僕はここにいる

Now I'm here 34-18禁



 「花珠……」

 花珠はまるで何も聞こえないようにゆっくりと黒曜の衣装を剥ぎ取った。 白く美しい肌が露わになり花珠は喉をごくりと鳴らす。 花珠も自らの衣装を床に落とした。 まだ、完全に大人になりきらない白く滑らかな肌の中心に花珠自身が息ついている。

 「よせ、何をするつもりだ……」

 黒曜の声が艶っぽくなる。

 「こんな事をしなくても僕らは愛し合えるだろう?縄を……」

 花珠が上にのしかかるその美しい顔に冷たい笑みが張り付いている。

 「花珠……ばかなことはやめろ……」

 花珠は のしかかった身体にそのまま、体重をかけてゆく。その大きな美しい瞳をじっと黒曜に向けてそっと瞳を閉じた。 黒曜もついつられて瞳を閉じる。

 花珠の柔らかく張りのある唇がそっと黒曜の唇を捉え優しく押し付けてきた。 そこから熱い熱が全身に行き渡り、まるで熱射病にかかったように何も考えられなくなる。

 黒曜は自分が蹂躙しているかのように花珠の唇を貪っていた。 下半身に熱が集中していく。そこに焦らすように花珠の太股が肱が指先が触れるか触れないかの ぎりぎりの位置で通り過ぎてゆく。辺りは二人の喘ぎだけが交差し、艶かしい時を紡いでゆく。

 爆発寸前の黒曜自身の根元をぐっと掴むと花珠はゆっくりと双丘に手をかけた。 冷たく濡れたものを蕾みに塗り込めると指を押し進めてきた。 黒曜の全身が仰け反るように跳ねる。

 「いやだ、花、珠……」

 ゆっくりと指を抜差しして、襞を確かめるように黒曜の中を蹂躙する。 左手はまるであやすように、上下した。

 再び小さくなりかけた黒曜の強張りが主張をしはじめたのを確認すると 花珠はゆっくりと自らを宛てがい、左手の動きに合わせながら腰を押し進める。

 「花珠……花……珠……」

 黒曜は必死に花珠を呼ぶが、花珠はまるで聞こえて無いかのように無言だった。 幾度も抜き差しが繰り返され、タイミングを合わすかのように左手を上下する。

 「あぁ、いやだ、いやだったら……」

 黒曜は抵抗しながらもしだいに昇りつめ爆発した。

 花珠は黒曜の蕾から自らを引き出すと、黒曜のバージンに入れ直して果てた。

 「ど、どうして……」

 微かに掠れた声で黒曜は呻くと気を失った。

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