シュー・ア・ラ・クレーム

chou a la creme 12



その夜の出来事はまるで夢のようだった。
いやむしろ悪夢というべきかもしれない。 本郷は大沢にお姫さまだっこでベットに運ばれたのだが、何も拒絶の言葉を言う事ができなかった。 本郷の唇を優しくノックする大沢のキスにそっと口を開くと大沢の舌が大胆に入り込んでくる。 お互いの舌を絡めながら激しく口内を貪りあう。 大沢は本郷のネクタイを抜きながらあっという間にシャツのボタンをはずしていく。
(慣れてるんだな....)
本郷の脳裏にその言葉が浮かんだとたん、自分でも理解出来ない胸の奥につかえるものが込上げてきた。
「離せ」
少しの隙に本郷は大沢の腕をすり抜けると全裸のまま、ベットルームから逃げ出した。
「喬、まて」
大沢が最後まで言い終わらないうちに、本郷は何かに突き当たった。 おおきな手が本郷の細い肩を掴む。その手に本郷は記憶があった。
「これは、これは、眼の保養という感じ」
本郷に突き当たり受け止めた者。それに本郷は自分の眼を疑うように大きく瞳を開く。 そう、それはミッシェル・サンダースだったのだ。 それに空耳で無ければミッシェルは日本語を話していなかったか? 本郷が不安そうに大沢の方へ振り向くと困ったように微笑む大沢がいて、 その上、いつの間にか後ろにまわっていたミッシェルがその大きな腕で本郷の腕を羽交い締めにする。 いやだ、やめろ離せ。本郷がいくら大きな声で喚こうと、ミッシェルはぬいぐるみでも運ぶように 軽々と本郷をベットへ運んでそのままベットへ倒れ込んだ。
「お前達、グルだったんだな」
「今は何をいっても信じてもらえないね」
大沢は少しかなしそうな顔をしながら、キスをする。
「のろまな野郎だ。まだやっていなかったのか」
ミッシェルはそういって大沢を揶揄した。
「本当は合意の上でいたかったけど、どうせもう、チャンスももらえない。 君の身体を傷つけたくないんだ。頼むから抵抗しないで」
だからといって抵抗せずにいられない。 そしていくら抵抗しようともミッシェルの頑丈な腕と足が本郷の身体を羽交い締めに したまま、自由に動かす事を許さなかった。
「このまま、やったりしたら、お前の事憎んでやる」
「何もしなくたって、どうせ憎まれるんだ。とことん、憎むと良いさ」
大沢は開き直ったようにそういうと本郷のものをそっと口に含み舌と唇でそれを 育て上げるようにした。
「あぁぁぁ、あ、あ、あ.......」
あまりの舌の巧な動きに自然と声があがる。この快感に本郷は抜け出す術をしらない。
「あぁ、そんな声を出したら、たまんないや」
背後からその布越しにミッシェルの巨大なモノが立上がって背中をぐいぐいと押してくる。

BACK  WORK  TOP NEXT