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二人の夏休み1 |
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確かにその朝は色々な面でいつもと違っていたと思う。 竜斗がキッチンで朝食を用意していたら、後ろから雄斗が肩に頬をもたれかけると 軽く首筋にキスをした。 「おはよ、早いね今朝は。できるまでもうちょっと待っていて」 「ん、今朝は一緒にいていいかな?夏休みになったら俺が登校するの1時間半くらい遅くなるし、 夜は無理でも朝食くらい俺が作ってもいいかなぁ……なんて」 「まじ?」 「変か?」 「……変じゃないけど」 でもいつもの傍若無人な態度からは、どうもピンと来なくて。 「一緒に何かするって楽しくない?」 そのユウの一言で竜斗は思いきり固まってしまった。 『一緒に何かするって楽しくない?』竜斗の頭の中でリフレインする。 「どうかした?」 きょとんと小首を傾げて雄斗が微笑んだ。 いきなり竜斗はユウの両肩を押さえると思いきり乱暴に唇を合わせた。 「……おい、朝っぱらから何しやがるんだよ」 「可愛い……」 「はぁ?」 「殺人的に可愛い……」 竜斗の瞳にハートが浮かんでいる。思いきりユウを抱き上げるとベッドへ直行した。 「待て、待てってば。今日は平日だ〜〜、遅刻するってば〜〜」 竜斗はもうユウの台詞なんか聞いちゃいない。 思いきりよくパジャマの前をボタンに構わずはだけさせると、ぶちぶちっと鈍い音がして ボタンの数個は弾け飛んでベッドの向こう側に落ちた。 「バカっお前何考えてるんだよ!遅刻するってんだろ……」 そんなユウを無視して竜斗の手はどんどん下に下がっていく。 「まじかよ、おい!」 目的のモノをパジャマの上から掴むと思いきり良く上下に扱く。 「や、や、やめろって……そ、そうだ、火、キッチンで火が付けっぱなしじゃねーの?」 「我慢出来ない。悪いけど……」 そういうと竜斗はボクサーパンツを思いきり下げて後ろの窄みを何度か撫でると唾液だけで指を突っ込んできた。どうやら、全く余裕がないらしい。指を乱暴に引き抜くと竜斗自身を後ろにあてがった。 「よせって、あ、あ、あぁ……」 思いきり良く腰を押し進める。ユウの身体を気遣う余裕はない。 「久しぶりだから……すごいきつい……」 「い、痛て……うぅ〜〜っ」 「すげー熱い。もう、いっちゃうから、ちょっとだけ我慢して」 「……んな我慢できるわけね〜ってんだろ!あ、あ、あ、あぁ〜〜」 竜斗はよほど余裕がなかったのか数回擦っただけでユウの中に思いきり良く放った。 「はあぁ〜すごい興奮した、……あ……だめだもう一回……」 ユウの中から抜かずにいた竜斗のモノが再び息吹きを取り戻す。 「ふざけんな!ぶ、ぶち殺すぞ、テメー!」 結局抜かずの3発っていうやつを結果的にはやってしまった。あたりはどろどろのぐちゅぐちゅである。 時間は8時半を廻っている。二人とも完全に遅刻だった。 「隣に住んでる者ですけど羽生(はにゅう)先生は体調が悪くてお休みされるそうです」 どうやら竜斗が動けないユウに変わって学校に電話してるらしい。 雄斗は久しぶりの受け身の脱力感と竜斗のいつもの、過ぎるくらいの気遣いが全く感じられなかった 事の2重のショックで暫く口も利けなかった。 |