嵐の予感 3

60000HITキリリク18禁(ユリエさま)



 桜宮の指がゆっくりと嶋田の躯の形をなぞっていく。 嶋田はなんとか逃れようと動くが、桜宮の筋肉質な躯が重くのしかかり身動きがとれない。 桜宮は手慣れた手付きですばやくシャツのボタンを外していく。

「あの、待ってください……ほんとに……」

 桜宮は無言で嶋田の顔を穴があかんばかりに見つめた。

「あの……」

 嶋田は言葉を続けようとするが震えて歯がカタカタ鳴った。 そんな嶋田の様子になぜか桜宮の瞳がそっと閉じられた。 綺麗だ……男に対して、しかも上司の社長に対して唐突にそう感じるのは自分でも不思議だったが そう感じた瞬間に嶋田自身も反応してしまう。

 ゆっくりと桜宮の顔が近付いてくる。嶋田はやっと覚悟を決めて眼を閉じた。 このまま強引なこの男に振り回されるのは悔しいが、自分の中にはさっぱりこの強引な男に対する嫌悪が生まれて来ない。これはもう、そういうことだ。

「こんな経験は初めてなんです。お願いだから……」

 下唇を甘噛みされ吸い取られて最後まで話す事ができない。桜宮は無言だがその行為は信じられない程甘かった。 ゆっくりと嶋田の唇を味わいながら肩口に手を這わせゆっくりと脱がしていく。 その指先が熱い。指先の感覚を味わうように感じるとぴくっと身体が跳ねていく。 手の腹でゆっくりと円を描いて嶋田の身体をなぞっていく。

  気がつくと嶋田は全裸だった。 ゆっくりと脱いでゆく桜宮のみごとな筋肉と自分のそれを比較すると自己嫌悪に陥ってしまいそうだ。 同じように全裸になった桜宮の温もりとがっちりと盛り上がった筋肉が肌を通して伝わってくる。 背中に回された指先から快感が全身を駆け抜ける。 背中にも性感帯があるのは女性との性交渉で知っていたが自分が感じるのは初めてだった。

 すこしずつ力が抜け桜宮のなすがままになっていた。桜宮がそっと嶋田自身に手をそえると ゆっくりと顔を降ろした。急に生暖かい感覚に包まれた。

「ちょ、ちょっとまって」

いきなり含まれ弄ばれる。

「汚いってば、放せ、嫌だって……あ、あ、あ〜〜っ」

 思いっきり男の華を迸らせた、恥ずかしさに声も絶え絶えになったが、そっと離れた桜宮に やっと行為が終わったのだとほっとした。

 しかし、あっという間にうつ伏せにされ生暖かいものを後ろに感じた。

 まさか……。

 自分の放ったものを後ろに塗り込められたと知って思いきり嶋田は暴れだした。

「じっとしてろ」

 先程とは違う容赦の無い声が飛ぶ。 何かがぐっと嶋田の後穴に入ってくる。ぐるぐりとまわされてそれが指だと解ったのは さんざん、叫んだ後だった。 少し慣れてくると指を増やされ思いきり仰け反ってしまう。 もう嫌だと思いながらまた、絶頂の波が襲ってきた。 イクと思った瞬間指で自身を締め付けられ、知らずに腰が動いていた。 桜宮の怒張があてがわれた。

「うぅ〜〜」

 ねじ込むように押し入ってきたそれは、覚悟したほどの痛みはなかった。 圧迫感でそのまま上にずり上がろうとする嶋田の腰を桜宮はゆっくりと自分の方に 引き寄せると耳許でささやいた。

「すごく熱い。やっぱり今までの中で一番いいぜ」

 嶋田が少しだけ力を抜くとさらに腰を限界まで押しすすめる。

「全部入ってるのが解るか?」

 そういうとゆっくりと抽送を始めた。 桜宮のなすがままでがくがくと揺すぶられながら、嶋田は再び絶頂に向おうとしていた。 陰微な音と供に桜宮の動きが早くなり、唐突に止まった。 嶋田はなかで桜宮が熱く何度も弾けたのを感じ、搾り取るように自らの意識でそこを締め付けた。

「初めてにしては上等だ。次回はもっと感じさせてやろうな」

「何度も同じ手にそう何度も引っ掛かるもんか」

 憎まれ口を叩きながら、これが終わりではなく始まりであることに 喜びを感じてしまう嶋田だった。

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