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冷蔵庫の中にあったものでタイ風チャーハンを作って二人で食べた。当然と言えば当然だが、味なんか良く解らない。ご飯を食べてる間もずっと落ち着かない二人だった。 会話もぎこちない。考えてるのは二人とも同じ事なのだろう。どちらともなく さそってベッドルームに直行した。 「今夜は1階で駿策が寝てるから静かにな」 なんて彼がいうが、俺はすでに興奮しすぎてどうなるか保証出来なかった。こんなにがつがつしている自分を彼にみせるは恥ずかしかった。だが、仕方ない。 「脱がさせてください……」 「あん?そんな恥ずかしいこというなよ」 そういって薄紅色に染まる彼の身体をぐっと引き寄せてどんどん服を脱がせていく。彼は少しだけ身体を捩って抵抗した。俺は無理はしたくなくてじっと葛西さんの顔を覗き見る。 「おい、じっくり見るな……照れるんだよ」 「だって、前は良く覚えてないんです。あんなチャンスは2度はないと思っていたから興奮しすぎちゃって」 「お、お前な……ばかじゃねーの」 「葛西さんの身体……きれいだって噂になってました。僕がじっくりみたいのは当たり前でしょ」 「全く、言うに事欠いて……おやじの身体の何処がきれいなんだよ?] あなたの身体は綺麗です……。ほぅ……っと思わずため息がもれる。噂には聞いていたけれど、真っ白ですべるような肌だった。 今まで、色々な男と身体を重ねてきたがこんな綺麗な肌は初めてかもしれない。 触るとしっかり弾力があり、上半身を全て剥くときれいに割れた腹筋が眩しい。 「乳首……立ってますね」 「い、いうなっ!」彼の頬はさらに赤くなった。 彼の小さな乳首はまるで下半身のそれのように上を向いて快感を主張していた。 掌の腹でそっと撫で上げると「うっ」と彼の色っぽい声があがる。その反応に気を良くして彼の下半身に少しずつ指を降ろしてゆく。 「好きだ……」 そういいながらそっと彼の昂りを握りしめた。 「あぁ……っ」 ゆっくりと上下に扱きながらそっと顔を覗き込む。彼は小さく眉間に皺を寄せた。 「あなたが好きなんだ……」 先に滴るもので彼自身を包むように優しく刺激した。 「さの……っ」 声が甘く変化する。その声を聞くだけで腰がかっと熱くなる。 「ひとつになりたい……あなたの中に僕を導いて……」 彼の俺を見つめる瞳も熱い……俺が暴走する前に彼から俺を欲しがって欲しかった。 「さの……っ!」 「陣平って呼んでくれないんですか?」 「じ、ん……ぺぃ……」 「駿一さん!」 やっと決心したように彼が自分の窪みに俺自身を導いてゆく。 「熱い……」 彼の中は燃えるように熱くそしてじっくりと俺を締め付けてきた。 「あ、あ、あ……」 彼の喘ぐ声が俺の理性の扉を熱く叩く。お前もこちらに来いと言っている。 「すごい……こんな感じ……初めてです」 「ば……か…いう……あぁ〜〜〜っ!!!」 彼の玉のような汗が俺をさらに興奮させた。つい激しく腰を動かしてしまう 「うっ……く」 篭った声で小さく叫ぶと彼がぐぐっと俺を締め付け、そのまま痙攣して男の華を迸らせる。白濁が俺の頬を掠めていった。 俺もなんとかもたせようとしたが、それはとても無理な相談で……そのまま俺も彼の中に熱を叩き付けてしまった。 肩で息をしながら彼がなにか囁く。 「……え?なに?」 「お、同じだ……」 「同じ?」 「フェイントかけやがって……ホッケーと同じだ……お前のセックスは……熱くてそして……すげー技巧の持ち主だ……」 彼の感想めいた言葉に俺は思わず吹き出した。 葛西さんも荒い息のまま笑ってる。入ったままの俺が彼の中で再び勢いを取り戻す。 「もう、一度いいですか?」 「ばっ……俺を殺す気か?む、無理!」 逃げようとする彼の腰をぐっと掴むと俺は第二ラウンドの体勢に入っていった。 今夜は、きっと止まれない。 |