KARATE2

酷使される精神 3




二人とも汗だくでお互いを貪りつくしている。
「あ……ぁ……ぅう、ユ、ユウ……」
雄斗に好きなように揺すぶられながら竜斗は雄斗の筋肉をみつめていた。
残念だが筋肉の付き方は竜斗は雄斗に適いそうに無い。
ひくひくと雄斗の上腕筋が色っぽく蠢いている。
竜斗は雄斗の表情が見たかったが下からは夢中になって快感を追っている 雄斗の喉の先しか見えなかった。
そこから汗がいくつも落ちていく様はたまらなくエロチックだ。
「おい、まだそんなに締め付けんな。」
あまりに扇情的な雄斗の姿に興奮して力が入ったらしい。
「力を抜けって」
「そんな……自由自在になるか……よっ」
「きついのも悪く無いけど優しく包まれた方が感じるんだ」
(あぁユウ……そんなオヤジくさい事いうなよ)

実は雄斗が竜斗の誤解をいいことに無理に竜斗を抱いてからは一度だって 無理矢理やられたことはなかった。
といいわけしたところで実際のところ雄斗の子鹿みたいな大きな瞳でお願いされて少しだけでも下半身を煽られたら竜斗が抵抗できるわけがない。
二人は殆ど同時に果てて疲れ果てた竜斗はそのまま枕に頭を投げ出した。
竜斗の本音を言えば 今まで付き合ってきた女の子に差程執着がなかったのは、それ程惚れて無かったのだろうと思っていた。
言うまでもなく、雄斗となら、嫌だ嫌だといいながら結局、夢中になって何もかもどうでもよくなり、すべて雄斗のなし崩しになってしまう。

そういうわけで結局その日も色々話したかったのに、訳が解らないままHに持ち込まれ朝を迎えた。 ここ数日間いつもそのパターンの毎日で、就職祝い当日の今日になってしまった。
なかなかお開きにならない居間ではイケメン達と雄斗がよろしくやってるような気がして竜斗は気が気じゃ無い。
やっぱり起きようそう思った時、何者かが部屋へ入ってくる気配を感じた。
「ユウ……?」
ユウじゃない。そう気が付いた時にはベッドに押し倒されていた。
月明かりで微かに浮かぶ姿は光田と名乗って竜のお尻を撫で上げた奴だった。
「失敬な、何するんだ。」
「みんな、楽しくやってるよ。あんた、バックの経験ないだろう?天国にいかせてやるぜ」
(うまくやってるだって?雄斗が?)
自分の貞操がどうこうというより、今、雄斗がおかれてる状況を思うと竜斗は頭に血が昇っていくのを感じた。
「うわ〜〜」
訳の解らない言葉を発して光田を押し退けると居間に飛び込んむ。
「竜……お前」
雄斗が絶句している。
何時の間に脱がされたのか下半身はボクサーパンツだけ上半身はパジャマがはだけて肩から落ちてる状態なのだ。
「色っぽ〜〜い」
「百合カップル誕生だな」
恐ろしい事にイケメン達の瞳は野獣のようにぎらぎら輝きだした。
「ちくしょう、光田の奴うまくやりやがったな」
最後の一言を聞いて雄斗の顔色が変わった。
「おい、光田に何かされたのか?」
竜斗の顎を掴んで睨み付ける。
あまりの展開に竜斗は何が何なのか解らずに後ずさった。

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