう。そんな中、妻のアマンダに浮気疑惑が持ち上がり、その反動からレニーは養子先の実母を勝手に理想化していく。やがてレニーは、実母を捜し当てるが、彼女の職業は娼婦だった。レニーは、あっけらかんとした性格の彼女と意気投合して友達になる。
TV
『がんばれ!ベアーズ』
1979年〜1980年 アメリカ
出演:ジャック・ウォーデン、キャサリン・ヒックス
内容:大ヒットしたスポーツ映画『がんばれ!ベアーズ』のTVシリーズ版。痛快少年野球ドラマの決定版。元マイナー・リーグ選手だったパターメーカーは、ある事情で少年野球チーム“ベアーズ”の監督を引き受けることになった。しかし、このチームは大変下手で、さっぱりダメだった。そのくせ口だけは一人前と、やりにくい子供の集まりだった。映画『がんばれ!ベアーズ』(1976年)は、ウォルター・マッソーの主演で、シリーズ第2弾『がんばれ!ベアーズ特訓中』(1977年)は、ウィリアム・ディベインの主演で、シリーズ第3弾『がんばれ!ベアーズ大旋風』(1978年)は、トニー・カーチスの主演だった。