ダイヤモンドダスト番外

8月の七夕(18禁)



 ペンションに着くなり、森川はにこっと笑って恐ろしい事をいう。

 「洗ってあげるよ、お風呂にいこ?」

 「へ……部屋の、か……家族風呂でいいです」

 祐也は思いっきり後ろに飛び退きながら、しどろもどろになった。

 「そんなの当たり前じゃないか。何?祐也は露天風呂で洗って欲しかったんだ? 星を見ながらエッチなんてロマンチストだなぁ」

 森川はいじわるそうにみる。単純な祐也はからかいがいがあるらしい。

 「い、いじわるっ」

 「もう、何度も経験があるのに、いつまでも擦れた感じがしないのが祐也のいいところだ。 さぁ、脱がしてあげるからこっちにおいで」

 「自分で脱ぎます」

 祐也は慌てて自分でちゃっちゃっと脱ぎ出した。脱がせるところから森川の愛撫を受けていたら 最後まで理性が持ちそうにない。 そう思いつつ、一度も最後まで理性が保てた事などないのを祐也は失念している。

 だけど、ここは普通のペンションだ。ラブホテルじゃない。 浴室で喘ぎ声なんか出していたら、隣の部屋の人や上下の部屋の人に変に思われるじゃないか。 祐也は慌てて浴室にはいると森川が入る前に鍵をかけた。

 「祐也……そんなことしたら、後で後悔することになるよ」

 森川はさも楽しそうにからかった。

 「ちょっとだけ待っていて。後で一緒に入るから」

 「待てないな……祐也、入れて」

 そんな森川の優しい声は逆に怖過ぎると祐也は経験上知っている。取りあえず急いでバックだけ洗って鍵を開けるとすでに全裸になっていた森川が祐也を後ろから抱き締め 腰を高くあげさせた。

 「自分で綺麗にしちゃったんだ。じゃあ御褒美」

 そういうと後ろの窄みにそっと顔をよせ、すっと舐めあげた。

 「ひゃっ」

 「静かに……隣に聞かれちゃうよ」

 祐也は誰がそんな声をあげさせたんだとばかりに振り返りながら睨んだ。 森川は気にせず、両親指でゆっくりと蕾を広げながら、舌を深くに差し込んでゆっくりと舐めあげた。

 「あ、あ、あ、あぁ……」

 後ろの窄まりをぴくぴくさせながら、小さく開いた口許から喘ぎ声がこぼれ落ちる。 充分に開いた窄まりの痙攣を楽しみながら、両手をゆっくりと薄桃色の突起にふれる。

 「あぁ……」

 「ここも立ってる……感じやすいな…可愛いよ…」

 祐也の頭の片隅で可愛いなんて言われたくない……という気持ちがあるが、 快感のあまり喘ぎ声しか出なかった。

 『ずるいよ、森川さんは……』

 森川は指先でさするように、両乳首を刺激しながら、念入りにバックを舐めあげる。 祐也の唇から甘い喘ぎと共に飲み切れなかった唾液が首筋までしたたり落ちた。

 「充分に綻んできたから、もういいね」

 まるで確認をとるようなその台詞はあくまでも挿入の合図でしかない。 片足を高く持ち上げるといきなり奥まで挿入してきた。

 「あぅ〜〜」

 森川は的確に自分の熱で祐也の前立腺を擦りあげて刺激を繰り返す。

 「すごくいい、祐也の中……溶けちゃいそうだ」

 祐也は窄みを痙攣させながら森川の熱の形を確かめるように締め上げた。

 「祐也……余裕があるな……」

 「余裕なんか……」

 ないと言おうとして繋がったまま言葉は森川の口の中に消える。 後ろに銜えこみながら、キスするとそのまま祐也の意識はどこかに飛んでいきそうになる。

 唇を合わせながらの抜き差しに意識を飛ばされそうになりながら、祐也は必死に森川にしがみついた。

 祐也が夢中になっていると、森川は祐也の身体をバスタオルで拭きながら駅弁スタイルのまま ベッドに運ぶ。その間も抜き差しを繰り返され、祐也自身から、透明な液を零れ落とした。

 「さわってないのにいっちゃったね」

 森川にそう言葉攻めされても、祐也は尚もいき続けこの快楽でどうにかなってしまいそうだと思った。 森川の動きが激しくなったと同時に急に止まり、祐也の中で爆発したのを感じた。

 祐也の前立腺が森川の熱い飛沫で刺激され、祐也は何度も後ろを締め付けながら果てた。

 その後も森川にいいようにされたが、祐也はよく覚えていない。

 後ろのうずきと心地よいけだるさが今朝までの行為の激しさを物語っていた。

 「起きれる?」

 祐也は小さく頷いた。

 今日はずっとベッドにいたい……そう願いながら

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