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Get memories out of mind 2-4 |
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沢田の家の近くの集落に着くと沢田はまるで俺なんか存在してないようにすたすたと自分のペースで歩きやがる。 リーチがちがうんだからさ。ちょっとは気を使えよ。さっきから俺小走りで歩いてるんだぜ? 家に向うのかと思ったら、沢田はなんとそのまま港に入っていく。 俺は慌ててそのまま沢田の後を追った。 そのまま沢田の家に帰って昼飯を食うという俺の予想に反して沢田のやつそのままさっさと一艘の船舶に乗り込んだ。岸壁から多少の距離があるので、俺はひとりじゃ乗り込めそうに無かった。俺はそのまま呆然としてる。 「乗るのか?」 俺はだまって首を振る。沢田がそのまま強い力で引っ張りあげてくれた。 だが、そのまま俺に関心が無いように船の奥まで入っていく。 俺がそのまま付いていこうとしたら、いきなり怒られた。 「来るな」 「どうして?」 「いいからこっちに来るな!」 「なんでさ!」 「来たら犯すぞ!」 俺はあっけにとられる。そんないちいち断りを入れなくたっていつもやってるじゃん? 沢田はぷいと横を向く。俺はなぜかその時、はじめて沢田がちょっと可愛いなと思ってしまった。 ひぐまの様なやつだが、拗ねると印象がちがうかもしれない。 俺は思わず上目使いで沢田を見た。 「だって一人でいると寒い」 沢田は小さくため息をもらす。俺は沢田に借りた長めのダウンジャケット、沢田は黒い革ジャンを着ていた。 誰がどうみても沢田のほうが寒そうだが、沢田はあの頑丈な皮膚の下に毛皮を隠しもってるらしく、寒く無いらしい。 「ほらっ」と革ジャンを俺の方に放って寄越した。 「いいよ」 「寒いんだろ?」 「そっちに行きたい」 なに言ってるんだ?俺……まるで女が甘えてるみたいじゃないか? そう思うと俺は真っ赤になった。 その一言で沢田が怒ったように大股で近付いたと思ったら思いきり顎を上に向かされてキスされた。 キスなんて何日ぶりだろう?俺はなぜか沢田とのキスが嫌いじゃ無いっていうか一番好きだ。でかい両手で俺の頭全体を持ち上げて口の中を沢田の舌が暴れまわってる。 あ、俺……まずいかも、さっき病院のトイレで抜いてくりゃよかった。アレが恥ずいくらいにびんびんだ。 腰に力が入らなくなった俺を片手で持ち上げるように沢田が引き寄せる。 「拓……誘惑すんな……」 「あ……」 「ちくしょう、もうとまんねーぞ」 沢田は俺をいきなり押したおす、ま、まさかここでやらねーよな?お前、そこまで鬼畜じゃねーよな? 俺の願いは虚しく沢田の指は器用に俺の服を剥がしていく。 俺が自分で脱いだってこんなに早くぬげねーよ。どうしてお前はそんなことまで器用なんだよ? 「よ、よせ」 「自分から誘っておいてぬかしてんじゃねーぞ」 「誘ってないったら」 「黙れ!やらせろ!」 俺ってばか!自分からこの状況に持ってきたようなもんだ。俺がこの場でやられちゃう覚悟を決めると沢田はさも軽い小荷物でも担ぐように片手で俺を肩にのせるともう一方の手で脱がせた俺の服を掻集める。そしてそのまま奥に俺を運んでいった。 俺の予想に反して船の中は結構立派な居住空間だ。ちょっとした家の居間並みだ。黒いソファに俺を降ろすと いきなり股間に手を延ばしてきた。 「全く、好きなんだから」 何言ってる?好きなのはお前だろうよ!俺は断じて好きじゃねーっぞ。 せっかく男に生まれて何が悲しくて突っ込まれる方にまわんなくちゃいけないんだよ! でもだからってこんなヒグマを抱こうなんて考える程俺は無謀じゃねーけど…… 「暴れるな、船が揺れる!」 「う〜気持ち悪いはきそう……」 嫌な感じで船がぐらぐら揺れている……俺が抵抗した分、揺れは大きくなり船なんかに乗り馴れて無い俺は思いっきり酔ってしまった。 沢田は俺を毛布でくるむと口に太い指を入れて無理矢理吐かせた。 「く、くるし……」 「暴れるからだろうが……」 沢田は苦笑いをしている。俺は吐き気が止まらず全裸になって船の縁に掴まりげーげー吐いた。色気のかけらもねーや。沢田ってよくこんな俺相手に勃つよな?それが不思議だよ。 誰かに見られると恥ずかしいので俺は沢田が持ってきてくれたコップに入った水で口を漱ぐと沢田が用意した毛布に転がり込む。 それは必然的に沢田の腕のなかに俺が自ら入り込む形になってしまう……これって妙に照れる。 俺はそのままお姫さまだっこで船の奥に入れられた。 外は寒かったが中はさほど寒さを感じない。 「だから暴れるなっていったろうが……」 なんかお前……妙に嬉しそうじゃねーか?こんな弱り切って吐きまくった男相手に変な気をおこしてないだろうな?うわっ!どこ触ってる! 俺の顔を見ながら俺の後ろを揉んでいる……まさか……まさかこんなところでやらねーよな? 「声出していいぜ?」 はぁ〜〜〜っ? 「お前の可愛い声を聞かせろよ」 「や、やだ……」 うそだろ?おい? 「騒いでもここなら聞こえないからな。今夜は凪だし」 そういってにやりと笑った。俺はその顔を見て気を失いそうになる。あぁいっそ失った方がよかったかもしれねー。 第一ラウンドが終わってほっとしてたら、「拓馬が船で寝てみたいっていうから、今夜はここに寝るから」 なんて親に携帯で報告してやがる。 俺は寝たくねーぞ!断じて寝たくねー!アイツは電話しながら俺のナニを弄っているのだ。
俺は反論したくても声を上げると喘ぎ声になるので、必死に声を漏らすまいと手で口を押さえた。
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