時は未来。
ここは国立 足茂父学園。
一見、どこにで、あるような学校の校門。
今朝も元気に生徒が登校する、そんなどこにでもある風景です。

「おはよう、ね!昨日の番組、見た?」
「宿題忘れちゃった、後でノートみせて」


ただ一つ違うのは、あまりにも個性的なそのかっこう。
髪型はさまざま、服装もいろいろ。
みな、てんでばらばらではないですか。
もしや、ここの生徒は皆、校則違反の不良さんなのでしょうか?

いいえ、それは違います。
ここ学校の生徒達はみんな、『ロボット』だったのです。

高度に発展したロボット達。
この時代、人間社会に溶け込むため、より人に近い「個性」が必要とされていた。
だが個性をはぐくむには、従来のような知識のコピーでは無理。
検討に検討を重ねた結果、ある提案なされた。

『コピーは最小限にして、それ以降は人間と同じく教育すべし』

そして、この専門教育機関が設立とされたのである。
以降、ロボットはこの学園で、人間社会の常識、知識を義務教育で学ぶ。
そして数年後、はれて卒業した生徒が社会へと旅立っていくのだ。

しかしまあ、そのあたりは知っても知らなくても良い話。
とにかく、あなたは先生となって、生徒達を見守っていく、これはそういうおとぎ話。

「おはよう先生!今日もいろいろ勉強しようね」

第一回
桜咲く入学式
アオイのお話

第ニ回
心のなかに芽吹くもの


シズカのお話

第三回
アジサイ姫の憂鬱

第四回
夏〜朝顔のように 
前編

第五回
夏〜朝顔のように 
後編




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