【今週のインプット10月17日号】

薔薇

薔薇はBelne's Loveの象徴的な花である。
スーヴヌィール・ダレキサンドリア・ベルネは、薔薇の名前だ。
83年に蒼の男を描いたときふとつけた章題と、同名の小説があると知ったのは、その小説の映画化作品が話題になったときだった。宗教的にも意味深い暗喩を含んだ花なのだと、実感した。

薔薇は十字架上の戴冠の象徴であり、また、七花弁の花そのものが宗教上の象徴でもある。
SACRIFICEの象徴であるその花は、また螺旋状でもあり、血の色を湛えてあり、死をも象徴する。

薔薇は、輝ける不吉さを持っている。

Belneを象徴するのが黒薔薇で有れば、gardieを象徴するのは青い薔薇だ。

今は、花店の表舞台から姿を消した青薔薇の傑作にスターリングシルバーと言う薄紫の薔薇がある。ともすれば淡い灰色にさえ見える、青と言うより、銀色の花。
品種としての不安定さがあったのだろうか、今ではほとんど見かけない。
大輪の、芳香高い麗しき青薔薇である。

余談だが、1977年お忍び来日したある人にこの花を友人に託しプレゼントしたことがある。
好きな色だと、その人は言ったと、友人から言づてに聴いた。

銀を連想する淡い青紫の薔薇。
それは鮮紅色を秘めた血の色の黒薔薇とともに、Belne's Loveの一つの象徴である。

ちなみにBelneの好きな薔薇は、
ジュリア
ブラックティー(これは品種誕生の頃のバラ色が好き)
パパメイアン
ニコル
スターリングシルバー
等々・・・・
最近は、本当にバラ色の薔薇もいいなあと思うようになった。