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酷使される精神 18 |
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ゆっくりと風呂に入ってきたらしい朝霧がベッドルームに入ってくる。 雄斗は先程と殆ど同じ格好で横たわっていた。そのしどけない姿を確認すると下唇を舐めるように噛んだ。 「先生、男って経験ありますか?俺はないですよ。まぁ、場所が違うだけで やることはたいして違わないか」 そういうとごくりと喉を鳴らして唾を飲み込みバスローブのまま、雄斗にのしかかってこようとした。 しかしそのほんの僅かな隙に雄斗はいかにも自然にそれをすっと避けると朝霧の首の後ろを掴んで 思いきり良くベッドにおしつける。形成逆転だ。 「あぅ……」 朝霧の呻く声はベッドの中でくぐもっている。 雄斗は自分が縛られていた紐を器用に使って朝霧の両手首をあっという間に後ろに縛り上げた。 「お前なんか、俺の趣味じゃ無いけどな。お前みたいな勝手な野郎は身体で 教え込まなきゃ解らないだろう。たっぷり男の味をおしえてやるぜ。バックはバージンなんだろう?」 そういいながら、暴れる両足を器用に避けながら刹那に身体を後ろに返して後ろだけをあらわにする。 「何……」 朝霧が困惑してる間に雄斗の手が朝霧のトランクスに忍び込んで竦み上がっているモノをぐっと握り込んだ。 「い……いたっ」 「なめるなよ。お前とは経験値が違うんだ」 「や、やめ……」 「情けない声出すなよ。さっきまでの勢いはどうした?」 そういうと雄斗は思いきり何も施して無い朝霧の後ろの窄みに指を差し込んだ。 「うぉ〜〜」 色気のない叫びがあたりに響き渡って、思いっきり良く朝霧が後ろに仰け反る。 雄斗はそれをみて少しだけ白けた気分になった。 「た、たすけ……て」 今度は朝霧の声が甘くなる。ますます、雄斗は白けたがそれをおくびにも出さずに 声を低くして朝霧の耳許で囁いた。 「嫌だね。今後もあそこで待ち伏せされたらたまんないからな」 「し、しない、しません。許して」 「これは脅しじゃ無いぜ。教員なんて何時やめたっていいんだからな」 情けない声で哀願する朝霧を冷たい瞳で見下ろすと吐き捨てるように言った。 「お前はまだ、ガキだから特別に許してやる。ただし、2度はないからよく覚えておけ」 そう捨て台詞を残して、雄斗は自分の身支度を整えそのまま出ていった。朝霧は呆然とした情けない顔で雄斗を見送った。完全に雄斗をなめていたのだろう。 雄斗は余裕が出てくると少しだけ朝霧が可哀想な気もした。 自分の女顔に騙されてその気になっただけなのだろう。 それに正直にいえば、あの雰囲気に少しだけ興奮した。竜斗がいなければもしかしたら 勢いで最後までやっていたかもしれない。 節操のない自分の分身が勢いを持ったままなのに気が付いた。 「帰って今日は遅刻しよう、竜も遅刻させてやる」 スキップでもしそうな機嫌の良さで雄斗は捕まえたタクシーに乗り込んだ。 しかし、その時、すでに8時半を廻っており、雄斗はすでに学校を遅刻していた。 もちろん、竜斗はとっくに出かけたあとで、テーブルの上に「今日は体調が悪いので休みますと 学校に連絡いれてあります」と一枚のメモが残されていて、雄斗は脱力してしまった。 |