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丸沼自然遊歩道は、大尻沼から丸沼の湖畔を散策する道です。
東京電力の大尻沼止水場から丸沼ダムまで1.8キロは、丸沼側に比べて人手による整備が余りされて
いませんので、よく言えば自然そのものの小径です。
道幅が狭い箇所、倒木等の障害物、アップダウンのきつい箇所も若干有ります。よってハイヒールや
サンダル履きでの散策には不向きです。しかしながら、人工的に良く整備された遊歩道には無い自然の
醍醐味が楽しめます。
小鳥の囀り、草木の香り、そして静寂、貴方の五感が研ぎ澄まされていきます。右手に大尻沼の美しい
湖畔を見ながら約1キロ程歩きますと、大尻沼湖畔で一番のビューポイントに辿り着きます。



そこはかって昭和初期に、丸沼ダムの建築に携わっていた人たちの飯場の跡地です。
今はその基礎コンクリート部分だけがコケに包まれひっそりと形を残っています。
山深い寒冷地での建築作業はさぞかし大変な事か、容易に想像できます。疲れた体を癒すため、
毎晩のように酒宴が開かれていたのでしょうか・・・・
ここからの景観が丸沼ダムや大尻沼を美しさを見渡せるビューポィントです。
また、クリンソウの群生地て゜湖岸の湖面に映し出されるピンクの花びらと、遠くの湖面に羽を休める水鳥とが
印象的です。山々に囲まれ、どこまでも透き通った湖、羽を休める水鳥達、牧水はこの光景を見て歌にしたの
でしょうか。
『 登り来しこの山あひに沼ありて 美しきかも鴨の鳥浮けり 』
牧水
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一息入れたり、お腹がすいた人は、ここでお弁当を食べるのも良いでしょう。
ただし、くれぐれもゴミはお持ち帰りください。私達、一人一人の環境に対する愛情が、人類や生物に
対して自然はその恵みを与えてくれるのです。
一休みしましたら、大尻沼と丸沼とを堰きとめている丸沼ダムまで行きましょう。あいにく、丸沼ダムは
一般の方は立入禁止となってるため、ダムの上から美しい湖畔を見ることや通行することが出来ません。
東京電力さんの人員配置や安全管理上の問題によるものと思われますが、このように素晴らしい景色を人々
に開放しないのはとても残念です。この国の美しい自然の景観は国民のものと思うのですが、企業論理が
優先してしまうのでしょうか。
丸沼を愛する会は、今後も粘り強く東京電力に通行禁止の解除をお願いする所存です。それまでの間は、
ちょっと風流に対岸を渡し舟で往来させる、"牧水の渡し"を作りました。 牧水の渡し
私の個人的な夢は、この大尻沼に吊り橋を架けることです。私が生きている間に実現できるか否か分り
ませんが、いつの日か、この湖に吊り橋が架かり、多くの人々がこの自然あふれる美しい景色を容易に
楽しめる日が来る事を夢見ています。

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丸沼ダムの大尻沼側から丸沼湖畔、環湖荘の駐車場までは約2キロ有ります。
大尻沼側に比べて、道が良く整備されています。途中、丸沼の背後に日光白根山山頂が首を覗かす
ビューポイントも有ります。ダムから1キロ位進みますと、丸沼の湖畔を歩けるようになります。
この丸沼湖畔での景色がまた素晴らしい!! 何度見ても新たな感動を覚えます。春から夏にかけての新緑、
そして燃えるような秋の紅葉、湖面は静かに、そして、どことなく切なく四季折々の顔を写しだします。
丸沼自然遊歩道は約3.8キロの道のりですが、大自然を身近に感じ心身ともリフレッシュされるでしょう。


丸沼周辺地図 →@周辺マップ
→A広域地図 (固定) Mapion BB
→ Bオンライン地図 ( 可動) Mapion BB
( DATA )
撮影年月日 2007年5月24日、6月20日
天候 晴れ
コースの全長 約3.8キロ(平坦な道だけでは有りません)
所用時間 2〜3回短い休憩を取りながらの散策で約2時間、ただし片道です。
カメラ CANON IXY
DIGITAL
300
photo
by H.Kitamura
文責 喜多村裕明
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