KARATE2

ゴールデン・ボーイズ



かちゃりとドアノブを廻す音で雄斗がマンションに帰ってきたのを知る。
「リゾートホテルはどうしたんだよ」
雄斗がぶっきらぼうに尋ねるが声に明るさがあるのを竜斗は感じていた。
「いかないよ。昨日は拗ねて友達の家に泊まったけど」
「友達って誰だよ」
とたんに雄斗の声色が低くなる。
「神崎だよ。結婚案内状が来ていたじゃないか。お祝持っていったついでに いろいろ話しをしただけだよ」
雄斗が黙り込む。
『ごめん』
竜斗がそう言おうと思ったその時だった。
「悪かったな。せっかくホテルをとってくれたのにさ」
雄斗の方から謝るなんて、竜斗があのバージンを捧げた日以来の事だ。
「いや、俺の方こそ大人気なかったよ。空手同好会の子達が羨ましくて」
「ばかだな」
雄斗が竜斗の髪をくしゃくしゃにしてから優しくキスをした。
「明日も学校に行くんだけど、いい?」
「うん、いいよ」
「そのお詫びに今日は竜が王様していいぜ」
「なんでも言う事聞いてやるって事?」
それってなんでもあり?竜斗の妄想が爆発しそうになる。
「さすが竜斗、察しがいい」
そういうと服を脱ぐのももどかしくソファに倒れ込む。
「まず、脱がさせてね」
じっと雄斗が竜斗を見つめている。
「俺の方が照れるじゃ無いか、演技でいいからユウが照れてよ」
「できねぇよ。そんなはずい事」
時間をかけて裸にすると竜斗は新妻が着るような刺繍とフリルいっぱいの真っ白なエプロンを戸棚から出した。
「なんだよ、これ?」
「神崎の嫁さんにやろうと思って買ったけどせっかくの機会だから、雄斗に着せることにした」
「げ、それだけはやめろ」
全裸のまま雄斗は後ずさった。
「俺が王様だったよね?」
その一言に雄斗は瞳でお願いやめてとうるうるさせている。
雄斗にキスしながらゆっくりとエプロンを着せた。
竜斗は最初はそれほど裸エプロンなんて興味がなかったが雄斗が嫌がる様子が竜斗の嗜虐心を刺激させ結局エプロンをつけた。
妙に似合う。
っていうか似合いすぎる。食べちゃいたい程可愛いじゃないか
「ベットに行こ?」
そういいながら、ぐっと雄斗をお姫さまだっこした。
照れるユウが竜斗の胸に顔を埋める。
あぁ、そういうところも犯罪的に可愛いじゃ無いか。
もしかしたら、リゾートホテルにいってユウに好き放題の体位で朝まで攻められるより、ずっといいような気がする。いや、間違い無くいい。
ベッドにそっと降ろすと、フリルのある脇から覗くピンクの突起を甘く攻めた。
雄斗が声を出さないようにぐっと奥歯を噛んでいるのがわかる。
う〜ん、滅茶苦茶興奮するかも。
エプロンの下で雄斗の怒張が竜斗の腹筋を軽く刺激している。
エプロンを持ち上げるとゆっくりとそれを口に含んだ。
「ちょ、ちょっとまて、すぐいっちゃいそう」
「よし、いくのを許可する」
竜斗がふざけてそういいながら、カリの部分を強く舌で刺激した。
「許可しなくていい〜〜〜っ」
そのまますぐ雄斗は男の華を爆発させた。それを雄斗の秘孔に塗り込めながら、じっくりと周りを刺激していく。竜斗の指を雄斗が少しずつ飲み込んでいく。暫く使われていなかったそこは、まるで 初めて経験するかの様に固く竜斗の指を締め付けた。
ゆっくりと指を慣らしながら本数を増やし、反応の良い入り口付近と前立腺を丁寧に刺激した。 ぴくぴくと内部が痙攣するのを楽しみながら、雄斗の顔をみると額にしわを寄せながら、乾いた唇を 舐めるのが見えた。
ごくりと竜斗の喉が鳴る。竜斗もすでに爆発寸前だった。自身の怒張をすこしずつ埋め込んでいく。 雄斗の反応を見ながらすべてを埋め込むと唇を重ねた。 最初はおずおずと、しだいにまるで蹂躙するように大胆に。
雄斗は覚悟を決めたのか、一言も発しなかった。
雄斗の内部が竜斗に慣れ、さそうようにまたぴくぴくと痙攣しだしてから、竜斗は次第に腰を引き、 一気に雄斗の前立腺をめがけて突っ込んだ。
「う〜〜っ」
そのまま竜斗は欲望にまかせて腰を動かし、はっはっという雄斗の息だけの喘ぎを聞きながら 再び立上がった雄斗自身を左手で刺激する。
「あっ」
雄斗が叫んだのと雄斗が果てたのがほぼ、同時だった。
まるで引き絞られるように収縮する内部の刺激を受けて竜斗も自分でも信じられない程長く 雄斗の中に爆発したのがわかった。

雄斗は困ったような顔で天井をみつめている。きっと照れているのだろう。 手早く後始末をしながら竜斗は雄斗の唇をついばんだ。
「さぁ、シャワーあびて食事にしよう」
恥ずかしそうに俯きながら雄斗はゆっくりと自分でエプロンを取り去った。
何か罵倒されるのを覚悟していた竜斗はちょっぴり肩透かしである。
「王様をやらせてくれてありがとう。すごく幸せだ」
雄斗がやっと微笑んだ。
「明日は俺が王様やっていい?」
「うん、いいよ」
なんとなく最高のゴールデンウィークの予感がした。

FIN

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