学問という荒野に咲いた一輪の白百合としての数学
UNDER CONSTRUCTION!!

きみは谷のゆり,あしたの星…
この世でもっとも美しい美しい学問,「メタファーの花園に咲いた一輪のあじさいとしての((c)小島寛之 新評論)」数学の魅力を数学史などを通して広めたいという野望は現在構想中です。

BOOKS
 何はなくとも,おすすめ本(順不同)

●『ゲーデル・エッシャー・バッハ』D.R.ホフスタッター 野崎昭弘・はやしはじめ・柳瀬尚紀訳 白揚社
 こんな本がベストセラーだったのはいつでしたっけ?
●『数学と文化』赤攝也 筑摩書房 ☆
放送大学(ラジオ)の「数学と人間生活」のテキストに加筆したもの。
●『数学的思考−ピタゴラスからゲーデルへの可能性と限界』オスカー・ベッカー 中村清訳(佐々木力 序)工作舎
●『幻想交響楽マテーシス』林一 日本評論社 ☆
●『数学のあけぼの−ギリシアの数学と哲学の源流を探る』アルパッド・k.サボー 伊東俊太郎+中村幸四郎+村田全訳 東京図書
●『歴史の中の数学』Ch.J.スクリーバ・S.ボホナー・R.L.ワイルダー・H.ガイリンガー 本橋信義・安藤洋美訳 平凡社[叢書]ヒストリー・オヴ・アイディアズ
●『身近な数学の歴史』船山良三 東洋書店 ☆
●『数学近未来』森毅(構成・演出) 培風館 ☆
●『数学序説』吉田洋一・赤攝也 培風館 ☆
●『ゲーデルの世界』廣瀬健・横田一正 海鳴社
●『数学から超数学へ』F.ナーゲル はやしはじめ訳 白揚社
●『数学の思想』村田全・茂木勇 NHKブックス ☆
●『人間と数学』赤攝也・吉田夏彦 朝日選書 ☆

以上は専門書ではないので特別な知識を前提としていませんが(さすがにゲーデルはむずいかも),中でも比較的読みやすいのは☆です。



 「現代思想」(青土社)の8月号が「特集 二〇世紀の数学−無限・連続・パラドクス」です。もうすっかりばかだしーと思いながらも買いました。いま更にばかものなので論評は避けますが(ていうかできない),文系の方にはこういうアプローチの方が面白いかもしれない。ブルー・バックスなんてくだらないし(個人的にねっ)。ただ,文系(特に思想系)の先生方は,美しい勘違いをされてることが多いので,割り引きながら読みませう。(文系・理系ってカテゴライズがナンセンスなのはわかってますが)
 「二〇世紀の数学」っていうのはたぶん現代の数学はどうなってるのかっていう話ではないと思います(まだ読んでないもん)。数学ってのはいつの時代もそれ自体に裏切られながらも,真実という幻を追い求める,普遍に憧れるという,人間が人間たる拠り処,「世界を記述する」という壮大な幻想であるのですが(ホントか?),今世紀においては「美しい定理にエレガントな証明は存在する」という夢が絶望的になってしまったわけで,結局,数学ってのは,永遠に手の届かない儚い夢なのかもしれません。なんてね。

 他に,かなり前のものですが,バックナンバーをおいてあるお店ならあるかも(だって最近こういうのないんだもん。見落としてるのあったら教えてねっ)。
「現代思想」1990年10月号 特集:数学の文法(青土社)
「現代思想」1989年12月号 特集:ゲーデルの宇宙(青土社)
「philosophical quarerly 哲学 ars combinatoria 5」特集:神の数学−カントールと現代の集合論(哲学書房 1988)
Aug. 1997


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