ダイヤモンドダスト2

kohinoor 7



 「君の祐也くんを捜すのを協力するよ。もうこんなバカな事をしないって約束する。 だから最後にキスだけさせてくれ」

 二人の間に暫しの沈黙が鎮座し重苦しい空気が流れた。

 森川はふっと緊張を解いて俯いく。

 「いいよ。ただしこれが最後だ」

 そういってそっと瞳を閉じた。 ゆっくりと有賀が近付いて親指だけでくいっと森川の顎を持ち上げる。

 そして微かに触れるだけのキスをした。森川が閉じていた瞳を開けようとした瞬間、 肩から後頭部を掴むと乱暴な噛み付くようなキスに変わる。

 じっくりと口腔内を味わい森川の舌を引きずり出す。森川が苦しがって唇を外そうとするのを 許さずにがっちりと後頭部をとらえたまま、角度を何度も変えながらその形のいい唇を貪った。

 「ふ……っ」

 甘いため息が洩れ、唾液が顎を伝って首筋まで滴り落ちてゆく。

 「卓巳……」

 有賀は一度唇を離してから、森川の色っぽい瞳を捕らえる。

 さらに何度も触れるだけのキスを繰り返す。森川の形の良いピンク色の舌を幾度も嘗めあげ、 唇や歯で甘く扱いた。

 気がつくと森川の腹筋に有賀の固く起立したモノが何度もノックしていた。 そのまま有賀は、森川の腰を掴むとグイグイと自分自身を押し付ける。

 「ふ……あ……っ」

 やっと唇を離した森川は、荒い息も絶え絶えに有賀を睨み付けた。

 「そ、そんな事をしたって……キス……以上はしない」

 「じゃあ、もっと濃厚なキスをしてやろう」

 「い、いいかげんに……しろ……」

 森川の耳朶を奥歯で甘噛みしながら、息を吹き掛けながら囁く。

 「あ そ こ に キスしたい」

 「ふざけんな、そんなのは、キスって言わない」

 森川は怒りに任せて思いきり有賀を突き飛ばした。そしてその反動で森川はそのまま後ろにつんのめって 倒れ込んだ。すぐに立ち上がろうとするが、腰が思うように立たないらしい。

 あははっはははは……っ

 さも可笑しそうに有賀は笑っている。

 「調子に乗るな」

 「好きだよ、卓巳……。キスなんかしたってやっぱり諦められる訳ないけどな。こうして今後もずっと俺はお前を思い出して苦しいだろう。だけど、これは確かに俺が若い頃に犯した罪の報いだよ。どんなに苦しくても甘んじてうけるさ」

 森川は荒い息のまま、有賀を睨み付けている。

 赤く晴れ上がった色っぽい唇とそのきつい瞳を有賀は愛おしそうに、そして寂しそうに見つめ返した。

 「さぁ、君の可愛い坊やを捜しに行こうじゃないか。きっとどこかで独りで寂しがっているよ」

 そういうと森川の腕を掴んで引っ張りあげる。そして形のいい尻の辺りをぱんぱんと 音をたててほろった。

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