基本ルールを守ろう!

連盟通信(11/014)
再び重大なアーチェリー事故が発生しましたのでご報告します。今後事故ゼロを目指して安全規定の遵守を切にお願いします。

1.4月24日、大阪府某高校アーチェリー部が部活中、発射した矢が的上の屋根に乗ったので、他の部員が矢を回収して屋根から降りる際、左手人差指に装着していたフィンガースリングが屋根の一部に絡まってしまったのを気づかず、途中から地面に飛び降りてしまい、左手指が吊るされ左手人差指が損傷してしまった。

2.5月19日15時30分頃
長野県某市立アーチェリー場で数名が練習中、70mを練習中のA氏が発射した矢が左に逸れ、50mを練習中の某高校アーチェリー部員Bさんの右腋の下に矢が刺さった(70mと50mの的間距離は約9m)。内臓 骨などに損傷無く比較的軽症だったのが、「不幸中の幸い」であった。

通知
1)全日本アーチェリー連盟ホームページ 「安全のために」を遵守すること。
2)安全マナー第2項「射つ人の前方、または前側に立たない」を守れば、2.の事故は発生しなかった。
3)的間距離9mは、常識的には矢が逸れることは考えにくいが、現実に起こってしまったことであり、「一斉矢取り」以外に解決策はない。警察の捜査と並行して原因は追究する。
4)1.指の損傷事故は、本人の不注意と言えばそれまでだが、指導者は、練習時選手生徒が「注意散漫」にならぬよう、「浮かれ」過ぎぬよう、充分な注意を促すこと。

以上、日頃の練習時の事故であり、「ついうっかり」「まあいいだろう」「無関心」が事故に共通した問題と言えます。日頃から充分な注意と配慮、そして問題意識を持つことが事故防止につながります。5月28日理事会、29日総会を予定しておりますので、最重要課題として付議し、改めて皆様にご通知いたします。

全日ア連総務第11−014号
平成23年5月23日
公益社団法人全日本アーチェリー連盟
理事長 島田晴男
表題  
すべてのアーチェリー関係者の皆様へ
の記述に誤りがありましたので、お詫びとともに訂正します。

事例2
発生日  平成22年6月11日
場 所  群馬県内公営アーチェリー場
内 容  同アーチェリー場で県内某高校アーチェリー部生徒が練習中、全員が行射を終了していないのにもかかわらず、矢取りに行く生徒がいたので、練習予定で訪れた同県アーチェリー協会員Aが見て、同高校顧問に注意した。

対 策  県アーチェリー協会は、事実を確認し、
1.矢取りは同時に行うこと
2.射線を統一すること(本件には該当しない)
など、基本的な安全策を指示、同時に本連盟が制定している安全規程の遵守を指示した。

以上、当事者双方から、前出の記事の誤りを指摘されましたので訂正いたします。
いづれにしても、大きな事故になる要因を含んでおりますので、事故の根絶に向けてご協力をお願いいたします。
なお、訂正前の記事(事例2)は、削除しました。

平成22年7月28日
社団法人全日本アーチェリー連盟
  専務理事 島 田 晴 男

すべてのアーチェリー関係者の皆様へ

昨年11月の悲しい事故以来、皆様の安全に対して真剣な取り組みをしていただいておりましたが、残念なことに最近、2件の事故、危険行為が発生してしまいました。事故等の概略を開示いたしますので、安全のための指導・管理に生かして下さるようお願いします。

事例1

発生日 平成22521

場 所 和歌山県内某高校練習場

内 容 部活動練習中に、他の生徒が70m行射中、同一射線上で1年生が近射をして    いたところ、矢が近射台の畳の縁に当たり、大きく跳ねて、同一グラウンド内    で練習中の陸上部生徒の左腕に当たった。

               直ぐに病院へ搬送し処置を行うなどした。外傷の程度は縫合の必要が無く、     神経・骨等にも異常なく大事に至らなかったことは不幸中の幸いであった。

対 応   怪我をした生徒への謝罪、事故当事者生徒へのケア、練習の自粛、全国高体連     アーチェリー専門部をはじめとする関係各団体への報告を行った。

対 策 1.70m射線上での近射はとりやめ、安全を確保できる場所で近射を行う
    2.顧問は練習に必ず付き添い、安全の確保に努める。
    3.定期的に、県アーチェリー協会が練習環境の点検を実施する。

