|
Now I'm here 41 |
|
真珠の腕の中で沙羅は暫く痙攣していたが、痙攣がおさまると幼子のように 丸まって安らかな寝息をたてている。 そこに息せき切って石榴が現れた。 「沙羅……、真珠、沙羅に何をした」 「御心配ですか?石榴。気を失ってるだけです。あなたの部屋へ運びましょう」 そういって侍女達を呼ぶと石榴の案内された部屋へ気を失った沙羅を運ぶ。 石榴は冷たい顔で真珠を暫く睨んでいたが、沙羅が真珠の部屋から出されると 急いでその後を追った。 真珠の肩にそっとキスをする者がいた。振り返るとそれは瀧海だった。 「沙羅と二人きりなんて、石榴じゃなくても妬けるな」 二人は熱く見つめあうとそっと唇を合わせた。 「途中で攫われたと聞いた時、生きた心地がしなかった。まさか石榴があんな 美少年だったとはね。」 「たぶん、宰相が黒幕だったんだよ?なんとかならない?沙羅の為にも」 「そうだとしても、罪は償わねばいけないだろう。……沙羅と石榴はそうなのか?」 「たぶん。だって石榴が沙羅を見つめる瞳は熱かったし、沙羅が石榴を見つめる瞳は暖かかった」 「真珠、お前は優しいな。あんな想いをさせられてもそれでも石榴をかばうのか?」 「僕は殆ど何もされてないよ。本当なんだ」 「信じよう……その為には良く確かめなくては……」 瀧海は悪戯っぽく微笑んだ。 「それよりルーパスとライラは石榴を憎んでいるだろう、それをなんとかしなくっちゃ」 「何を寝ぼけた事を……ルーパスの心配をする前に俺の気持ちも何とかして欲しいね。……真珠、待ち過ぎてどうにかなってしまいそうだったよ。このままだと、沙羅と石榴の部屋に乱入するかもしれない」 「ば、ばかな事をいうな」 「本気だよ。俺だってもう待ったはナシだ」 そういうと肩に真珠を担いでベッドルームに運ぶ。 やさしくベッドの上に寝かせると徐に起きあがれないように体重をかけて真珠の上にのしかかった。 「重いってば……」 瀧海はなにも聞こえないように真珠を両掌を使って服の上から愛撫する。 「まだ、明るい……」 それ以上真珠が何も言えないように、瀧海は唇でその小さな唇を塞いだ。 「ん、んん……」 真珠の抗議する篭った声は喘ぎ声にしか聞こえず、瀧海の愛撫はますます激しくなった。 二人の間で二人の大切な場所が熱く力を持ちはじめそれぞれを主張していた。 瀧海は器用に腰を動かしてお互いの怒張を擦りあうようにする。 「や……っ」 真珠はそれに気がついて驚いてなんとか離れようともがいたが、瀧海の巧みな動きに次第に抵抗が弱まり、終いには 瀧海の動きに合わせるように無意識に真珠も蠢いていた。 瀧海は真珠の様子を確かめながら愛撫を深く激しくしてゆく。 すると真珠と瀧海の廻りを再びピンクがかった金色の光がリボンの様に軌跡を描きつつふたりを包むようにした。 「た、瀧海……」 真珠が意識を失う前に微かに瀧海を呼ぶ。 瀧海の胸の中に真珠の熱いエナジーがダイレクトに入り込むのを感じた。 二人はまさに一つになり金色の繭の中に包まれているようだった。 |
