◆ 京都 / 宇治 ◆


date ◆◆◆◆ 11〜12-DEC-2002
stay at ◆◆◆◆ Kyoto Granvia Hotel
by ◆◆◆◆ Shinkanasen


◆◆◆ 久しぶりのひとりたび。といっても、大阪での仕事の前に一足はやく京都に行こうと思い立ち、一泊余分に泊まっただけなのですが。冬の京都は予想以上に寒かったけれど、それ以上に静かで空気が澄んでいました。行く所いくところ、人気も少なく、ゆっくりと自分のペースでまわれてなかなか好い旅に。

◆ 出発まで忙しくて時間が無かったので、行きの新幹線の中で予定をたてることに。しばらく訪れていない『河井寛次郎記念館』にも行きたいし、初夏に母と行った『大山崎山荘美術館』の冬景色にも惹かれるし・・・最終的には、修繕工事も終わり昨年新しく『鳳翔館』というミュージアムもオープンした、宇治の『平等院』に行くことに決めました。宇治へは京都駅から奈良行きの電車に乗り換えて30分。京都の街は意外と狭いなーと思わせる景色で、ホームに降り立つとすぐ近くまで山が迫っています。宇治に着いたらまずお昼ごはん。『中村藤吉本店』という創業安政六年(1859年)という製茶問屋さん。閉鎖的な造り、思いきって暖簾をくぐるとなんということもなく、立派な松の中庭を抜けて、ここも昨年できたという喫茶スペースに。温かい抹茶にゅうめんをいただきました。

◆ 身体も温まり、気合いを入れて寒空の中『平等院』へ。ここには学生の時に古美術研究旅行というので訪れたことがあったのですが、当時は工事中でブルーシートに覆われているという不様な姿。しかも夏の暑い盛り、長い旅行の途中だったので、疲れ果てていてあまり印象にありませんでした。ただひとつ覚えているのは鳳凰堂の如来様のお顔の部分の格子が無く、池越しに望めるということ。その記憶は正しく、鳳凰が羽ばたいているようなかたちの鳳凰堂全体を眺めながら、正面に如来様を拝める。一石二鳥の造り。他に観光客がが数人しかおらず、30分毎に行なわれる鳳凰堂の拝観は、案内の方ひとりに私ひとりという贅沢な時間を過ごすほど。新しくできた『鳳翔館』もゆっくりと観てまわれ、改めて訪れてみた平等院は、以前と全く違う印象を受けました。

◆ 『平等院』を後に、宇治川を渡る。ちょうど日が暮れる頃で宇治橋からの景色はとてもきれい。張り詰めた空気のなか、夕焼けをいつまでも眺めていたい、と。でもひとり旅で一番避けたいのは、日暮れ後のひとり歩き。平等院と同じく世界遺産に指定されている『宇治上神社』に急ぎます。ここは日本最古の神社建築。大分奥まったところにあるので普段からあまり多くの観光客は来ないようで、国宝ながらにじっくりと対面することができます。本殿の右側には飲用はできませんが水場があり、そこの水で車を洗うおじさんの姿が。なんだか地元の人に、大分愛されている場所のようです。

◆ 宇治に来たならと、帰りがけにお茶を買いに。お店に入るなり京都の方らしい物腰で、何歳くらいの人に買うのか訪ねられ、京都の人に警戒心を持っている私は(なんだか恐いのです…)緊張して適当に自分にと30代くらいの人にと、なぜそんなことを聞かれるのだろうかと思いながら答えました。聞くと、それぞれまろ味とういうか渋味が異なるようで、言われるがままに若い人用と30代くらい用のお茶をいただいていくことに。でも若い人用のお茶もとても香りがたかく美味しいものでした。

◆ 慌ただしく翌朝には大阪に。けれど、たった一日の旅でもひとりでじっくりまわったせいか、とても好い想い出になりました。次の関西は『大阪モダン建築巡り』になりそうです。お楽しみに!

◆ jump to → 平等院 / 鳳凰堂・鳳翔館

  • 平等院
  • 宇治上神社
    • add:〒611-0021宇治市宇治山田59
  • 中村藤吉本店
    • add:京都府宇治市宇治壱番十番地
    • tel:0774-22-7800
  • 赤門茶屋(お買い物をしたお茶やさん)
    • add:宇治市宇治平等院表門前
    • tel:0774-21-2058
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