事例2

発生日 平成22611

場 所 群馬県内公営アーチェリー場

内 容 同アーチェリー場で、県内某高校生徒と同県アーチェリー協会員Aが練習中、           Aが行射中にも係わらず、生徒が矢取りに行ってしまった。生徒を注意したに        も係わらず言うことを聞かず、指導の顧問も生徒の行動を是認する発言をした。
対 策 県アーチェリー協会は、事実を確認し、

           1.射線を統一すること
    
2.矢取りは同時に行うこと
       など、基本的な安全策を指示、同時に本連盟が制定している安全規程の遵守を
       指示した。

以上、2件の事例を記載しましたが、それぞれ大きな事故となる要因を抱えており、関係者全員が、自分のこととしてご理解いただき、事故の根絶に向けて更なるご協力をお願いいたします。

全日ア連総務第10-23

平成22713

              (社)全日本アーチェリー連盟

専務理事  島 田 晴 男

アーチェリー場高2死亡事故、同級生を書類送検 警視庁

2010.3.5 11:40

 東京都目黒区目黒の区勤労福祉会館のアーチェリー場で昨年11月、練習をしていた私立高校2年の男子生徒=当時(16)=の額に矢が刺さり死亡した事件で、警視庁少年事件課などは5日、重過失致死の疑いで矢を放った同級生の男子生徒(17)を書類送検した。同課によると、同級生は「(死亡した生徒が)ふざけているのかと思って矢を向けたら、力が抜けて手を離してしまった」と話している。

 同級生は事情聴取に「申し訳ないことをした。ごめんね」と繰り返しているといい、警視庁は「十分反省しており、中等少年院送致が相当」との意見を付けて送検。また同日、山下史雄生活安全部長名で、全日本アーチェリー連盟、都教育庁、都生活文化スポーツ局に再発防止のための安全措置を講じるよう文書で要請した。

 警視庁は当初、施設管理者や学校の管理責任についても捜査していたが、同級生が人に矢を向けた責任は重いこと、当日は自主練習だったことなどから、立件を見送った。

 同課によると、同級生は昨年11月4日午後4時45分ごろ、アーチェリーのカーボン製の矢(長さ約70センチ)を男子生徒に向けて発射して額に刺し、死亡させた疑いが持たれている。

 当日は自主練習をするため放課後に2人で同会館を訪れたが、死亡した男子生徒が先に打ち終えて矢を拾いにいこうとしたところ、同級生が約5メートルの至近距離から矢を発射。直後に男子生徒は刺さった矢を自分で抜き、救急搬送中も意識はあったが、その後意識不明となり、同月8日に死亡した。死因は外傷性脳挫傷で、頭蓋骨の後頭部にもひびが入っていた。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100305/tky1003051222001-n1.htm

年内に安全講習会を
高校生の死亡事故受け全日本アーチェリー連盟

11月14日16時45分配信 時事通信

 全日本アーチェリー連盟は14日、東京都内で臨時総会を開き、各都道府県連盟、高校体育連盟アーチェリー専門部などの加盟団体に対し、指導者らへの安全講習会を年内に実施するよう求めることを決めた。都内の高校アーチェリー部に所属する生徒が練習中に放った矢が、同級生の部員の額に刺さって死亡した事故を受けた措置。講習会の実施報告書を来年1月8日までに提出させる。このほか、9項目の「安全宣言」を採択した。
 昨年も神戸市内の高校アーチェリー部員の誤射による負傷事故があった。全日本連盟の島田晴男専務理事は「基本の基本が守られなかった。厳しく再教育してもらわないといけない」と話した。

東海大付属高輪台高校生徒 アーチェリー事故で死亡

11月09日20時00分  教育情報ポータルサイトeduon!

 東京都目黒区の勤労福祉会館洋弓場で2009年11月4日、東海大付属高輪台高校アーチェリー部の練習中に別の生徒が放った矢が眉間に刺さり、意識不明の重体となっていた2年生の男子生徒(16)が8日午前5時すぎ、入院先の病院で死亡したと発表された。

 警視庁目黒署によると、男子生徒は東京都目黒区の勤労福祉会館洋弓場で練習中、カーボン製の矢(長さ約70センチ)が刺さり、病院で外傷性くも膜下出血などと診断され、意識不明となっていた。
 矢を放った同じ高校2年の男子生徒(17)は「ふざけて矢を向けていて、誤ってうってしまった」と話している。警視庁目黒署は重過失致死の疑いもあるとみて司法解剖をして死因を調べるとしている。

http://eduon.jp/news/crimes/20091109-001175.html

目黒区福祉勤労会館
読売新聞



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