KARATE

酷使される筋肉 9



 「いこうぜ」

  食事が済んだか済まないかの勢いでユウはいつもの僕がユウにやってるみたいに肩を抱いて 僕をベットに誘う。

「まだ、片付けが済んでないから」

 「いいから、いいから」

 今日のユウはめちゃくちゃ積極的。いったいどうなってるんだ?訳がわからない
いつものようにキスを交わしながら、ベットに倒れ込む。
ユウは馬乗りになって僕のシャツのボタンに手をかけた。


 「自分で脱ぐよ」

 僕が苦笑して身をよじると「脱がさせてくれ」と息だけで耳もとに囁く。
ユウが夢中になって僕のシャツのボタンを外している間、僕はユウの長い睫やうっすらと 紅がさした頬に見とれていた。
こんなに近くでみてもユウは本当に綺麗な奴だ。同じ男である事がいまだ信じられないでいる。

「目を閉じて」

僕は目を閉じる。口に落ちた唇がどんどん下に降りてくる。
それが首筋から肩甲骨のあたりにきた時、僕はたまらなくなった。

「ぁ...うぅっ」
 
まずい、感じたからってなんて声を出しちゃったんだ。
思わず洩れる声にユウの身体が反応した。
僕は驚いてそれを避けようと身を捩る。
ユウはそのまま俺の双丘を弄った。

 「あぁ.....」
 
うそ〜っ。思わず洩れたこれってまさか僕の喘ぎ声か?。
秘所にユウの指がのびそのあたりをそっと撫でた。

 「もっと声を出せよ」

 そういうユウの声が色っぽい。それだけで僕の雰囲気は怪しくなってきた。
 「ちょ、ちょっとまて、今夜は騎乗位でやる気なのか?」

 「いいから、そのまま動くんじゃねーよ」

 なんか変だ。

 いつもと様子が違い過ぎる。

 僕が唖然としている間にユウは僕の手を捻るとバスローブの紐で手首を縛り上げベットに結わえ付けた。
 な、何〜〜?どうして縛る必要が?
 
 「ちょっと何を....」
 
 最後まで言う前に柔らかなユウの唇で口を塞がれた。
  普通じゃない状態に僕は異常に興奮してしまう。
こんな状況は僕にとっても初めてだ。

 ユウが僕のモノを人指し指と中指で上下に扱く。

 「あ、あぅぅうっ」
 
これってなんか凄いかも...あっというまに僕は絶頂に達してしまった。
それに今日、ユウは僕にスキンを付け忘れていたから、ユウの手を汚した事で僕はまじに焦った。

 「ご、ごめん…あ、あの……」

 ユウはそれに何も答えない。
本気で怒ってる?顔がマジだ。

ユウは僕がユウの手を汚したものを何を思ったか後ろにねすり込んでいく。
なんてことだ、やっとそこで初めて僕はユウの意図を知った。
僕ってば間抜けすぎる。

 「ユウってば、離せ、離してくれ」

 「暴れるな」

 ぐっと指が襞を擦るように入ってくる。

 「ぅわ〜〜痛い。挿れんなぁ〜〜〜」

 「静かにしろ」

 女顔してお前はなんてバカ力なんだ。なんで僕がこんな目に。

 「ユウ、僕相手に勃つの?」

 おそるおそる尋ねると、
 
「いつも勃ってる」 と恐ろしい答えが返ってきた。

 やる気満々だ。どうしたらいいんだ。僕は〜〜〜〜。
あっという間に又、ユウの唇で唇を塞がれて激しいキスに抵抗できないうちに、ユウの行為はどんどん先にすすんでいく。 後ろに熱いものがあてがわれた。僕はその意図を察してそこからまた必死で抵抗した。


 「挿れんな、バカ」
 
「今日は俺の好きにしていい約束だ」

 (違うってば、そんなつもりじゃなかったのに)
ユウはぐいぐい力まかせに押し込んでくる。
「そんなに力いれるな」といいながらユウが僕の前を扱いた。
 少しだけ楽になってほっと息継ぎをするとユウがまた思いきってぐっと挿入してくる。

 「いってぇ〜〜」

 「大丈夫、もうだいたい入ったから」

 「何言ってやがる、知ってるのか僕は初めてなんだぞ。もっと優しくやれ
でなけりゃさっさと抜け」

 ユウが抜く感じがわかり僕はほっと力を緩めた。 その隙をつくようにまた、ぐっと入ってくる。

 「動かすな〜、た、頼む...」
 
 情けないけど半分泣き声だ

 僕はパニックになってめちゃくちゃ手足を動かした
残念ながら僕の声はもう、ユウには届いてないようで。 ユウの振動に身をまかせながら、僕はユウの恍惚としている顔をみつめる。 半分諦めの境地だ。
ユウの腰の動きがだんだん早くなって絶頂に近いのがわかる。

 「お、おい、ユウまさか、中に出すなよ。」

 …………。.


 「ユウってば、やめて〜〜」

 ユウが僕の中で細かく痙攣する。
 ちくしょう、僕だってユウの中に出した事ないじゃないか。 僕は知らずに涙目になっていたらしい。

 ユウは涙を指先でそっとぬぐってから愛おしそうに僕の髪をなでた。

 「ごめん、暴走しちゃって」

 ユウが照れくさそうに笑いながら手を縛っていたガウンの紐を解く。

 「ごめんですむか」

「そういうけど今まで、お前にばかりやらせていたろ? 俺は女じゃないんだ、俺だって好きになったらやりたくなるのは自然じゃないか。 でもお前に嫌われたくなくって我慢していたんだ。」

 「そんなに嫌だと思わなかったよ。僕とやっていた時....」

 僕はすっかり自信を無くして小声で言った。

 「勿論、お前とするのが嫌だったわけじゃない。だけど俺はお前程淡白じゃないんだ。 お前が寝た後、お前の色っぽい寝姿をみせられて一人で悶々としてトイレで 抜いた事だって一度や2度じゃない。」


 「うそだろ」
 
 信じられん。

「ふ〜〜ん。それで泊まっていけなんて無神経なことをいえたわけだ。 言っておくけどあと3回はいけるぜ」

 思わず赤面して後ずさる。これ以上は勘弁してくれ。

「大丈夫。今夜はお前が嫌ならもうしない。このまま寝ようか」

 それは僕がずっと望んでいたことではなかったか。
ユウは殆どいつもさっさと帰ってしまったけれど こうして余韻を楽しみながら朝を迎えたいと思っていた。
でも、それはユウが僕の腕枕の中にいるはずで、僕がユウにこうして 髪を撫でられてるのは、なんか違う。
違うけど今までになかった安心感にまるで子供の時母に抱かれて眠った時のように深い眠りについた。 



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