心のどこかでこれじゃあ、今までと同じだと海野の良心が囁くが暴走をはじめた欲望を止めるまでには至らなかった。
雄斗が身を捩るのを楽しむように海野の指がゆっくりと全身を撫で回す。
「雄斗、凄く綺麗だ。体中がピンク色だよ。お前って男じゃないみたいだ。
こうやって撫でると俺の手に吸い付いてきてめちゃくちゃ気持ちいい」
海野は夢見るように雄斗の耳許で囁いた。
「いやだ、やだってば」
「それにすごく感じやすい身体だ。めちゃくちゃ興奮する」
指だけではなく、言葉にも煽られて
雄斗は苦しそうに身を捩る。 経験した事のないあまりの快楽に
思考がついていかないのだ。
「や、や、いあやだぁあ」
海野は徐にラッシュをティッシュに含ませる。
「暴れるなってば、これでお前も楽しめる」
「何?それ」
「もっと楽しめる薬さ。これで痛みも感じなくなる。だからこれ以上抵抗するな」
恐怖で雄斗の顔が強張るのも構わず、無理矢理雄斗の口にティッシュを突っ込んだ
雄斗の頭の中が真っ白になって何も考えられなくなった。
それでも身体は快感を追ってうごめいている。
そんな自分を雄斗は嫌悪した。
「泣くな、雄斗。痛く無かったろ?」
そういわれて、初めて雄斗は自分が涙を溜めている事に気がつく。
「お前が好きなんだ。傷つけたくない」
雄斗は何も答えられずに首を振るだけだった。
「お前は俺だけの物でいて欲しいんだ。ずっとこうしていたい」
海野の声は甘かった。殆ど抵抗できないまま、快楽に流される雄斗は返事をする余裕も
ない高くそして低く喘ぎ悶えて身を捩る。
それを慈しむように海野はなでまわしながら、自分の強張りを雄斗の蕾にゆっくりと差し込んでいく。
そしてまた、雄斗は泣きながら意識を手放した。
|